食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『爺のツイート日本経済』

2013年02月06日 18時03分50秒 | 日記

俄かにエコノミストになった訳ではないが、ここのところ株高、円安の基調に一部企

業は今年度の収支見通しを赤から黒に見直しなどいうニュースもある。

政権交代をして国の無駄遣いを減らし、国の財布を正常にすると張り切ったのに、

それが叶わないから、前々政権(結局は現政権)ですら恐れてやらなかった消費増

税をやらかしてしまった。国民や企業の景気の気を当時も将来も感じることができ

ない政権に成り下がっていた。

過去の多くの負債を作ってきた自民党は、選挙のためのつけ回しや『民主党を批

判してきたキーワード,バラマキ』でこうこうした結果を残したことを、いつ・どこで国

民に向かって反省をしたり、説明したのだろうか。今次選挙で素晴らしいからと政権

党に選ばれたのではない。民主党の体たらくで仕方なしに選ばれた政党であること

を忘れてはならない。自民党政権下でデフレに落っこちて、あの手この手を尽くし

てきたが一向に抜けきれず、政権復帰で先祖帰りの政策が始まろうとしている。

一時的であろうが誤った政策であろうが、景気の気を刺激し円安、株価の上昇を招

くと、『薄らとしていた気』は段々と本気になったような気になり、それがまた1ステップ

押し上げる・・・・・こんな風になるかもと期待をさせる。

長年の自民党政権下、短期の民主党政権下でもこれがなかった。

久しぶりに感じる円安、株高傾向に『実体経済とかけ離れたもので一時的』と水を差

すエコノミストもいる。

今の日本は格好も糞もない、何でもいいから景気の気を実感させてくれ。


『回顧録、2回目の抗がん剤治療』

2013年02月05日 17時47分08秒 | 回顧録

退院して自宅で静養を1か月もしない11月25日、抗がん剤治療のため再入院、これ

で3度目になるから受付から何まで戸惑うことなく、サッサと古巣に戻ってきた感じだ。

前回と同じ治療だから恐らく副作用もなく、ただ頻尿との再戦になることは間違いは

なさそうだ。もし酷い副作用を経験していたとしても、術後の抗がん剤治療は頑張っ

て受けていたと思う。食道だけならしも、胃までも癌になっている所謂、多重がんだか

ら単発がんよりも危険分子がウヨウヨしていると考えられる。

副作用の酷さを知らないから、そんな軽口を叩くと思う人もいるだろうが、これは自分

のためだから多分・・・頑張って受けたと思う。

今回も暇つぶしグッズを準備してきた。全長70cmの戦艦ヤマトのプラモデル、それ用

の塗料一式、2000ピースのジグソーパズルを事前に購入していたから、入院と同時

に製作の開始。

ジグソーパズルは始めると大体同じ姿勢でやるから、腰が痛くなり30分毎に延べ延べ

をしてまた睨めっこを始める。図柄の色分けがはっきりしているものは組み易い。時間

はたっぷりあるからと難易度を上げた『淡墨桜』の2000ピースには手を焼かされ、挙句

の果てに半分もできずギブアップさせられ、今でも押し入れで出番を待っている。

兎に角、動けるから点滴一式を引き連れて院内を徘徊するか、部屋でせっせとこの作

業をするかの繰り返しで、5日ほどで終了する点滴が終われば、なお自由になり多動

度合は増加の一方。

【導眠剤】

自分では出来る限り身体を動かし疲れさせて、夜に快眠を願うのに、夕方ころ非常に

眠くなり睡魔と壮烈な闘いをしていた。もし少しでも寝ると夜中になっても目はギンギン

で寝るどころの話ではなくなってしまう。そんな苦労をしながら消灯9時を迎えるが、こ

んなに早く寝られるはずはない。消灯後の規制は緩やかだったから遅くまでTVを観た

り音楽を聞いたりして眠気を待つが音沙汰なし。看護師さんに相談したら、導眠剤を

手配してくれた。最初は1錠飲んでみたが一寸寝たと思ったら目が覚め、効きめは思

ったほどではない。2錠にして何とかなるものの2~3時間すると目が覚めて、それから

うつらうつらする程度で効果としては△印くらい。こんなものをやっていても、らちが空

かないし身体にいいはずはないと思い止めてしまった。

寝つきや睡眠の質は改善されなかったが、眠たくなれば寝ればいいと開き直り、それ

に慣れるようにしている。以前は酒を呑んで寝ていたのに、今は一滴も飲まなくても何

とか寝られるから、段々と慣れてきたのだと思う。寝つきはソコソコ、質もソコソコだから

文句は言うまい、昼間に寝不足で困ることもないのだから。


DCライフに傾倒中

2013年02月05日 17時45分12秒 | 日記

ソーラー発電のバッテリーをまともなものに代えてから、順調に稼働しており、長時

