今日も雨の中、蜂は巣をせっせとお世話しています。偉いな~
さてこの写真の小さな獅子君は、玄関番をしてくれています。
煉瓦の上にいてこの大きさです。
15年以上前に、西安に行ったとき、道端で石を磨いているおじさんがいました。
そこには6個ばかりの可愛い獅子が並べてありました。にこにこ笑って愛想のいい人
でした。 可愛い!買おうと夫が言いました。いくらだったのでしょう。
大した金額ではなかったと思います。買って紙に包んで貰っていたら、案内してくれていた
中国の人が飛んできて、買わないでと叫びました。もうお金払ったし、良いですよ。と
夫が言いました。その時あんなに愛想が良かったおじさんが、物凄い表情で大声で怒鳴りました。
商売の邪魔をして・・・と言っていたのかしら。吃驚しました。
どうせ大した物じゃないし荷物にもならないし、そして我が家に来ました。
先日床の間から、外に出てもらいました。
あの時のおじさんの顔を思い出します。これはあのおじさんが彫ったのではなくて
石はただバケツの中で磨いているふりをしていたんだな、と思いました。
西安の道端では、とても楽しいお土産が沢山売っていましたが。案内してくれた人は
北京で買った方が良いと言うのです。
碑林に行った時も、私が見ると買うんじゃないかと、用心されてしまいました。
一瞬の隙をぬって、王羲之の本を買いました。
北京ではこんな楽しい物は売っていませんでした。でも私は結婚00年記念に
翡翠のペンダントを買って貰いました。