9.11 全世界の人々に衝撃を与えたこの日…
カワシマキコさんの誕生日
まぁそーだけど!ホットな話題かもしれないけど!ちがうでしょ!!
テレビでやってました、
「世界の人々がこの日この時に何をやっていたかを思い出せる日」って。
ボクはその時、北海道にいました。
記念すべき「たび部」の初の活動。
翌日の早朝のフェリーで帰るのを前に、
苫小牧の温泉のある健康ランドで夜を明かすために、仮眠室にいました。
この日の夜、ひょんなことから交流があった北海道文化放送(UHB)の「ともだっち~ず」という番組で、
ボクが送ったメールが読まれることになっていたんです。
その記念すべき様子をビデオに収めようと、
持参したビデオデッキと携帯テレビ、屋内用テレビアンテナと車内で100V電源が取れる装置をスタンバイして、
大雨の降る中、夜の車内で録画の準備をしていたんです。
そろそろかな?と思って、ビデオを録画一時停止状態にして、携帯テレビのスイッチを入れました。
なかなかキレイに受信せず、屋内アンテナをあっちへこっちへグルグル回していたら、
砂嵐の向こうからかすかに映像が。
でも、まちがいなく「ともだっち~ず」の時間なのに、
なんか妙な外国の映画が流れてるんです。
ただ変なことに、同じシーンばかり繰り返し流されるんですよね。
…飛行機がビルに突っ込むシーンばっかり
それが映画じゃないことがわかったのは、
建物の中にいた、たび部長からケータイに「大変なことになりました」っつー電話が来たとき。
ただその時ボクは失礼なことに、その時の第一印象は
残念!これじゃ番組はやらねぇな…
機器を撤収して、しぶしぶ建物の中に戻りました。
そしてこの時、南の方から台風がやってきていて、
果たして明日フェリーは出るのか?
とばかり気にしていたボク。
台風情報が見たいのに、
どこのチャンネルまわしても、さっきの「映画」ばっかりやってやんの!
台風情報をろくに見れずに一夜が明けたけど、
やっぱしテレビはオサマビンラディン。
しょうがないからフェリーに電話してみた。
「今日フェリーは出航しますか?」
「出します!」
強気な返事を信じつつも、いささかの不安を持ったまま苫小牧港へ行って、
んじゃとりあえず受付行ってみっか!
って車を停めたときに、ガツン…
となりの車にぶっけてしまった。
幸いにも相手は無傷。こっちは…
北海道滞在中はずっと雨、テレビも台風情報も期待はずれ。挙げ句の果てに車ぶつけてへこますし…
大シケの中を24時間、心と体をぼーろボロにして帰ってきた、っていう思い出を、
毎年毎年のこのニュースとともに思い出すのでありました。