間、大容量の消費はしていないこともあり、バッテリーは常にフル充電状態にある。

現在は、毎日の掃除、ポータトーン、時折ワンセグTV、LED照明などに使っている

が容量的には微々たるものだと思われる。ACコンバーターを使って掃除機のテスト

をしてみると、コントローラーの表示にあるバッテリー容量は13.3Vから12.8V位に下

がるものの、通常の使用時間くらいでは変化なし。使用を終えると直ぐに元の値に

戻る。省エネを看板にしているのにDCをACに変換するロスは見逃せない。また小

規模のソーラー発電であるからACに変えてまで掃除をしなければならない理由は

ない。だから使用する製品はDCに統一し、あくまでも小電力でいけば現在のもの

で十分やっていけると思う。パネルの設置場所には、もう1枚追加できるように準備

されているので、不足時は簡単に増設できる。

部屋ではシガレットライターのソケットをコンセント代わりに配線している。所謂DC用

壁コンで今のところは2か所に準備しており、そこより遠くの場合は延長のテーブル

タップDC版を準備している。電圧のバリエーションはUSB端子から5V、昔々に使っ

ていたラジコンヘリ用の電源パネルを使い1.5Vと6Vを取り出すことができる。いずれ

も小容量のものに限られるが、普通の使い方なら十分だと思う。

今、LEDモジュールを使って照明器具を作ろうと考えている。1000ルーメンを越える

明るさのものが数千円で作れそうなのでリサーチ中だ。ソーラー発電の利用計画か

らスタートしたものではないから、このように利用計画が後追いのものになっている

が、あれこれ調べるとまた別の面白いものを見ることができる。


『回顧録、逆流』

2013年02月04日 17時50分11秒 | 回顧録

入院中も、家に帰ってからも昼寝の習慣はないから、朝起きたら寝るまで横になる

ことはなく、食後の逆流への気遣いは無用だった。病院ではベッドに傾斜をつけて

頭を高くできるが、家では枕の高さでしか調整できないから、タオルを何枚も敷い

て自分のいい高さに調整した。気を付けていた心算でも、この方法でも逆流を防ぐ

ことは出来ず、夜中にあの苦い液が酷い時は鼻まで戻ったことがある。喉、鼻、耳奥

にその液はへばり付き、水を飲んでもうがいをしても流し消すことはできず、ただた

だ痛みを我慢して和らぐのを待つだけしかない。私の場合は楽な方だが、これが気

管に入ったりしたら大変なことになるらしい。

逆流も長期的にみれば、自分の身体が自然に学んでいくようで、段々と減って来る

し喉にへばり付き長い時間、苦々しい思いをすることは殆どなくなる。逆流も個人差

が大きく、軽微な逆流が殆どの私のようなケース、夜中に逆流を起こし朝まで寝るこ

とが出来なくなることが度々ある人など様々。

胃の吻門部を摘出しているから食べた物が戻らないように口を絞る機能はなくなって

いる。食後、横になったりしなくても、例えば草取りのようなことをすると、食べた物が

そのまま戻ることはないが、感じとして戻りそうになる。だから指導を受けた通り、食後

に寝るなんてことは大罪を犯すようなもので、直ぐに罰を受ける。

3年経った今でも軽いものはあるが、それによって寝ることを妨げられたり、別の症状

を引き起こしたりすることはなく落ち着いていると思う。


『軽トラ・デラックス』

2013年02月04日 17時48分45秒 | 日記

年末に駄々をこねて、遂には力尽きてしまった我がミッドシップの軽トラは廃車の憂

き目にあってしまった。苦渋もない選択で新しい軽トラを注文し、待つこと大凡1か月、

ピカピカの新車がやって来た。先代は16年前、購入したものだが所謂、新古車という

『訳あり』の車だったから、諸経費はゼロに近いから、こだわりさえなければお買い得

と言ったものだ。新古車とは聞きなれない言葉、新車登録した直後に何かの理由で

キャンセルになったものだから×一。それでも車自体は新車だから何てことなかった。

あるはずはないだろうが、一度いい思いをしたから、ついでに『新古車はない?』と聞い

てみたが予想通りの返事だった。

さて、『軽トラがやって来た、ヤー・ヤー・ヤー』は、事のほか進化しておりビックリさせ

られた。軽トラのくせに、パワーハンドル、パワーウィンドウ、ABS、運転席・助手席エ

アーバッグ、間歇ワイパー、キーレスエントリー、エアコンとちょっとした乗用車並み

装備だ。私はこれに乗って畑や山小屋、炭小屋辺りをウロウロするのだ。

上記の装備は先代の軽トラにはなかったから快適どころかデラックス。私の趣味では

ないが『土禁』にして『荷台が汚れるから荷禁』にしたら、何のためのトラック?


