難しい本をやっと、だけどかなり集中して読み終ってホ~~の私に、
「明日お茶しませんか?」
って、こちらも久しぶりのスサーナからお誘いメール。もちろん
" Con mucho gusto!・・・喜んで"よ。
人を待たすのは嫌いなので、早目に大和駅へ。
20分くらいは約束の時間まである。ええ、もちろん本屋へよ。
レベル2の中学卒業程度の英語力で読めるって設定の「秘密の花園」を探して
たのだけど、私が探していた出版社のそれはなかったの。輸入のはあったけれ
ど、次回にしましょう。やっぱり今の「ハックルべりーフィン」を終わらせて
からって、まっとうな思考回路に落ち着いて、時間を見れば、そろそろ駅前に
いなきゃ、でタクシー乗り場前にいますのメールを送信したら、なんと可愛ら
しいセニョリータみたいなスサーナが手を振り振りすぐ側に来てるじゃない。
彼女も早く到着して、時間つぶしに同じ本屋へいらしてたのですって。
" Que bonita!・・・可愛い!きれいよ "
”Cuanto tiempo.como estabas?・・・久しぶり。お元気だった?"
駅側のイタリアンレストランへ。オシャベリがメインだから、場所はどこでも
いいのよ、だから、近くっていうのがいいし、この前アメリカ人と結婚します
っていう、20数才のお友達と飲食しながらオシャベリしたお店。
パタパタって注文して、オシャベリのスタート。
「フラメンコの帰り?今日のスペイン語のお勉強は?」
「今は夏休みなのよ。そうフラメンコの帰りよ。まだやってるわ。だって、やめ
たらそこまでですものねぇ」
「ええ。だから私もスペイン語を話さない日はないようにしてるわ。あなたに習
いだした頃、起きてからのことをスペイン語で声に出して言ったらいいって、言
ってらしたでしょう? Por ejempro・・例えば・・Me levanto,me cambio la
pajama a la ropa,voy al vano, me lavo la cara y tengo desayuno・・起きる、
パジャマから服に着替える、洗面所へ行く、顔を洗うそして朝食を摂るみたいにね」
「そう、それをしないと身につかないって思うのよ」
「私の1日はスペイン語で始まるのよ。マリリンへ"Buenos dias!"ってね。折角
生涯初めてって言っていいほど真面目に取り組んだスペイン語なのですもの。しゃ
べらなかったら、最早ほとんど忘れてるわね」
「レイコサンの生活に入り込んでるわね、もう」
「ええ、多分。あの me te se le もやっと遣い方がわかってきたし。習ってる頃
全然理解できなくて、何で?の連発だったわよねえ。そうしたら、スサーナったら
何で?はなく覚えるのよって言ってたでしょう?この再帰動詞がわからなかった。
今だってどうにかこうにかなんとなくなんだけどね。でも、わかると面白いし、多
分ずーっと放さないって思うわ」
オシャベリはインターバルもなく進んだけど、お互いに主婦で、
「又近いうちに会いましょうね。Gracias,hasta luego!」
階段は2,1,2,1、で昇って、駆け足で降りて。
偉そうに軍人のように歩いて、家路を。
「やっぱり、あなただったのね」
って、声をかけてきた人。
「どこ?横浜?」
「いいえ、お友達と大和でおしゃべり。横浜はよほどのことがなきゃ行かないの」
「まったー!いっつも出歩いてるんでしょ?」
ああ、折角スサーナと楽しい楽しい時間を過ごしてきたのに、違う星の住人に捕ま
っちゃった。思い込みと観念で話す人は苦手。歩きながら話して、旅行話などへ。
「まあ、グアテマラへ5週間も行って来たの?そりゃあ、ご主人に感謝しなきゃねえ」
勘弁してよ!あの不遜な「感謝しなきゃね!」ってセリフ。 思わず
