9月2日、愛知県田原市に行ってきました。わたしが住んでいる木津川市から4時間近くかかりました。講座で頼まれたのですが、講座のタイトルは、出版した本の題名と同じ「自分らしい終末や葬儀の生前準備―「生老病死」を考える」です。女性問題を考えているグループが呼んでくれたのに、このテーマになると、男性の参加者が多いです。今回も三分の一くらい男性だったので、驚きました。
レジュメに沿って戦前の家制度の祭祀権を話し、戦後の今の状況を話していきました。家制度とか祭祀権とかに興味を示さない人が多いのがわかって、急遽本のなかに登場する友人の事例を話しました。
その友人は、女性問題をやり、きちんとものをいう人です。夫が亡くなったとき、葬儀のこと、お墓のことなどを自分で決めることができた人です。その友人が、夫の姉から「霊柩車がそれじゃかわいそうだから、ランクを上げて」といわれたのです。そのとき、自分で決めていたので、それでいいと思ったのに、反論できず、夫の姉からのことばに従ったのです。
後、わたしに話してくれたのは、「5万円も高くついたし、そのお金を姉が払ってくれるわけでもないのに、わたしがいうままになってしまったことに腹が立った」でした。
葬儀にかんして、亡くなった人の親戚のうるささは昔からいわれます。どうして黙っておれないのでしょう。「口を出すなら金も出してほしい」ということにならないのも、理不尽なことです。
わたしの場合は、つれあいの関係者が何もいいませんでした。その理由はわかりません。
わたしの友人と同じような体験をされた方はいないでしょうか。
どうしたらいいものか、今後の課題です。
レジュメに沿って戦前の家制度の祭祀権を話し、戦後の今の状況を話していきました。家制度とか祭祀権とかに興味を示さない人が多いのがわかって、急遽本のなかに登場する友人の事例を話しました。
その友人は、女性問題をやり、きちんとものをいう人です。夫が亡くなったとき、葬儀のこと、お墓のことなどを自分で決めることができた人です。その友人が、夫の姉から「霊柩車がそれじゃかわいそうだから、ランクを上げて」といわれたのです。そのとき、自分で決めていたので、それでいいと思ったのに、反論できず、夫の姉からのことばに従ったのです。
後、わたしに話してくれたのは、「5万円も高くついたし、そのお金を姉が払ってくれるわけでもないのに、わたしがいうままになってしまったことに腹が立った」でした。
葬儀にかんして、亡くなった人の親戚のうるささは昔からいわれます。どうして黙っておれないのでしょう。「口を出すなら金も出してほしい」ということにならないのも、理不尽なことです。
わたしの場合は、つれあいの関係者が何もいいませんでした。その理由はわかりません。
わたしの友人と同じような体験をされた方はいないでしょうか。
どうしたらいいものか、今後の課題です。