ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

無意識が支配する

2012-07-08 08:43:49 | Weblog
さて、今日はあの話を書こうかしら?
先~ず、家族に対してアレヤコレヤ言わないあたくしよ。
興味のない話を聞かされるって拷問(ってほどでもないかしら?)じゃない?
家族は、に限らず誰でも、聞いたからって、どうしようもないことっていっぱいよね。そして、家族なる故に心配ってことも。
じゃ、本題。
6月も終わりの或る朝。
7時頃起きました。すぐ着替えます。いつものように。
そこで、違和感。ン?・・・ン?・・・・ン?・・・・・何これは?
ゾ・ゾ・ゾゾゾゾゾ~~~~~~・・・
何かが私の頭の中から欠落している。何?なんで?どうしたの?イヤだ、何よ~!

そう、記憶が抜けた、部分欠落。
言葉は失ってない。ふっと、
ーーー 何曜日?なんようび?ナンヨウビ?何?ヨウビって。わからない。
そこからもう支離滅裂混乱収拾がつかない脳みそ・・・・・・・ボケ?
恐怖に押しつぶされそうになっていきます。
怖~い!イヤだ、助けてーー!アタシがなくなっていく~~~~~
ただ、生きてる。イヤだ!

それでも、その恐怖と闘いながら、いつものように家事をこなす。こなす?こなしてる?これが何なの?家事って何?
もう、シッチャカメッチャカの脳(心)。

先月からウチの宇宙人(息子②)が、
「ちょっと仕事してみる?」
「アタシに出来る?」
「うん、多分ね」
あたくしの好きな文字と拘る仕事よ。

「納品」
「わかった、ご苦労さん」
「実は、ちょっと大変だったの記憶喪失状態で」
「・・・」

整理しなきゃ!・・・そうだ、ヤッチャンだ!
くも膜下出血で担ぎ込まれたあたくしの救急救命担当医。お陰で生きているあたくし。一生忘れない恩師です。
今は、国立ガンセンターの脳外科医師。
早速メール送信。
いつも必ず返事を下さる先生です。入院中は漫才やってた相方。

先生からのメールを待ちながら、あたくしは全力でその原因を探してました、絶対にあるはずと。
心理学を勉強して、苦しんで過去と向き合って、そして辿り着いたあたくしのセオりー。借り物ではない、受け売りじゃあないそれに照らし合わせて、無意識層に絶対にその根拠があるはずと。
人は、今言う発言が全てと思います。
違います!
違うのです!
言葉を遣うようになってからこちら、二重三重に積み重ねられた心の倉庫(無意識層・深層心理)に溜め込んでいる言葉と、それに伴う感情が、この瞬間のその人を動かしているのです。
ーーーどこかで、ここに繋がる言葉があったんじゃない?出てきなさい!

・・・・・・ありました!
あったのよ~。
涙が出そうでした。
ーーーああ、あの時のあれね。あの言葉ね。

無意識に取り込まれた言葉は、その実現へといつもチャンスを窺っているのです。いいも、悪いもない、ただ実現へ向けて導くのです。

近所の友人達とお茶のみしたり、ドライブに行ったり、楽しい時を過ごしてました、そう、30~40代の頃でしょうか。他愛もない話に笑い転げたり、ああだ、こうだ。そんな或る時、何からそういう発言になったかまでは覚えてませんが、何かの拍子に
「ここはどこ?アタシは誰?になったりして?」

あたくしの無意識は、「いまだ!」って思ったのでしょう。
その言葉を具現化する時が。

常々、その本人の意志より強いものはないと思っているあたくしです。
無意識層へ積み重ねる言葉は、意識から発せられたものです。そして、それを具現化しようとするのです。

腹式呼吸を始めました。そして、言い聞かしたのです。
「前言撤回!」
そして、
「死ぬまで、頭脳明晰なのよ!」
って。

無意識層の諸々の言葉(思い)を意識層へ引き上げなくてはなりません。
「禍福はあざなえる縄の如し」?
「人生は甘くない」?
そんなことはないのです。
いつでも、心の奥深くにしまいこんでいた言葉(感情)を引き出して、そう、ちょっと辛い作業がそこにはあるかもしれません。
親に対する思いがけない、忘れてた口惜しさ・悲しさ・憎悪など等、ネガティブな感情(言葉)を引き出す作業は必要なのです。解放されなくてはなりません。それに操作されるなんて、自分が可哀想過ぎますから。
ええ、もちろん無意識層には、希望もいっぱいあるはずです。
こうなったらいいな、ああなったらいいな。
意識しない事は起こらないのですから。

今?な~んの不安もありません。
だって、ケリをつけたのですから。
ヤッチャンもお返事くださいましたよ。脳外科医の立場のお返事を。
ありがたいって心から思います。
そして、自分でケリをつけた自分自身に「よくやった!って、褒めるのです。
人は、見えない人の目と耳に怯えすぎるのです。他人なんかホッポチャイなさいな。
何気なく誹謗する、不用意な言葉は、必ず思った言った人の貯蔵庫へしまわれ、その本人へ向けられる言葉になって、いやらしい人格になる事を。

意識しない事は起こらないのです。ホントよ。

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