秋葉原の殺人事件から・・・

少し報道も落ち着いたかな？
卯月さんのブログで紹介されていた記事。
　　　　ココ↓
そろそろ秋葉原の事件について語ってみるか

なるほど～、卯月さんの言うとおり、
言いたかった事が殆んど書いてある！
文章もすごく上手で、とてもわかりやすく書いてあります。
そうそう、そうなのよお～。と１人頷いてしまいました。
ぜひ、一度読んでみてください。

と言う事で、私も卯月さんと同じく、書く事がない！
なので、恐らく今回の事件の犯人は死刑になるのではないか？という事を前提として、
今までにも、このブログで死刑についての私なりの考えを書いた事がありますが、
でもあれから少しだけ考える事があったので、
死刑についてちょっと書こうと思います。

私は、もし自分の子が人を殺したら、死刑になっても仕方がないと思っています。
それは、命は最も大切な物だと思うからこそ、
その大切な命を奪ってしまった以上、
それを償うには自分の命をもって償うしかないと考えるからー
殺された被害者の周りの人々の悲しみ、親御さんの気持ちを考えたら、
生きているのが申し訳ない。と思うからー
私が被害者の親ならモチロン相手に死刑になってほしいーと思うし、
加害者の親なら罪を償う為に自分の子が死んでも仕方ないーと思う。
でもこの考えは、基本的に他人を殺した場合なんですよね。

前の光市母子殺害事件の記者会見で本村さんが言っていた、
「喜ばしい事ではない。社会は３人の命を失う事になるー」という言葉。
私は社会の中の個人の命まで大きくは考えられないけれど、
家庭の中の命として考えてみました。

少し前に裁判で ”一部無罪”という結果が出て、ちょっと話題になったこの事件。
　渋谷・妹バラバラ殺人事件
検察側・弁護側共に控訴して、今もまだ裁判中だけどー
妹を殺した被告が精神的にどうだったのかは、置いといて、
私はこの２人の両親の気持ちを考えてみた。

ーもし私がこの兄妹の親だったらー
犯人が見知らぬ他人だったら、
私はきっと犯人を憎み、死刑になってほしい！と強く願うだろう。
でも、犯人は自分の息子。
この時私は、自分の息子に ”死んでほしい” と思えるのだろうか？
私は被害者の親でもあり、加害者の親でもあるのです。
上にも書いたけど、私が被害者の親であろうと、加害者の親であろうと、
殺人をした以上、犯人が死ぬのは仕方ないーと思っているのに、
被害者が自分の家族と言うだけで、即答できない自分がいるー
殺された娘を思う気持ちはモチロンある。
でも息子が死んだら、私は一度に２人の子供を失う事になる・・・

考えてみれば、今までにも家族内の殺人事件は沢山ある。
それらの事件に巻き込まれた周りの人々は、どんな気持ちでいるのだろうか？
私には、答えが出せなかったー
来年以降、もし私がこんな事件の陪審員になったら、
私はなんと答えを出せばいいのだろう・・・。


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