オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

案と掛け声だけ、鯛焼屋は潰れる

2020-03-31 10:55:25 | 銀座の周旋屋

 

 雪割り草か・・・。

 

 喧しいチンドン屋のメディア群が、煽るわ煽るわ、間抜けが煽られてヒステリー婆ァ、中身のない蝉の抜け殻。

 じっくりやってりゃ~エエがな、なにを右往左往して、いい大人たちが、どうしよう? 気にするな! と、ビクビク騒いでいるのか?

 チンコロの群れは、しょせんチンコロでしかない。

 

 IOCのバッハ、成金・守銭奴・幼稚なマフィア、子分の森なんざ愚か者の極み、いまこの状況で東京オリンピックの話を誰が聞くのか? オリンピック自体の価値がその程度のものだったと自分らで言っている。 

 WHOの事務局長らも、おなじような顔と目をしている、そう欲ボケ狐の目。

 ホンモノのアスリートは、すでに都合よく作られた世界大会やオリンピックには興味を失っているし、養豚場で飼育されて生涯まで捧げる連中の墓場だろう。

 素直で従順な権力奴隷としてひたすら邁進する大臣の橋本や、長官の鈴木らがそのいい見世物になってる。

 メディアと企業と権力のゼニカネ儲けでしかない、安っぽい美談やドラマ作りも、自作自演の9,11とおなじ。

 ホンモノのアスリートは、延々と笑いながら、山や海で遊び惚けておるものだ。

 馬鹿馬鹿しい、プロテインロボット、オツムは奴隷の鏡、幼稚園児たちのお遊戯会。

 

 原油が、昨夜は一時20ドルも割っておったな・・・。

 

 不動産の売り買いの話は、こういう周旋屋稼業を続けてると世の中社会が不景気になっても相変わらずに色々あるが、賃貸の方はここ1か月、とんでもない大不況に襲われてる自営や個人の、やめようか? どうしようか? の相談ばかりになってる。

 来月からは家賃が払えないかも、そういう相談が多くなってる。

 借金・負債を抱えて生きてる連中には、収入は無くとも支払いは待った無しだ。

 やるやる詐欺の国家・自治体の助成や救済はすでに手遅れだろう。

 ま~だ、案を出して遊んでる。

 ・・・過去にない、思い切った経済対策をする!!・・・ナニを? するの?

 案と掛け声だけで商売が出来るものならば、犬や猫でも鯛焼き屋は出来る。

 現実が見えてない、現場が解らない、そんな政治家や官僚・役人、自分たちの首が晒されることもあるだろう。

 俺が20年前に、いずれ相続する分までのすべての借金・負債をキレイにした時、解っていたことだ。

 その時が、人工コロナによって、考えてた時期よりもずっと早くにやってきた。

 阿鼻叫喚、あちこちで悲鳴があがる、命を絶つ者が出てくる、終わりにすべきなのは、本当は人類の愚かな屁にもならない日常習慣のほうなんだが、命よりも重いものだと、皆さんは勘違いしておるだけだ。

 もっともらしい善人も出てくるんだろうし、優しいことばかり抜かすニセモノも溢れてくる。

 内部留保があるから大丈夫、実業があるから大丈夫、実物資産はあるから大丈夫・・・金融経済の専門家や学者たちはみな呑気に笑っておったが、今も俺のように笑って過ごしておるのかどうか?

 今年は梅雨を前にして、とんでもない世の中社会になっているんだろう。

 自営や中小企業はすでに泣く泣く社員の首切りを始めているし、その先には廃業・破綻も見えてきてる。

 国家が? ナニかしてくれる? 本当に?

 のほほんと平和ボケしてダラダラ生きて来た人たちには、気が狂うほどの残酷な日々が見え始めている。

 キチンと自分の足で、歩いて向かう方角は見えているんだろうか・・・。

 皆さん、断崖絶壁、そっちの方に歩いてるようにしか見えないがね。

 山で遭難した未熟者が、動転して我を忘れて向かう方角だ。

 そうしてこれは画面の中のドラマや映画ではなくって、現実そのものだ。

 

 ウサギと亀の話って、本当なんだよね~。

 

 人工コロナウイルスはその分析によってすぐに解る。

 そうしてその人工ウイルスのワクチンを作れるのは、その作った者だけだ。

 アメリカでは、そのワクチンを本格的に作り始めている。

 大儲けするためだろうが、自分たちの国に、それが舞い戻って大惨事、諺にもあるが、笑えない。

 国民みな保険加入の日本とは違って、欧米先進国では医療費がバカ高いから、日常の医療がキチンと出来ておらず、基礎疾患・持病を持ってる高齢者が多いことが、被害を大きくしていってるが、自作自演がまた悲劇を生んでる。