『回顧録、退院』

2013年02月03日 18時28分47秒 | 回顧録

10月31日、26日間の手術入院を終え無事に退院することになった。病院では喉の

保湿のための吸入をしていたが、家にそのようなものはないので家電店に寄り、加

湿器を買いその補助とした。この頃から声が出にくくなり、最初はかすれ声程度だ

ったが徐々に酷くなっていき、最悪の時は絞り出さないと声にならないほどになっ

た。手術で声帯を司る神経に影響が出るもので食道手術の典型的な後遺症だが、

時が治癒してくれる代物らしく、先生も声が変でも様子を聞こうともしなかった。電

話で話をするのが一番辛く、妻には声が出ないからと断らせていた。

こうした後遺症の説明は詳しくされており、自分では理解しているつもりでも、ふと

『私の場合、こうした例と違うものではなかろか?』と心配が頭をもたげることもあっ

た。徐々に悪くなっていくのはよく分かっていたが、徐々に回復の方向に向う兆候

は何一つとしてなく、最悪の状態になってから、症状はフラットを保ったままだった。

1か月ほどしたある日、喉でえへん虫が『エヘン』と言わせたら急に、ややかすれ声

にまで戻り、それからは直ぐに回復してしまった。結局、何の治療もなし。

退院して久しぶりの我が家は格別だった。病院と大きな違いは洋式生活から一挙

に和式生活に戻ったことで、季節的には晩秋だから朝晩は少し冷える。手術を受

けた身体にはこの程度の寒さでも堪えるもので、温風ヒーターのお世話になり、火

の気のない炬燵に足を突っ込んでいた。あばら骨は相変わらず痛いままで、寒さ

は痛さを増大させ、特に朝の内は疼(うずく)ような痛みを伴った。この頃に、やっと開

胸手術のことが分かったのである。

妻に『この辺りが痛い』と見て貰ったら、『手術の痕のようなものが・・・』

先生は何度も説明されたであろう、同意書にも署名捺印されているのに、当の本

人たちは結果として全くではないが、理解していないとは・・・・

これから後に、開胸手術はあばら骨の間にジャッキのような物で云々・・・について

も知ることになり、やっと治療の全貌を理解。それにしても程の悪さは、どう言い訳を

してもし切れないほどだ。私は方法論や納得性を求めてはいなかったし、一刻も早

く癌を取り除いて貰えばそれで良かった。そうすれば食べることの苦しみから確実

に解放されると信じていた。温めるといいことは分かっていたので、朝風呂を沸かし

て貰っていたが、自分でも自由に動けるから町内の温泉施設に出かけるようにした。

ゆっくりと身体を温めると嘘のように痛みが引いていく。自宅の風呂と温泉の利用で

徐々に痛みがとれて和らいでいったが寒い間の痛みは引かず、春になり温かくなっ

て本格的な回復となった。


『原発は毒か薬か』

2013年02月03日 18時26分09秒 | 日記

毒は不思議な魅力を持っているから悪いと知りながらも、その魅力に取りつかれて

しまうと、止めることも絶つこともできないもののようだ。麻薬がいい例だ。誰もがその

害を知っている。その効果も知っている。使い方によっては毒にも薬にもなる。

毒と原発はよく似ている。核を利用した原発はエネルギー効率のいい発電をする。

火力の場合、主に化石燃料を使うから相場価格の変動により、安価で安定的な発

電を実現するためには、飛躍的な熱効率の改善がなければ実現は難しい。その

点、『原発』は一度、設備投資すれば低いランニングコストで安定的な電気を作る

とされている。しかし、シビア事故になると人の手で制することが出来なくなる。

福島は今でも被害救済は進まず、理不尽に故郷を追い出された方々は,ご苦労の

真っただ中におられる。福島の事故はとんでもない被害を引き起こしたが、どうにか

冷却することに成功した。もし、冷却に失敗していたらその影響は計り知れない。炉

心近くに人が行けないから、ただ遠くから眺めているだけの状態になり、その間、放

射線はどんな単位で放出され続けるのか予測もつかないのだ。福島原発の今だけ

でも、こんな困難な状況にあることを考えれば、原発は強烈な毒の要素を持つと

言える。この世界に足を入れると、これ以外の発電方式の研究や開発には目がいか

ないようだ。あのエネルギー大国のアメリカでさえ、20年以上も前に数kmにも及ぶ風

力発電の風車があったり、決して先進国とはいえないトルコでは大規模な地熱発電、

ドイツはソーラー発電が普及している。いずれの国の電源開発状況の詳しいことは

分からないが、日本のような形とは異なる。原発一本に向かった為、ソーラー発電の

普及補助事業も中途半端な形になり、政府も支援しなくなっている間に、諸外国は

普及に力を入れて成果をあげている。ソーラー技術は世界一などとほざいているが

自国では普及させることをしてこなかったから、技術的にも追いつかれそうになり、家

電部門のみならず、この分野でも後進国の仲間入りになりかねない。

別の見方をすれば発電の主力を原発に頼ってしまったツケは大きいということにな

る。財界は原発の電気は安いから、これなくしては国際競争に勝てないなどと言って

いる。電気を必要とする工場の大半は国外に移転させてしまっているではないか。

次々と早期退職者を募り、次々と国内の工場を閉鎖させているのは、何処の国の経

営者だ。どこの工場に電気が必要なんだと聞いてみたい。もう一つの毒の要素は『政

官財』の癒着構造は壊さないよう、表紙替えをしながら裏利益が温存され続けるので

はないかという疑い、種々の改革、透明性の説明などあるものの、どれもこれも信頼

に値しないものばかりだ。

そうした構造の払拭にと、目玉商品『原子力規制庁』は早速に『癒着ぶり』をご披露な

さった。やはり毒は毒を以って制することがベストなのか?


