続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

堤防決壊

2015-09-15 16:59:25 | ひとりごと
大変な災害でした。被害に遭われた方々に
お見舞い申し上げます。
ちょうど 国土が日本人の謎を解く を読んでいた時でした。
昔から繰り返し災害に遭ってもこの土地で頑張ってきた、日本人を
良く知ることが出来た本でした。

以前事業仕訳なるものがあって、50年200年に一度の災害のために
膨大な金を使うのか、と偉そうに言っていた人間がいました。
自然と闘いながら、その恵みを受けてきた祖先、またこれから続くであろう
災害に対してなんて不遜な言い方かと、怒りを覚えました。

私も下町で水害に遭いました。台風が来る!とラジオで知らせがあると、
まず二階に大切なものを上げました。
私の遭った水害は、ただ水に浸かった程度だったのでした。家が流される
ことはありませんでした。
不幸にも、家の戸締りが出来なかった家の家具が、流れてしまって大変な
ことになったのですが。
台風と言うと、玄関の戸や窓を斜めに板を打ち付けていました。
私たち子供は、なんか興奮して騒いて叱られました。
水道が止まって、近くの染物屋さんの井戸にお水を貰いに行きました。
子どもも頑張っていました。
どうか被害に遭われた皆さん体に気をつけて、頑張ってください。
こんなことしか言えなくて、申し訳ありません。



不思議なくらいきれいな夕焼けが見えました。なんか少し涙が出てきました。