窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オナガガモ・水場に飛来

2019-12-06 17:59:13 | カモ類

オオハクチョウが水を飲みにやってくる湿原の中の沼。オオハクチョウが休んでいる

氷上の近くの開水面にオナガガモが群れでやってきます。彼らもアマモを食べ、塩分を

摂るので水を飲みにやってきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

            ★  オナガガモ・水場に飛来  ★ 

野付湾内の各所から20,30羽の群れで飛んできます。オオハクチョウと違い、かなり

高度を上げ飛んできます。群れになってくるのはハヤブサやオジロワシに襲われないように

連携し、警戒してくるからです。

日中、広大な草原を飛ぶことは危険が高く、本州の方ではあまり見られません。しかし、

もともと彼らが繁殖する北部のツンドラ地域では、広々としていて白夜の中を生活しています。

オナガガモにすればどってことないはずです。

普段は水面に浮かび餌を食べているか、休んでいる姿を見るのが普通ですが、飛行する姿を

目の前で楽しむことができます。

沼の上空に来ると旋回し、翼の羽ばたきを制限し、空気を切る音が良く聞こえます。

スゴーッという音は群れの合唱に聞こえ、なかなかの迫力です。