 旧態勢力に出し抜かれたトランプが、それを正直に暴露する時、軍産一味は木っ端微塵にされ、彼は再選を果たすだろうか・・・。

 彼はまだ、ケネディのように軍産一味に盾ついても、暗殺されずに生きている。

 そうして習とプーチンが強力な援護をするだろう。

 どうも、中国は生ワクチン接種という乱暴な処方によって鎮静化に成功したような風でもある・・・。

 核戦争から細菌戦争へと舵を切った軍産一味の世界転覆ゴッコで、多くの人類を犠牲にして、オリンピックや米国大統領選挙がその屍の上で華やかに行われる?

 愚かすぎる人類の喜劇だとしてもだ、その代償は大き過ぎる。

 俺はすでにそういった人間社会の出来事には、感情や感傷は動かない。

 そういう歴史を延々と繰り返してきているのが、人類という下等動物の性でもある。

 人のいない奥山の頂で、そこに棲む獣達と一緒に、とてもドラマや美談など有り得ない人類を嘲笑ってやろうか。

 

 脆い幸せに、脆い自己満足、脆い愛情に、脆い日常、脆い集まりに、脆い人間関係、脆い浅はかな大人社会。

 煽動と洗脳に乗せられて、群れて大挙して大騒ぎ、ヒステリックな大人たちが自分たちで崖に向かい始めてる。

 ある意味で、とても興味深い、人間の本性が、こういう時に表れる。

 30数年前の不動産バブル崩壊を、そのド真ん中で味わった者でも、今回ははるかに長引くと想ってる。

 国民も、国家も、世界中が、狂い果てた思考停止状態。

 

 さ、今日も自営や個人の行き詰まって先の見えない人たちと、今後のことを一緒に考える時間が続く。

 それが、俺の仕事でもあるし、それを止めた時、俺は退屈な人間の社会にはいなくなってるだろう・・・。

 はっきり言って、人類として生きてることが、俺にはメンドクサクてかなわんわい。


密閉・密集・密接して会見する猿

2020-03-30 08:33:53 | 地球と生きる
 
 

 キブシの花は、山藤にも似ているが、霧やもやった奥山では、垂れ下がったサルオガセにも見える。

 

 三つの密を避けて自粛してください!! と、そのトップ小池の猿の会見では、妖怪猿を中心にして密に横座り、記者らも密にくっついて、カメラも密、後ろや横には職員も密、これはなんの酔狂な会見なんだろうか? 

 安倍や菅や麻生らの政府の会合も、おなじような三つの密を頑なに守ってやって、密に会見を開いている。

 昭恵は秘密の密ばかり、どいつもこいつもオツムがからっぽ? なの?

 銀座の近所の小学生も、ただただ笑って言ってる。

 こういう阿呆どもにだ、自分の命を預けて頼ってる国民がいるとすれば、哀れなもんだろう。

 吉本を見てるよりも、この頃は政治の世界は楽しめるが、いい加減、飽きてきたからもっと面白い猿に替えろよ。

 

 日曜日の、午後の銀座は、雪が雨にかわり、人の出もなく、引っ越しのトラックばかり、閑散としておった。

 パソコンを入れ替えている俺は、老眼に目薬さしながら、黙々と作業を続けて居ったが、腹は減る。

 で、いつもは人混みと混雑でウザッたいから近寄らなくなってる店へ、なんか美味いモノはないかと立ち寄って、そうそう腹いっぱいに心の籠った染み渡る飯を喰ってきた。

 俺の人生に不要不急なんて小難しい文字はなく、すべての行動が自営に必要な動きになってる。

 

 北朝鮮が排他的経済水域外にミサイルを発射、魚を一気に獲る方法でもあるが、わが国にとって一番におっかないのは、地球のプレートへの刺激の方だ。

 河野の変態猿は、そういう意味の発言をすべきだろう。

 我が国に大震災が起これば、こっそり政治家や企業を介して、美味い汁を吸うことなどできなくなるぞ! と。

 ピタッ! と止まると思うぜ。

 

 英国は皆が免疫を付けることが一番の解決への早道という取り組みに失敗して、トップと保険相が感染したとモノ笑いにしてる間抜けがいるが、これでトップと保険相は隔離されて、喧しいメディアへの応対からも隔離された。

