続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

寂しいお知らせ

2020-11-22 16:54:14 | さびしい

昨日夫の従兄の奥さんから喪中のはがきが届きました。

従兄92歳でした。岩手県の海岸近くに住んでいました。

最近は年賀状だけのお付き合いでしたが、お元気のようでした。

お婿さんが立派に後を継いでくれています。

土地の人に頼りにされたお医者さんでした。

若き頃市民病院に勤務して、夜間の当直の時に

男性が怪我をしてきたそうです。暴れ者同士の

喧嘩だったそうで、腸が飛び出た状態で手で押さえて

転がり込んだそうです。若き日の従兄は失神したそうです。

看護師さんに、O 先生しっかりしてッと怒鳴られて我に返り

処置して、男性の命は助かったとか。

その話は親戚中で話題になったそうです。

優しい人で近所のお年寄りに頼りにされていて、お婿さんの

若先生より人気があったとか、

3,11の時は奥さんと看護師さんたちと避難して助かりました。

足が不自由な奥さんと二人で、病院に入院しましたが、

患者さんが多くて、入院しながら患者さんを診たそうです。

あの時は病院は患者さんが多くて大変だったそうです。

自分が入院しているのに患者さんを診るやっぱりお医者さんは凄い。

夫は少しふざけて、失神した事をいつも話していましたが、

あの世でご苦労様と言っているかしら。