オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

詐欺師と嘘つきと自作自演の時代

2023-01-30 10:24:57 | 銀座の周旋屋

 

 上州の山にはカモシカも棲んでいる。

 雪山では熊かと見間違えることの多いカモシカだが、可愛らしい目をしてジッとしていることが多い。

 この週末もそんな可愛いカモシカに会って来た。

 滝は凍りついて、積雪・豪雪よりもツルツル滑る山の方が厄介は多い。

 自然に、歩くスピードも落ちる。 

 それでなくとも、片目が見えにくくなっているから、ゆっくり歩くことが普通になっているうえに、凍った山ではもっとスローになる。

 人の気配のない寒村をいくつも越えて、帰路は高崎に出て旨いモノを食い、毎週の山の帰りに高速から見えている新しい興味をそそられる場所にいちいち降りて、途中で源泉にも浸かり、いつもの行程を終えてのんびり愉快に戻って来た。

 ただアクセルを踏んで人間同士で競って早く走ってる現代人とは、ぜんぜんに時間の使い方が違う。

 梅の季節が近づいている。

 これから冬の本番だが、春の気配もある。

 

 さて、死とは? 生の終わりということで、それ以外に意味などナニも無い。

 生とは? 母親の腹で10月10日の準備をして、子宮から出て来ることを言う。

 昔は日柄を選んだり、怠慢のために、届け出が随分と遅れていたというのが日常で、誕生日とは、その届け出をした日で確定されてるだけの話で、だいたいの見当、それが本当だった。

 姓名判断や、誕生月の占いだとか、女性や子供が大好きなモノの根拠になっているものはただの歴史と習慣の上にあるもので、統計学的な確率と言っても良い。

 それ以上のナニかがある訳でも無い。

 現代の物事の根底には、この分母の嘘や仕掛けがあちこちにある。

 間違った根拠の上で、論争をしたり、新旧を競う、間抜けな猿のやることだ。

 不動産業という人類のすべての範疇を網羅した現実の中で生きて、個人でも毎週まいしゅう、人が居ない山や海で遊び惚けていると、そんな動かない、行動力の無い夢想家や暇人たちの嵩じる目に見えない話については、笑うしかない。

 目に見えている人間が、一番に悪霊であり、呪いであり、薄汚い悪魔でもある。

 他には何も、無い。

 

 狭く陰気な墓石の下に骨壺に入れられて閉じ込められる死者は、この国の水葬や風葬の古い歴史から言うと、大きく間違っている。

 おかしな宗教に洗脳され果てている。

 大自然の力で綺麗に骨だけになり、地球に返すという日本人の葬儀に戻すべきだ、俺はそう生きている。

 現代人とは価値観も生き方も、その感情の動きもぜんぜんに違ってしまっているが、それで良いと笑っている。

 去年末に眠るように亡くなった爺様の納骨も終わり、経営する会社のすべての決算も今月で、2月から新しい年度になる訳で、上手い事、タイミングは合った。

 合法的に、自然に返す試みは上手いこと出来た。

 残った婆様も元気いっぱいで、毎日笑って生きて居る。

 

 地球上に生きて居るモノは、植物でも、動物でも、みな楽しく笑って生きていたい。

 当たり前のことだが、それを歪んだ我欲の為に破壊し続けているのは、他でもない人類だ。

 ウクライナでの無意味な戦争、コロナでのワクチン接種強制、いろいろあるが、それらの発端となった争い、その元を辿れば、キリスト教を隠れ蓑に使った詐欺がある。

 世界を手の内に入れようとする連中が、これを利用して、そこに寄生して生きて居る人や企業や芸術やスポーツや、世界中のあらゆる経済活動の元締めのような、、そんな悪魔教に成り下がっている。

 そもそも世界の覇権国でもあるアメリカが、100年周期の覇権国の立ち位置を降りる訳で、ドルも一通貨になる準備が進んでいる。

 最初に戻るが、楽しく笑って生きるということが、他を殺して生きることになっているのもまた地球上の命あるものの宿命でもある。

 平和と、殺し合い、矛盾を抱えて、延々と争いを続けているのも、人類だ。

 その調和を考えて、その矛盾を受け入れて、俺は64年を生きている。

 食い扶持作りの商売では、出来る限りは争わず、皆が喜んで貰えるようにと、それだけを重視して続けている。

 紹介や、口コミやリピーターによる来店客が、成約数の9割を超えているのは、その故だろう。

 100%になれば、広告や宣伝や看板などいっさいが不要になる。

 それを40年以上も前に、若い時分に営業職を始めた時、一番に考えたことだった。

 広告や宣伝が必要な商売は、永遠に広告屋や宣伝屋に振り回される。

 嘘くさい今がまさにそうだろう。

 新聞・テレビ・ネットメディアが、しょせんは瓦版屋やチンドン屋の癖に、権力を握り利益を吸い上げている世の中社会に、大企業がまず迎合しているのは、恥ずかしい景色でしかない。

 俺は最初からそこには居ない。

 それで自営を30年、銀座の街で続けている。

 口で言う前に、仲間を募る前に、独りの行動で示す。

 そのまんま、30年が過ぎただけ。

 こういう自営業者もいると、そんだけの話だ。

 たった独りで、コツコツ年商がウン十億円になった年もある。

 逆に昨年のように多くの身内の災難に付き合って、仕事にならないこともある。

 借金・負債や貸し借りが無いから、飽きて嫌になったらやめるだけ。

 まだ、もう少しは、続けるだろう。