我ながら不憫に思う

仕事をしていたら、社員さんに「こにゃんこさん、小学校から電話です。」と呼ばれました。

・・・・・・・・・・
ゼッタイ、良くない話だ　と思いながら電話に出ると、担任の先生からでした。

「ジナンくん、37.8℃の熱があって、今、保健室にいます。
本人がしんどいというので、お迎えに来てほしいんですが・・・。」

ゲッ　朝、家を出た時はあんなに元気だったのに
今日は早番でお店に来ていたので、いつもより早く上がれるな～と思い、
「2時にお迎えじゃ、いけませんか？」と言うと「そんなに長くはお預かりできません」と言われました
やっぱり、ダメかぁ・・・と思っていたら、
「ジナンくんがね、お兄ちゃんが今日は中学が4時間で終わるって言ってるんですけど、
お兄ちゃんがお迎えに来れますか？」と先生。

ナ～イス　ジナン　（　この時点でヒドい母親）
小さい頃から親が働いているからか、よぉく分かっていらっしゃる

「え　中学生がお迎えに行ってもいいんですか」と驚いて聞くと
「まぁ。お母さんがお仕事をあがりにくいっておっしゃるなら、仕方ありませんね・・・。」と担任。
最近の小学校ってなんて物分かりがいいんだ

中学と小学校は歩いて5分とかからない距離にあります。

「ちょっと、中学に電話して、コナンに聞いてみます」と言って、電話を切りました。

中学に電話してみると、教頭先生が出て、今、卒業式の練習中で電話には出られない、とのこと。
藁にもすがりたいハハは、教頭先生にコナンに学校が終わったら、小学校に行って弟を迎えに行ってほしい、と
コナンに伝えてほしい、とお願いしました。
コナンが渋ったり、お迎えに行けない状況になったら、ご連絡ください、と言って電話を切りました。

教頭先生、なんちゅう母親って思ったかも・・・
思われても仕方ないけど・・・

小学校に再度電話して、お兄ちゃんが迎えに行きます、と伝えました。

さて、こにゃんこ地方、今日は吹雪いたりピーカンってくらい晴れたり、とコロコロ変わるお天気でした。

外を見ながら、どうか、コナン＆ジナンが帰宅する時は吹雪きませんように・・・とお願いしていました。
熱が出て、しんどいって言うのに、母親に気を使ってお兄ちゃんに迎えに来てもらって
歩いて帰宅するなんて、我ながらジナンが不憫だし、ヒドい母親だとも思います。
反面、母親が働いている、ということを理解して、無理をしてくれたジナンの思いやりに感謝です。

そして・・・若干、心配でした。コナンが
教頭先生に言われて、「ハイ　分かりました」と言って、そのまま家に帰っちゃうんじゃないかと

でも、仕事を終えるまで連絡が一切なかったので、2人でちゃんと帰宅したのだな、と思いました。
コナン、使えるやーーーん　（　失礼なハハ）
後で、コナンの担任の先生が心配してご連絡くださったのですが、コナンが帰ろうとした時は
猛吹雪の時で、コナン、「大丈夫かなぁ・・・・」と心配しながら下校していったそうです。
若干、13歳で、弟のお迎え・・・仕事を優先する母親を持って2人とも不憫やなぁ・・・

（後で聞いたら、雪が降っていたので、小学校の教頭先生が心配して、
うちまで一緒に歩いてくださったらしい。）

仕事を終え、自宅へ急ぐと、ジナン、ベッドに横たわっていました。
熱を計ると、38.1℃にまで上がっていました。
頭痛と吐き気もする、とジナン。
小児科の診療が始まるのを待って、病院に連れて行ったら・・・
溶連菌でした

よく溶連菌になるやっちゃな
まさか、今週末、コナンがなるんちゃうやろな・・・

子供たちの成長と思いやりに感謝しながら、働ける有り難さをつくづく感じた1日となりました。

ジナンは、病院でもらった薬が効いたのか、よく眠っています








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