オオハクチョウが氷を避けて川の河口に集まってきました。冬季間、凍らない
川の出口で過ごすオオハクチョウたちです。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ オオハクチョウ・飛び立ちのひとこま ★
河口はアマモを食べるオオハクチョウにとり真水を補給し、体内の塩分濃度を
一定にするための需要な場所です。さらに夜間、氷の上で休息し、眠る基地に
もなります。
水を飲み、一息すると河口の方に移動してきます。そして首を伸ばし、頭を
上下に振りだし落ち着きがなくなると翼を広げ、水面を走り出します。
膜のついた指を大きく開き、水面を蹴り、水しぶきを上げながら交互に脚を
動かします。
頭を前に突き出し、首をまっすぐに伸ばし、上下に振るわけでもなく固定し、
翼と脚を動かし、速度を上げてきます。
そのうち体が宙にふわりと浮きだすと曲げて振りだしていた翼が伸びてきて、
広げた状態で翼を上下に動かし、勢いを加速させていきます。
空気に乗ったオオハクチョウは、大型ジェット機が離陸するように低空から
急上昇して飛び立って行きます。