食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回顧録、逆流』

2013年02月04日 17時50分11秒 | 回顧録

入院中も、家に帰ってからも昼寝の習慣はないから、朝起きたら寝るまで横になる

ことはなく、食後の逆流への気遣いは無用だった。病院ではベッドに傾斜をつけて

頭を高くできるが、家では枕の高さでしか調整できないから、タオルを何枚も敷い

て自分のいい高さに調整した。気を付けていた心算でも、この方法でも逆流を防ぐ

ことは出来ず、夜中にあの苦い液が酷い時は鼻まで戻ったことがある。喉、鼻、耳奥

にその液はへばり付き、水を飲んでもうがいをしても流し消すことはできず、ただた

だ痛みを我慢して和らぐのを待つだけしかない。私の場合は楽な方だが、これが気

管に入ったりしたら大変なことになるらしい。

逆流も長期的にみれば、自分の身体が自然に学んでいくようで、段々と減って来る

し喉にへばり付き長い時間、苦々しい思いをすることは殆どなくなる。逆流も個人差

が大きく、軽微な逆流が殆どの私のようなケース、夜中に逆流を起こし朝まで寝るこ

とが出来なくなることが度々ある人など様々。

胃の吻門部を摘出しているから食べた物が戻らないように口を絞る機能はなくなって

いる。食後、横になったりしなくても、例えば草取りのようなことをすると、食べた物が

そのまま戻ることはないが、感じとして戻りそうになる。だから指導を受けた通り、食後

に寝るなんてことは大罪を犯すようなもので、直ぐに罰を受ける。

3年経った今でも軽いものはあるが、それによって寝ることを妨げられたり、別の症状

を引き起こしたりすることはなく落ち着いていると思う。


『軽トラ・デラックス』

2013年02月04日 17時48分45秒 | 日記

年末に駄々をこねて、遂には力尽きてしまった我がミッドシップの軽トラは廃車の憂

き目にあってしまった。苦渋もない選択で新しい軽トラを注文し、待つこと大凡1か月、

ピカピカの新車がやって来た。先代は16年前、購入したものだが所謂、新古車という

『訳あり』の車だったから、諸経費はゼロに近いから、こだわりさえなければお買い得

と言ったものだ。新古車とは聞きなれない言葉、新車登録した直後に何かの理由で

キャンセルになったものだから×一。それでも車自体は新車だから何てことなかった。

あるはずはないだろうが、一度いい思いをしたから、ついでに『新古車はない?』と聞い

てみたが予想通りの返事だった。

さて、『軽トラがやって来た、ヤー・ヤー・ヤー』は、事のほか進化しておりビックリさせ

られた。軽トラのくせに、パワーハンドル、パワーウィンドウ、ABS、運転席・助手席エ

アーバッグ、間歇ワイパー、キーレスエントリー、エアコンとちょっとした乗用車並み

装備だ。私はこれに乗って畑や山小屋、炭小屋辺りをウロウロするのだ。

上記の装備は先代の軽トラにはなかったから快適どころかデラックス。私の趣味では

ないが『土禁』にして『荷台が汚れるから荷禁』にしたら、何のためのトラック?


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