食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回顧録、韓国旅行』

2013年02月07日 15時13分04秒 | 回顧録

折角、ムードは良くなりかけていたのに頓挫させられ、このままでは引き下がらない

と簡単に行けそうな寒い韓国にでも行こうと、元気を出す。

1~2か月以上かけて決まったのが4月、韓国に行くこと。この頃には、病気上がりで

もないし静養しなければならない状態でもなかったから、普通に出かけるトラベラー

だった。韓国へは何度か出かけており様子は分かっているから、食べ物にしても困

ることはないと思っていた。ガイドブックなどで有名な明洞餃子店でのこと。料理を

注文したものを見ると一人前なのに二人前くらいのボリューム、とても食べきれない

と話しながらつつく、やはり他の客は二人でシェアしながら食べている。テーブルに

置いてあるキムチに目がいき、いつもの調子でパクリと食べた瞬間、その辛さに耐え

きれずオエッと吐き出してしまった。幸い、他のお客さんとは離れた席だったから無

様な姿を隠せたが、キムチを食べてこんなこと初めて。術後、わさび、洋辛子の味は

変わりないが唐辛子の辛さは非常に敏感になり、殆ど受け付けない感じになってい

た。数値化はできないけど10点満点で3点くらいのパワーに落ちていた。そんなこと

になっていると気づかないでパクリとやったから、酷い仕打ちを受けてしまったのだ。

韓国はこれで3度目だから特に明洞は自分たちで何とかなる。地下鉄の利用もプリカ

を用意したので少しは遠出もできるようになり、guidebookの地図を見ながら目的地ま

で行くことも。しかし郊外への旅になると自信はガラガラ・・・・イ・サンでお馴染みの水

原へも出かけたが、これはガイドつき。4月の韓国は日本よりも少し寒い気候で厚着

が功を奏し風邪をひくようなことはなく、ゆっくりと楽しんだ。

その後、タイは6月になってから政情は元に戻り、一度は火をつけたことだからと出掛

けてみた。


『悪い木炭の売れ行き』

2013年02月07日 15時11分59秒 | 回顧録

関東地方の雪騒ぎが一段落したら、順番がこちらに回ってきたようで本来の冬模様

に戻りつつあるある。ここのところ暖冬を思わせる日が続いていたが、今朝から吹く風

は強めで、しかもしっかりとした冬風、上空に水気があれば確実に雪となる。

今年、二窯目の炭焼きの初日、皆で囲む焚火はエアコンや温風ヒーターなどの温も

りとは違う。料理でも一時流行った『直火』のものか?

寒さから遠のくことは木炭の売れ行きにも大きく響き、例年は会員でさえお客さん優

先で手に出来ない樫炭の在庫がある。

私たちのような小口の炭焼きが気温と消費の関係を肌身で感じる、これが大手になっ

たら、それこそ1℃、2℃でとてつもない数字で跳ね返ってくることだろう。

円安に向かいつつあり経済界の一部は歓喜のこえを上げているが、ガソリンを始めと

する大半の材料、食品などを外国から輸入している日本、喜んでいてばかりでは、お

られないはず。

貿易収支がマイナスの国だから円安で入りが増え、輸入してもそれとの差益があれ

ば吉となる、しかし国内での生産、販売がこのようなデフレ状態で『吉』になったとし

て庶民にそれを感じることができるようになるかどうか。

吉を感じる前に、円安による痛手を感じるようでは・・・痛いなー。


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