 俺は皆が免疫を付ける以外に方法はないと最初から想ってる。

 感染検査ではなくて、抗体検査、抗体のある者を特定してゆく方が、疑心暗鬼から解放され、医療従事者も自信をもって対応が出来る。

 高齢者や持病を持っている人たちを徹底して隔離して、無症状な多くの人たちは普通に過ごして経済活動を続けていかなければ、今度は経済破綻による死者が増え、不衛生な環境が増えるとまたウイルスは蔓延する悪循環だ。

 自粛したって、自粛解除でまた蔓延するだけだ。

 そもそも、毎年この日本だけでも年間に13万人くらいは肺炎を原因にして亡くなってる。

 人類の8割が感染し、うち8割が無症状、2割が入院治療が必要となり、そのなんパーセントかが重篤化する。

 これが本当だろうし、その重篤化する人たちのほとんどが、持病を持ってるか、弱った高齢者だろう。

 過去の感染症の事例をいろいろ見ても、そんなとこだろうが、感染してるうちにウイルスが変異してるとすれば、もう人類には太刀打ちできるものでもないから、運を天に任せて、大笑いして大汗かいて、遊び惚けることだろう。

 涙や汗は防御にもなる。

 生きてること自体、そんなもんだろうと、俺なんかは想って60年を生きて来た。

 

 肺は、いつも空気を思い切り吸い込み、思い切り吐き出す、これをやってないと退化して機能不全を起こす。

 登山や遠泳は、これを目いっぱい続ける遊びだから、俺はずっと続けている訳だが、全身から汗をかき、身体のすべての機能を使い、クタクタになるまで歩く。

 ジョギングやお散歩じゃ~、ゲロを吐くまで息が上がるということはない。

 都会人は日常に肺をキチンと使ってないから、余計に肺炎にはなりやすい。

 鼻で息を吸い、口から吐く、猿でもできる自己満足ばかりで、あとは栄養補給と飲んで喰ってばかり。

 身体の機能をいつもぜんぶ使い果たす、自分の限界まで使い果たす、そんな生活をぜんぜんしてないだろう。

 健康とは、自分の持ってる肉体を使い果たして生きることを本当は言うんだと、気が付かない方がおかしい。

 

 そろそろさ、銀食器を使ってた意味を、また考え直す時期になってるんだが・・・大笑いだ。

 

祭りと集会は統治の要、さ~て?

2020-03-28 10:17:00 | 国際政治

 

 奥秩父の奥山に登った帰りに立ち寄ったりするのが、東秩父の懐かしい日本の田舎が残る里山のあたり。

 千本桜が里山に咲いている場所や、花桃があちこちに咲いてる場所や、山つつじの綺麗な場所や、この時期にはたっぷり愉しめるエリアではある。

 銀座で平日は仕事をやって、都内をウロウロ歩き回ってると、週末は東京にはいない。

 日帰りで新潟・長野・福島あたりは普通に登山で出掛けてるが、その帰り道にもあちこちに立ち寄っている。

 この日本には、自分の足で歩いてみれば、素敵な場所は幾らでもあるとも言える。

 だから麹町の弁護士事務所で仕事の打ち合わせをして、銀座の店まで帰る時も歩いて戻る。

 皇居の堀沿いの桜は満開だった。

 人が集って馬鹿騒ぎする場所は、昔から好きではない。

 だから今年の桜はたくさん見ることが出来る。

 梅が好きだが、今年は桜も愉しんでる。

 これで良いのだ。

 

 欧米の先進国では社会の高齢化が進んでいるが、その保険制度に関しては、日本がズバ抜けて素晴らしい。

 高齢者の多くは、ちょっとクシャミが出ただけで病院に向かい、熱っぽいとなると薬を大量にもらい、早起きしてお化粧塗りたくって病院の待合室、別にそれが普通のことだと笑ってる。

