さて昨日4月13日は、江東区民剣道大会でした。私は今年も個人戦と、団体戦にも出場させて頂きました。
個人戦一回戦。何と去年と同じお相手、本部稽古で何度も稽古させて頂いたF澤さん。延長までもつれ込んで、辛くもコテ一本頂き勝たせて頂きました。ただ試合をしていて、本当に自分の技を決める力の弱さを感じていました。正直、三段だったころの方がよほどそこらへん出来てたのではないかと思うくらい。実力伯仲、またぜひF澤さんと稽古させて頂きたいと思います。
二回戦はこれまた何と!同じ江少剣のY﨑先生でした。子供たちは「どっち応援するー?半分づつー?」などと話しており(笑。「いや負けそうなこっちを応援してくれようー」「えー、でもY﨑先生にいつも稽古してもらってるしなー」なんて(笑。開始しばらくでコテを一本頂きました。子供たちの応援の声も聞こえてきて、なんとか踏ん張りたい!と思ったら何とかコテを一本取らせて頂き、延長までもつれ込みました。「あれ、もしかしたらこれ行ける!?」とか色気を出した途端にずっぱりメンを頂いて、個人戦終了となりました。
さて団体戦。私は次鋒で出場させて頂きました。先鋒が非常に良い勝ち方をしてくれたので繋げたかったのですが、うーん残念。メンの一本負けを喫してしまいました。結局江少剣チーム、一本差で敗退。「くっ・・・あの一本さえなければ・・・」と悔やんでいたのですが。副将Y﨑先生が「楽しかったですねぇ」とおっしゃるのを聞いてはっとさせられました。そうだった団体戦は楽しい物だった、何で私はそれを忘れてプレッシャーのみで試合してたんだろうと、そこが一番の反省点となりました。もしまた、団体戦に出場させてもらえたら。しっかりと楽しんで、そして自身必勝で一回戦突破!を目指して頑張りたいと思います。
そんなこんなで中堅T内先生と一緒の帰り道。T内先生が「いつも試合は相手に稽古を頂く、という気持ちで臨むんですが、今日は一本取ってやろう、みたいな気持ちが出てしまってダメでしたねぇ」というような事をおっしゃいました。あー、なるほどなぁと心底思いました。私は今日どの試合も、色気を出してしまってその瞬間に打たれてしまったと思いました。そうか、稽古だと思って試合に臨めば、いつも通り出来るのかも。大将K澤先生が以前おっしゃってた「稽古は試合のように、試合は稽古のように」とはこういう事かと。次回からはそういう気持ちで臨んでみたいと思います。
●今回の良かった点
始めて?自分勝手だけではなく「相手の心と体を動かしてみよう」と工夫をしたこと。そして少しだけ、うまく行った事(動画をみたらどヘタくそでしたが。涙ぐましい努力だけは感じられた)。あといつもよりは前に出れたかも。
●今回の悪かった点
ここぞ、という時に心が負けた事(負けるのを恐れた。技を決めきれない事。何か訳の分からない下がり癖。「なんだそれ」って感じの無駄打ちが多い事。右手、上半身から力が抜けない事。
子供らの試合を見ていて、まぁ元気で肝が据わってて気持ちの良い剣道をする事。私よりよほど剣道の理念を理解してると思いました。頭が下がります。
10年稽古をしてきて四段まで来ましたが。なんというか、私の剣道はやっと始まったばかりな感じがしますし、実際そうなのだと思います。まだまだ稽古重ねて、子供たちと一緒に精進したいと思います。引き続き稽古のほど、よろしくお願いします!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!