『回顧録、感謝』

2013年02月02日 18時53分46秒 | 回顧録

術後、これと言った不具合や心配事は皆無、しかも手術による外科的な痛みはあば

ら骨だけで、鳩尾から下腹部に向かう傷、あばら骨に沿った手術痕の痛みは一度も

感じたことがない。傷口はきれいにスーッと流れるようになっており、抜糸跡など何も

ないように見える。写真でよく紹介されている、ケロイド状の手術痕だと痛々しいが、

私のは見事の一言に尽きる。先生があれほど案じておられた煙草による肺機能の低

下が、手術に重篤な影響を与えるリスクも回避できた。また肝臓のγgtpの異常値は

手術のゴーサインを躊躇させるものでもあったことを考えると、先生はよく決心して手

術して下さったと今更ながら、言い尽くせる感謝の言葉は見当たらない。

肝臓の機能低下は万が一、大量輸血や他の合併症などに関連してくるから、単にア

ルコールによる云々だけでは済まないシビアな問題だった。そんな劣等生が無事に

大手術を受け何事も無かったかのように元気になった。勿論、患者と一族郎党にとっ

て喜ばしいに違いないが、執刀医の先生も安堵とともに喜んで下さったと思う。

手術後には各担当医が集まり手術後の患者に関するブリーフィングを開くそうだ。そこ

で私の経過報告をしたら、その回復の順調さに各先生方も驚いておられたと主治医

の先生から聞いた。『もし』、この言葉は沢山の意味と分岐を示唆する。もし、胃がんが

大きく予定よりも多く摘出しなければならなくなっていたら、血行の悪い大腸を切除して

食道と残胃を接続する。この際、食道、胃、大腸の一部とはいえ3つ臓器が機能低下に

なってしまう。また後遺症、QOLも今よりも難儀なことになっていたろう。

それに血行の悪いとされるものを代用にしたことで生じる症状、後遺症も併せ考えると、

尻の穴がしぼむくらいぞっとする。もしを悪い方に考えるのではなく、こうならなかったこ

とに感謝するプラスの方向に持っていかねばならない。

入院することにより私のために尽くして下さった方を思い出してみるものの、余りにも範囲

が広すぎて、言い尽くせるだろうか。受付、各検査科での先生、研修医、看護師、病理検

査員、食事、掃除、設備の運用員などなど、この他に私が知らない方も沢山おられるであ

ろう。患者から見れば病状と直接関わる医師や看護師に目が行きがちだが、直接的には

見えない裏方なくしては、私の病気と闘うことは出来ない、つまり病院が一つのチームとな

りそれを可能にする。このような入院をしたことがないから、知らなかったことを知り、普段

はあり得ないことを経験し、考えなかったことを考え、そして自分以外の方から沢山助けて

貰いながら生きてきたこと、生きていることを知らされる。

弱々しく訪れた初診の8月19日から始まった癌とのバトル、手術により最悪の症状はなく

なり、これから体力の回復を図り、癌と新たな闘いが始まる。こうした気分を持てるようにし

て下さった多くの方々に

『大変お世話になり、有難うございました』と感謝の言葉を贈ります。


『体罰と暴力』

2013年02月02日 18時51分44秒 | 日記

桜宮高校の部活で体罰に耐えられなくなった高校生が自殺、入試の中止を巡り大

きな論議を引き起こしている。当事者にすれば、この学校を受験することを目標にし

て努力してきたのに、目前になって目指すべき目標を奪い取るのは理不尽だと言い、

否このような学校の在り方では、まともな教育を受けることはできないと言う。