「その感謝しなきゃって言葉は人に言うものじゃないって思うの」
「だって、あなた、みんなしたくてもできないのよ」
「いいえ、ウソですそれは。みんなしたいことをして生きていますよ。ただそれが
人それぞれに違うし、だからって、楽しんできた人に感謝しなさいだなんて、不遜。
私はいつも 良かったわねぇ。これからもそうできたらいいわねって言うわ。口が
裂けても人に感謝しなさいなんて言わない。なんで、他人に対して感謝しなきゃね
なんて言えるのかしら?偉そうな物言いをする人や、浮世のことばっかり言う人、
自分の考えを表明できない人からは逃げる一方の私ですから」
「だって、あなた、あのひと、このひと(人名)なんかと付き合ってるんでしょう?」
「いいえ。誰一人として付き合ってません。もう、楽しくないから。お金、ブランド
品、芸能人、三面記事、自慢、病気話、な~んにもそそられないのですもの。
関心もないし」
「でもさあ、あなたのこと誰それがこう言ってたわよ、なんて心配してくれる人って
ありがたいじゃない?」
「いいえ、まず私はそう言ってきた人を切る。本当に思ってくれる人は、そういう
ことはしませんから。誰それがって人は、自分の人生をいきてないってことですよ。
そんな気持ち悪い人なんかとは付き合いませんよ私は」
「そうお?」
「はい、だから、今や孤高の人って私ですよハハハハハ・・・。又、これが人付き合
いもしない寂しい人ってことになっちゃいそうですね。でも、それもまたむべなるかな
ですよ。無駄な時間を過ごさなくて良かった~~ってことになりますからね~。
素敵なお友達はいますよ。私が会いたくなる人に限りお付き合いしてますから。
厳選です。昔から友は選べって言われてますからねえ。忠実に守るようにしてます」
雨がポツポツ”もうそのへんで手を打ったらどうかな?”で、別れのサイン。
「亡き母に、沢山本を読みなさいって言われて育ってきましたので、日々読書で
過ごしています。どうぞ、お元気で日々をお楽しみになって!さようなら」
フ~~~~。
3時にスサーナと会って、遅い昼食。だからもちろんお夕飯は抜きよ。
タヒチ在住の坂東眞砂子(直木賞作家・ホラー系)が、飼い猫が出産するたびにその
仔猫をうらの崖下に捨てるエッセイが物議をかもしてる。何をしようが、個人の思考
行動は他者の窺い知れないものがあるけど、それを言うということが、私には大きな
意味があるように思えたわね。論じない。ただ感情の揺れだけ。フ~~ン、イヤ!
いいじゃない!それだけよね。ケイコサンがお好きな作家。
私達が小さい頃は、箱に入れられた仔猫が川に流されているのを見かけたものだけど、
理屈がどうのより、知りたくなかったわね。
「明日お茶しませんか?」
って、こちらも久しぶりのスサーナからお誘いメール。もちろん
" Con mucho gusto!・・・喜んで"よ。
人を待たすのは嫌いなので、早目に大和駅へ。
20分くらいは約束の時間まである。ええ、もちろん本屋へよ。
レベル2の中学卒業程度の英語力で読めるって設定の「秘密の花園」を探して
たのだけど、私が探していた出版社のそれはなかったの。輸入のはあったけれ
ど、次回にしましょう。やっぱり今の「ハックルべりーフィン」を終わらせて
からって、まっとうな思考回路に落ち着いて、時間を見れば、そろそろ駅前に
いなきゃ、でタクシー乗り場前にいますのメールを送信したら、なんと可愛ら
しいセニョリータみたいなスサーナが手を振り振りすぐ側に来てるじゃない。
彼女も早く到着して、時間つぶしに同じ本屋へいらしてたのですって。
" Que bonita!・・・可愛い!きれいよ "
”Cuanto tiempo.como estabas?・・・久しぶり。お元気だった?"
