続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

奥本 大三郎先生

2015-07-12 20:45:21 | ひとりごと
奥本先生の 虫から始まる文明論 を読みました。
興味深くて、楽しくて夜の更けるのも忘れて読んでしまいました。
何回も読み、これは昆虫好きの息子に読ませようと、孫たちのお菓子を
送るときに、一緒に送りました。すぐに自分用にまた注文しましたが、
2週間待って届きました。人気の本だそうです。
やっと届いてまた読んで。ついに漢詩の本まで持ち出し、夢中になって
読んでいます。

9年ほど前先生の ファーブル昆虫館 に孫たちと行ったときです。
ファーブルの部屋を見て、昆虫の標本を見て。
売店で買い物をしたとき、トリバネアゲハの絵が団扇に描かれてるのを見て
 わー綺麗これはおいくらですか?  不躾にいう私に売店の人はこれは・・・と
口ごもりました。先生が描かれたもので・・・私はどうしても欲しくて、
買い物のおつり5千円を渡してこれでください!と言って自分の物にしてしまいました。
その時エレベーターから上品な紳士がすっつと出ていらっしゃいました。
奥本先生です。私はなにか悪いことをしたような気持ちになり、はっとして
挨拶もできなくて、失礼をしました。
でもわが家にとってはこの団扇は宝物ですになりました。。


奥本先生あの時の不躾をお許しください。これからも大切にします。
でもお返しした方がよろしいでしょうか。悩んでいます。