両者の意見は真っ向から対立しているが、どちらの意見にも理があり、正しい、正し

くないと決めつけるのは難しい。教育の場で指導結果により生徒が自殺した。何故、

自殺をしなければならなかったのか、何故、くい止めることはできなかったのか。

桜宮高校は、この問題を早急に解明し学校解体があろうと再発防止を図らなければ

ならない。報道を観てて学校は『生徒の死』に対して余りにも無神経で無責任なよう

に感じる。それを管轄する教育委員会にいたっては、火の粉退治が忙しく見ている

方向が違うようにも見える。

1人の生徒の死をどのように捉えて、今後の教育に反省事項をどのように埋め込もう

としているのだろうか。生徒は部活の顧問教師から体罰を受けたのが原因で自ら命

を絶ったと言われている。

体罰・・・肉体に直接苦痛を与える罰

罰・・・・罪や過ちに対するこらしめ。仕置き。

罪・・・・法律、道徳、宗教などに反した行為

意味を調べてみると、このようになっている。そうすると部活の顧問教員は自殺した

生徒が部活の最中に『罪や過ちを犯した』から『肉体に直接苦痛を与える』という風

に二つの言葉を繋ぐことができる。生徒はバスケットをしていて『過ち』を犯したのだ

ろうか『罪』を犯したのだろうか。罰を与えられるくらいだから『過ち』にしても、どでか

いものだったのだろうか。客観的に考えれば、試合中だろうが練習中だろうが、こう

した言葉に該当するようなことはなかったのではないかと思う。

改めて、では何故、生徒は自殺をしなければならなかったのか。

暴力・・・1 乱暴な力・行為。不当に使う腕力。

          2合法性や正当性を欠いた物理的な強制力

もし、顧問教師の行為が暴力ならば、軽微な過ちであって罪にはならない場合であ

っても『合法性や正当性を欠いた・・』ものが暴力だから、辻褄は合うことになりはしな

いか。柔道女子日本代表の告発にしても『陰湿な空間の出来事』であるから、両方

の事件とも、相通じるものが潜んでいるかもしれない。私のような戦後直ぐに生まれ、

子供のころから躾として頭を叩かれたり、廊下に立たされたりしてきた者にとって、そ

うした行為が一概に『体罰』『暴力』とは直結しない。暴力、体罰を肯定しているので

もない。多分、昔は今より人間関係が純粋で、先生と名の付く人は一様に人格者で

あり、尊敬される人が大半だった。そうした先生から学校で叩かれた、親の反応は

『子供が何かしでかしたに違いない』大方のところ、これに間違いはなかった。

そんなことであっても今は体罰という。時代とともに人間の意識や関係などは変化して

いくから、昔のままの姿であるはずはないし変わっていくことも大切,さりとて、変わって

はいけないものあるはずだ。日本はどこかで、レールを敷き違えていなければいいの

だがと、危惧している


『回顧録、管理栄養士のレクチャー』

2013年02月01日 18時24分51秒 | 回顧録

胃と食道の摘出手術による身体の変調と食事方法について管理栄養士からレクチ

ャーするので、妻と二人で受けるように言われた。ダンピングや逆流の症状や具体

的な食事内容を事細かく教えてもらえた。胆嚢、胃の機能はないに等しいから、淡

泊で消化のいいものを更に良く噛んで食べることだそうだ。歯抜けの早飯食い爺さ

んに、こんな説明しても無駄とは言わぬが、多分、味の濃いものを食べると言い出す

に違いないから、やはり無駄な事か。胃の噴門部は食べたものが逆流しないように口

