オオハクチョウが水を飲みにやってくる湿原の中の沼。オオハクチョウが休んでいる
氷上の近くの開水面にオナガガモが群れでやってきます。彼らもアマモを食べ、塩分を
摂るので水を飲みにやってきます。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ オナガガモ・水場に飛来 ★
野付湾内の各所から20,30羽の群れで飛んできます。オオハクチョウと違い、かなり
高度を上げ飛んできます。群れになってくるのはハヤブサやオジロワシに襲われないように
連携し、警戒してくるからです。
日中、広大な草原を飛ぶことは危険が高く、本州の方ではあまり見られません。しかし、
もともと彼らが繁殖する北部のツンドラ地域では、広々としていて白夜の中を生活しています。
オナガガモにすればどってことないはずです。
普段は水面に浮かび餌を食べているか、休んでいる姿を見るのが普通ですが、飛行する姿を
目の前で楽しむことができます。
沼の上空に来ると旋回し、翼の羽ばたきを制限し、空気を切る音が良く聞こえます。
スゴーッという音は群れの合唱に聞こえ、なかなかの迫力です。