毎季送られてくる旅行のパンフレットに目を通しながら、行き先と費用の合致しそう
なものを探し、もし出掛けたらと想像する。これだけで終われば、時間もコストも掛か
らないから最高なんだけど。
こうして募集されるツアーの添乗員付きは、便利で全てをお任せすればいいから安
心もついてくる。その反面、個人的な希望は全く考慮されないから、行き先によって
は興味もなし、見る気はゼロの所へも連れ回される。
だから行き先の詳細な地図や情報についても、ガイドブックの上っ面のことしか調べ
ないから、現地で目をかっぼじって、自分の目でしっかり見て来るしかない。
また、こうしたツアーの多くは同一場所での滞在は少なく、毎日ホテルが異なること
が多いから、ホテル周辺をブラリと散策なんてことも出来ない。
昨年3月に行ったトルコは毎日、泊まるホテルが変わり、おまけに到着すると直ぐに
食、朝は早くから移動だから、ホテルは食事と泊まるだけの場所だった。
またホテルは郊外の寂しい場所で散策するような雰囲気もなかった。
飛び飛びになっている有名な観光地を効率的に回ることができるし、説明は確か、
個人で行く旅行ではできないことを実現してくれるから、割り切って参加するこ
とも了としている。一方、シンガポールなどではツアーと言っても、宿と飛行機の手配
だけで、後の日程は全て自分で作るから、乗り物や地図の調査は必須だ。そして一
番、楽しくまた心配なのは食事だ。こうしたことを自分でやらなければならないから、事
前調査にも熱を入れないと、旅自体が楽しくならないのだ。
ここはEさんが居るから、どうにでもなるが、大好きなアンコールワットは自分で作る予定
と、自分ではどうにもならないと思われるものは、オプショナルツアー専門の会社のツア
ーを申し込み出掛けることにしている。私などは小心者だから、色々なことを事前に調
べておかない、安心できないので微に入り細に入り、納得できるまで調べるが、それで
も安心できない。
ところが旅のブログ、若い女性たちは初めての旅行をバックパッカーよろしく、全てを自
分で・・・・私には、そんな度胸がないから羨ましくて仕方がない。
移動するのにバスだとかローカル鉄道でも平気で『言葉はわからないが、どうにかなる』
と平気で語っておられるから、どちらが男で女か分からない。
『男は度胸、女は愛嬌』これは昔の人のことらしい。
さてさて、今年の虫は『お任せ定食』スタイルの中欧旅行でも行ってみたらと、騒ぎ始め
ている。昨年3月、トルコ旅行の時、円高でドルは83円だったしユーロは105円くらいだ
った。今年、出掛けることが分かっていたら、あの時に替えておけば・・・今日は124円・・・
うーーーん。