ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

悲喜こもごも

2010-06-19 11:31:06 | Weblog

なにやら難しいお顔のベアチャンです。そして、当然のことスペイン語で、
「今通っている学校に欠員が出来て、それを埋めて欲しいって依頼があって、
その上、山手のインターナショナルスクールも、今より授業が多くなるの。
なので、本当に申し訳ないのですが、7月いっぱいで、ここでのレッスンが
出来なくなりました。本当にごめんなさい」
東京の四谷にある、世界中に設置しているスペイン国営スペイン語学校の
先生の彼女ですから、否も応もありません。
" Es la vida"=それが人生よね。
仕方ないわ、でも、イヤだなぁ。あたくし。
次の先生の手配をしてくださってて、バレンシア出身男性だそう。
「私は女の先生の方がいいんだけど。ウチって全員男だから、男はいいよ」
「でも、グアポ(ハンサム)よ」
「う~ん、それはどうでもいいんだけど、寂しいのよ、ベアチャンとのお別れが。
でも、又どこかで会えるような気がするわ。ここでお会いしたみたいに。
絶対にそうする!そうなる!って、返事はないけど、メールしまくろうよ(笑)」
「怖~い、ストーカーみたい」
「ううん、だって突然お会いしたじゃない?だから、また偶然によ(ニッコリ)」
「そうかぁ」

県民センターでの出会いと別れのように、又同じパターン。なので、又どこかで
ヒョッコリ、って否めないのよ。期待するわ。それより、彼女はあたくしの進捗
具合を、まあ仕方ないか、って多目に見逃してくれてたのじゃないかって。
なので、新しい先生の授業についていけるか心配が大きいと言うあたくしに、
「大丈夫!」
その言葉を信じましょう。でも、大好きな彼女との別れは寂しい~~。

携帯に訃報が飛び込んできて、高老師の妹さんが亡くなった。急性白血病で。
22日の便で帰るっておっしゃってらしたのに、間に合わなかった
急変だったようです。こういう時の言葉は何の意味も持たないとあたくしは
思うもので、お悔やみも言えません。ご両親はご健在とうかがってますから、
心中いかばかりかと、可哀想に・・・・・・察して余りあるものが有ります。

東京駅近くの「ブリヂストン美術館」の印象派は好きですか?展へ行って
来ました。セザンヌ大好きあたくしですが、○○展は苦手です。
作品を見るより、人を見に行くような、それが嫌いなのです。
大勢の人がいる所には、極力行かないようにしていますから、今回の
美術館は良かった~~。
夕方の美術館は、警備員の他は、チラホラ状態の見学者。じっくり鑑賞でき、
アラッ、こんな絵もあったの?って、作品に出会ったり、印象派だけの
絵画ではなく、彫刻も含めた多くのコレクションに、唸ってしまいました。

さあ、次は4ヶ月ぶりの東銀座です。
心理学講座の受講です。「テストセラピー」の色々。その中のイエス、ノー
質問と、絵を描いて自分を知ろう、テストをやってみて、自分の深い所を
知る方法を、今回は勉強です。機会があれば何回も何回も受講したい内容。
来月は、続けて受講できる講座があって、深夜帰宅、早朝出立は厳しいので、
中野の姉宅へ泊まらせて貰って、通うつもりです。
美術館の帰り、東京駅へ通じる地下道に立ち並ぶ商店。八重洲古書店なる
古本屋で、心理学関係の本を2冊、調達。嬉しい~!

悲しみと落胆と、新しい出会いと。けれども総じて幸せなあたくしの人生。
感謝、感謝の日々です。飢えもなく、寒暑を防ぐ衣類と家があり、ちゃんと
動く五体を持っています。当たり前な事なんてないのです。この不思議に
時として、感動するのです。