を塞ぎ、幽門部は食べた物が消化されるまで腸に行かないよう閉じる役目をしている。

噴門部を取ると口が無くなるから食べた後すぐ横になったりすると逆流してゲロのよう

になる。だから夜、寝る時には頭を高くしないと逆流が起きる。この場合、胃酸も一緒

に上がって来ると喉にへばり付きそれは苦しい思いをする。一度へばり付いた胃酸は

最低15分くらいしないと痛みから解放されない。

胃酸を取るためにと水を飲んでも全く効果はない。人間の胃袋はとてつもなく恐ろしい

ものだと思う。白魚の踊り食いは生きたままのものを酢醤油に一寸つけて食べる。あん

なか細い魚だから食道の辺りで意識が遠のき胃袋に到達した頃には意識はなくなっ

ているだろが、強烈な胃酸で意識が戻った途端、酸にやられる、こんな風だろう。白魚

ならまだ可愛いものだ。サラリーマン時代、先輩から教えられちょこちょこ出かけていた

店は、通好みの食材で趣向を凝らした料理が得意だった。ここでは泥鰌の踊り食いが

出る。それは白魚の何倍もある大物も交じっており、本当にこれを生きたまま食べる

の?と聞きたくなる。『頭を少し噛んでからつるっと食べる』

本当は頭を噛んで弱らせなくても、胃袋に到達した時には動かなくなっているから大丈

夫だ。つまり、生きたまま胃の中で暴れるなんてことは不可能なほど人の胃は恐ろしい

のだ。そんな胃酸に対して喉や口の中は防備する術を持たないから、自分の体のも

ので自分の身体を痛めるという不思議な現象が起こるものだ。

入院中には逆流もダンピングの兆候もなく折角、説明を受けても実感がないから、他人

事のように聞こえており、自分にも起こりうるのか疑問視していた。さりとて、いい加減に

聞いていたのではなかったから、後日その説明の有難さに気づかされた。


『無線LANの便利グッズ』

2013年02月01日 18時19分46秒 | 日記

PCの世界を少しでも齧った方には今更感のすることかもしれないが、不測の事態に

陥った時、案外と助けてくれるかも知れないツール。普段はモニターの役目としての

使用方法になると思う。

詳しくもないのに説明するから厄介なことになるが、フリーソフトだからお代は要らから

聞いておいても損はないことだ。inSSIDERというソフト名で自分のアクセスポイントを中

心に、周辺にどのようなアクセスポイントがあるのかモニターしてくれる。

つまり近所の人が使っている無線LANのアクセスポイントの電波(CH)と自分のものが同

じだと混信を招き、通信速度が遅くなったりする、それを可視化してくれるものだ。詳し

いことは『inSSIDER』で検索すれば分かると思う。

ダウンロードできるURL=http:inssider.softonic.jp/download

自分のCHとかぶっている場合などは空CHに変更して影響を避ける、その判断材料を

提供してくれる。私の周辺でも数局のアクセスポイントがあり、その動きを見ることができ

る。この辺は戸建て住宅ばかりだからラップトップを持ち歩けば、どのSSIDがどの家か判

別できるのではないかと思う。つまりそのアクセスポイントに近づけば電波の強度(DB)が

強くなることで特定できるはずだ。無線LANは暗号キーで守られているから、こうしたこ

とを知られても悪用される恐れはないだろうが、昔から暗号は破られ続けているから、

過度の信頼は避けねばならないと思う。

 


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