ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

気分?冬眠前の熊

2010-12-19 22:13:07 | Weblog

3日ほど冷蔵庫で寝かせた塩擦り込みサケ半身の半分(ハラミ部分)を、
蝿避けを施して、2時間風乾。いい時期になってきたわねぇ、寒く乾燥の関東地方。ここは南関東地区だけど、申し分ないわ。

スチール串を直接身に刺し込んで簡易燻製炉の一番上のレンガに渡します。
毎回難儀する着火(ウチは炭)だけど、どうにか炭にも火がついて、サクラのチップ山盛りに置いた、クッキーの空缶を炭の上に置いて、僅かに空気の逃げ道を設けて、燻します。火種から少しずらして、直接熱気が当らないようにしました。燃え尽きて冷める。それは明朝と決めました。放っておきます。早く食べたいは、食料を漁る冬眠前の熊と同じ気分かな?です(笑)。

14日にピックル液に漬け込んだ豚肉各部位です。明後日辺りいよいよ今年最後のハムとベーコン作りに着手です。
全国に流通している色鮮やかな加工食材は、本当に要注意です。あたくし達が知らない化学薬品がウントコサ使われているのです。最近発表された物質もありましたね。
着色剤、防腐剤は使われていません?どうやってそれを知ることができるでしょう。
所謂お菓子類(高熱処理炭水化物)に使われている、一般消費者が知らない
ある化学物質が、身体に良くないってニュースになったわね。そうなのよ、ここ30~40年、国も検証できない(結果を)物質がいっぱ~い出ているのが現実だと思うわ。
アレルギーも、親の世代が食べてきて、それを子どもにおやつとして買い与える。その結果生じてるんじゃないかしら?そして、大気汚染。ま、それは近い内に解消されるでしょう、電気自動車の普及でね。
でも、食べるものは、食材と作り手がはっきりしたものを!
便利を追求して、お金に人生を委ねて、不都合な事が起きれば、行政を当てにする。狂ってるわね~。

販売されている干し椎茸も切干大根も、天日なんか当ててないわ。一気に水分を抜くだけ。
自分で作るそれらは、乾燥も水で戻すにも時間がかかるけど、味は絶対違うわね。
お金で済まそうとする人の人生は空しいし、そんな人の子どもは餌を与えられてるだけ。生きるって、効率から一番遠い所にあるものだから。そこを避けて生きて、結果が・・・ああこんな筈じゃなかった、になるのよ。
スローフード?こんな表現をするって、聞いてるこっちが恥ずかしい。おばあちゃんが、お母さんが、繋いできた伝統料理。手間暇かけた、愛情がこもった、家族の健康を、理屈はどうであれ、考えて、伝えてきた家庭料理よ。

自分を生きてる人は自信と余裕があるのよね。感じられるわ。

生きるって食べること。塩・砂糖・酢それに醤油・味噌、これで充分美味しいお料理ができます。あとは知恵がモノを言うのよ。
日本料理はダシ(出汁)文化ですから、出汁の元になる海産物や茸類&トマトを上手に、沢山使って個人のお家でもいくらでも保存が出来る冷凍庫に小分けする。いつでも取り出せるように。
母によく言われました。
「お金をかけるのじゃなく、手間暇をかけなさい。お料理は愛情よ」って。
年を取ればとるほど、この言葉は重みを増してきています。

ウチの宇宙人にかつて言われました。
「ウチはあなたがちゃんと料理して食べさせてくれたから、身体も欲求不満はないんじゃないかなって思うよ。外食したがる人って、家庭でちゃんとした食事を食べてないんじゃないかな」
ああ、そう思ってもらえるなら、及第点をもらえてるってことだわね。

熊は、冬眠前にたっぷり栄養を摂って、母親は冬ごもり中に次の世代を産みます。やせ細って雪解けを迎えます。あたくしはしっかり脂肪をつけて、
春夏秋冬を生きます。