Live Chaser ゆかりんの旅

年間約50本のライブレポを中心とした、日々のたわごとで~す!

「チェルノブイリの子どもを救おう会」からの懸命の叫び

2011-11-15 19:23:50 | 私のお仕事
放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響
チェルノブイリ原発事故 被曝の病理データ

著:ユーリ・I・バンダジェフスキー 訳:久保田 護
発行:合同出版 A5判ソフトカバー 定価:1,890円


チェルノブイリ原発事故で汚染された地域に住む人びとの健康状態に関して、ゴメリ医科大学が10年にわたって実施した剖検を含む医学的調査と動物実験の結果を評価し、人体の各器官に起こる病理学的変化について考察した論文です。
とくに放射性セシウムの毒作用に注目し、生体中の長寿命放射性元素による一連の症候群(SLIR)を強調しています。
体内に取り込まれた放射性セシウムによる健康影響を考えるための参考書といえるでしょう。

巻末には原論文も掲載しています。
コメント
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