何ヶ月ぶりに美容院へ行ったんだけど、こちらの希望は聞こうとしない上に、「うん、
うんそうだねぇ」って、言葉遣いが耳障りで、「もういいわ」で帰ってきちゃった。
いわゆる「タメ言葉」。たまらなく不愉快。なんでこんなに言葉遣いが下手になっちゃ
ったの?ましてや接客業でしょう、それにもう中年にさしかかっている人がよ、って、
結構プリプリしながら帰路に。その途中、う~~、強烈な吸引力に「オットット、何?、
わかったわかった入ればいいんでしょう」って、本屋さんに吸い込まれたのよ。そして、
アッという間に美容院代が本代に変身よ。これで又当分、美容院へは行かない、行かれない よ。
◎司馬遼太郎「司馬遼太郎の日本史探訪」「以下、無用のことながら」
◎中村うさぎ「屁タレどもよ!」・・・この著者の本は初めて。
Look at your dog ! " そう、あのあと(私の美容院代が本に化けた後の続き)
私は我が家のスター(シーズー犬2才)をそれこそ「美容院」へ連れて行ったのです。
だって、彼女が " Mam. look at me ! "って。つぶらな瞳に涙を貯めて(ほ~ら、
こうやって話は作られてゆくのよ)、「美容院が必要なのは、ママじゃなく私よ!」って。
なるほど、彼女のHairは、夏には似合わないLong Hair (Pelo largo)。
" Entendi ! Vamos ! わかった!行こう!(突然スペイン語)そして、「この子には
スペイン語でお願いね」って、やらしい女をやってきたのよ。
「ちゃんとお座りして!は、シエンタテ ビエン!
ここに来て!は、ベン アキ!、まだよは、トダビア」なんてね。
でも、顔見知りになってるトリマーさんだから、「ウワー、マリリンちゃんはスペイン人(?)
なのね!」なんて、彼女はすっかり面白がって、いつの間にか、我が家の犬はスペイン人に。
中村うさぎの思いっきり悪口言いまくり本。1時間で完了ね。欲しい人、手を上げて!
あげます。私は美しくなれなかったけど(どうアガコウと、かなわぬ夢だって自覚して
いる)、家のスターは、益々美しくなるって、寸法よ。
◎デイヴィッド・アチソン「数学はインドのロープ魔術を解く」苦手な数学に
あえて”数学をエンタテイメントにするため われわれは手段をえらびません!という、
コピーに惹かれてね。無縁の数学を楽しめるかも、って買ってしまったわ。
アレッ!平岩弓枝の「御宿かわせみ」も手に取った筈だったのに。あのシリーズも好き
なのよ。置いてきちゃったみたいね。美容師の言葉遣いに腹を立ててたからかしら。
ホントは翻訳本もって、思ったんだけど、・・・・今日は、このへんで勘弁してやろう!
よ。ハハハ・・
けれど、腹立つわぁ。なんで、普通に人と会話ができないの?相手との関係が把握でき
ない。もう、私にとって、巷にいる女性達は異星人みたいな存在です。