駅側のイタリアンレストランへ。オシャベリがメインだから、場所はどこでも
いいのよ、だから、近くっていうのがいいし、この前アメリカ人と結婚します
っていう、20数才のお友達と飲食しながらオシャベリしたお店。
パタパタって注文して、オシャベリのスタート。
「フラメンコの帰り?今日のスペイン語のお勉強は?」
「今は夏休みなのよ。そうフラメンコの帰りよ。まだやってるわ。だって、やめ
たらそこまでですものねぇ」
「ええ。だから私もスペイン語を話さない日はないようにしてるわ。あなたに習
いだした頃、起きてからのことをスペイン語で声に出して言ったらいいって、言
ってらしたでしょう? Por ejempro・・例えば・・Me levanto,me cambio la
pajama a la ropa,voy al vano, me lavo la cara y tengo desayuno・・起きる、
パジャマから服に着替える、洗面所へ行く、顔を洗うそして朝食を摂るみたいにね」
「そう、それをしないと身につかないって思うのよ」
「私の1日はスペイン語で始まるのよ。マリリンへ"Buenos dias!"ってね。折角
生涯初めてって言っていいほど真面目に取り組んだスペイン語なのですもの。しゃ
べらなかったら、最早ほとんど忘れてるわね」
「レイコサンの生活に入り込んでるわね、もう」
「ええ、多分。あの me te se le もやっと遣い方がわかってきたし。習ってる頃
全然理解できなくて、何で?の連発だったわよねえ。そうしたら、スサーナったら
何で?はなく覚えるのよって言ってたでしょう?この再帰動詞がわからなかった。
今だってどうにかこうにかなんとなくなんだけどね。でも、わかると面白いし、多
分ずーっと放さないって思うわ」
オシャベリはインターバルもなく進んだけど、お互いに主婦で、
「又近いうちに会いましょうね。Gracias,hasta luego!」
階段は2,1,2,1、で昇って、駆け足で降りて。
偉そうに軍人のように歩いて、家路を。
「やっぱり、あなただったのね」
って、声をかけてきた人。
「どこ?横浜?」
「いいえ、お友達と大和でおしゃべり。横浜はよほどのことがなきゃ行かないの」
「まったー!いっつも出歩いてるんでしょ?」
ああ、折角スサーナと楽しい楽しい時間を過ごしてきたのに、違う星の住人に捕ま
っちゃった。思い込みと観念で話す人は苦手。歩きながら話して、旅行話などへ。
「まあ、グアテマラへ5週間も行って来たの?そりゃあ、ご主人に感謝しなきゃねえ」
勘弁してよ!あの不遜な「感謝しなきゃね!」ってセリフ。 思わず
「その感謝しなきゃって言葉は人に言うものじゃないって思うの」
「だって、あなた、みんなしたくてもできないのよ」
「いいえ、ウソですそれは。みんなしたいことをして生きていますよ。ただそれが
人それぞれに違うし、だからって、楽しんできた人に感謝しなさいだなんて、不遜。
私はいつも 良かったわねぇ。これからもそうできたらいいわねって言うわ。口が
裂けても人に感謝しなさいなんて言わない。なんで、他人に対して感謝しなきゃね
なんて言えるのかしら?偉そうな物言いをする人や、浮世のことばっかり言う人、
自分の考えを表明できない人からは逃げる一方の私ですから」
「だって、あなた、あのひと、このひと(人名)なんかと付き合ってるんでしょう?」
「いいえ。誰一人として付き合ってません。もう、楽しくないから。お金、ブランド
品、芸能人、三面記事、自慢、病気話、な~んにもそそられないのですもの。
関心もないし」
「でもさあ、あなたのこと誰それがこう言ってたわよ、なんて心配してくれる人って
ありがたいじゃない?」
「いいえ、まず私はそう言ってきた人を切る。本当に思ってくれる人は、そういう
ことはしませんから。誰それがって人は、自分の人生をいきてないってことですよ。
そんな気持ち悪い人なんかとは付き合いませんよ私は」
「そうお?」
「はい、だから、今や孤高の人って私ですよハハハハハ・・・。又、これが人付き合
いもしない寂しい人ってことになっちゃいそうですね。でも、それもまたむべなるかな
ですよ。無駄な時間を過ごさなくて良かった~~ってことになりますからね~。
素敵なお友達はいますよ。私が会いたくなる人に限りお付き合いしてますから。
厳選です。昔から友は選べって言われてますからねえ。忠実に守るようにしてます」
雨がポツポツ”もうそのへんで手を打ったらどうかな?”で、別れのサイン。
「亡き母に、沢山本を読みなさいって言われて育ってきましたので、日々読書で
過ごしています。どうぞ、お元気で日々をお楽しみになって!さようなら」
フ~~~~。
3時にスサーナと会って、遅い昼食。だからもちろんお夕飯は抜きよ。
タヒチ在住の坂東眞砂子(直木賞作家・ホラー系)が、飼い猫が出産するたびにその
仔猫をうらの崖下に捨てるエッセイが物議をかもしてる。何をしようが、個人の思考
行動は他者の窺い知れないものがあるけど、それを言うということが、私には大きな
意味があるように思えたわね。論じない。ただ感情の揺れだけ。フ~~ン、イヤ!
いいじゃない!それだけよね。ケイコサンがお好きな作家。
私達が小さい頃は、箱に入れられた仔猫が川に流されているのを見かけたものだけど、
理屈がどうのより、知りたくなかったわね。