 散髪屋の赤青白のクルクル回ってる看板は、欧米では外科医の看板だった。

 内科医は神父さんやよろず相談屋とおなじ扱いで、医者と言うよりも聞き上手で話の上手い者の仕事だった。

 そういう意味では、たいしたのは居らんが、欧米に比べるとまだ増しなんだろう。

 新型肺炎コロナでの被害は、世界一の高齢化社会がこの程度のことで、第二位のイタリアが惨憺たる状況なのは、この医療保険制度の違いにある。

 老人が気軽に医者にかかれるか、かかれないかの違い。

 欧米では、風邪を引いて病院にかかっただけで数万円は自己負担になる。

 公的な病院機関ではなく、私立の病院になると何十万となることもある。

 日本人には解らないだろうが、病気になっても自然治癒、これが当たり前のような日常にもなってる。

 良いのか悪いのか、今回の感染症では、そのおかげで日本の高齢者たちの被害は欧米に比べて際立って少ない。

 確かに検査の件数は日本が際立って少ないから、相当な数の漏れがあるはずだが、それでも少ない筈だ。

 ところが内外メディアから流れる報道だけ見ていると、日本も国内を封鎖しろ! 隔離しろ! 非常・緊急事態だ! の大合唱で、どう考えても日本の方が普通なんだが、なんだか変な国のような言われ方をしている。

 これは知らん顔して相手をする話でもないだろう。

 放って置けばいい、いまのままで良い、毎年インフルエンザで亡くなってる高齢者の数を見てみるが良い。

 交通事故を無くすために、首都閉鎖はやらない、癌で亡くなったからといって国が救済してるか? エイズ感染防止で外出禁止をやったか? 桁違いの死者・被害者を出してるそんな要因と比べて、二桁三桁少ない新型肺炎コロナ、冷静に考えれば可笑しいことだらけ、大笑いだが、こんな当たり前のことを言っておっても、真面目に取り組んでる人たちには、睨まれる。

 得体の知れないウイルスだから?? SARSやMARSだって、いまだにワクチンは無いのに、こんなに騒いでなかったよな~。

 どうなってるの? 大騒ぎしてる方が異常だろう。

 世界中の国家の経済封鎖、経済を木っ端微塵にしようとしている妖怪の仕業だろう。

 騙されて、一緒になって、崖から飛び降りるのは、まっぴらごめんだぜ。

 

 我が国の食料自給率3~4割、これは日本の農・水産家を潰すような安い海外産のモノを輸入し続けて、ワザと自給できないようにしてきた政治の責任だ。

 食糧危機ともなれば、この国は真っ先に干上がるようになっている。

 ゼニカネをどれほど持っておっても、モノが手に入らなければみな干上がってしまう。

 米はある・・・と言って、国民が半年は喰える量はある、と威張ってる。

 小麦はある・・・と言って、国民が2~3ヶ月は喰える量はある、と威張ってる。

 その先は? 半年先はからっけつ?? そんな癒しにもならない情報を、ワザワザ流す意味はどこにある?

 俺の田舎にある親族の蔵には、30キロの俵がゴロゴロ残ってる。

 心に余裕の無い連中がいかに多いのか? 騒動を眺めているとお笑いだ。

 国のトップの安倍や麻生、都のトップの小池なんざ、自分の頭でモノを考える習慣がなくなってしまってる。

 そういう淫乱・軽薄なのばかりを国のトップに据えてきた、黒幕の仕業でしかない。

 自由自在にコントロールできる? アンダーコントロールされてるのが、実は安倍であり、小池の猿だ。

 メディアは安倍忖度・オリンピックイケイケで嘘ばかり報道してきたが、感染者の数を誤魔化しておった東京都は、ロックダウンだろうよ。

 俺がずっと言ってる通り、銀座ですら1~2月から感染して休んでるのはおった。

 インフルエンザだって毎年無症状でも感染してるのは溢れておるが、こういう流れだと首都封鎖だろう。

 ただね、妄想好きな情報オタクの現代人には悪いが、皆さんの妄想のようには現実は動かないし、結末はぜんぜん違うんだろうな。

 これはドラマでもなく映画でもないし、人間の世界を知らない歪んだ小説でもない。

 

 今日は銀座の街も静かなものだ。

 湿度が高くて蒸し暑いのは、天気が荒れる前兆。

 近隣の周旋屋の自営も、70歳過ぎてる爺ィ連中はみな休業してる。

 おとなしくしてるのではなくって、ここぞとばかりに郊外に遊びに出掛けてる。

 まったくね~、そういう連中でなければ長く続けられない商売ではある。

 俺は、昨年末に購入してあったパソコンを、ようやく入れ替えできる。

 仕事が忙しかったからだが、大量のデータを移す作業を朝から始めてる。

 老眼が酷くなってるから、なかなかね、大変なんだよ。

 近所の八百屋はいつもよりも大量に野菜類を並べておる。

 ・・・完売になるんだろう?

 ・・・ふっふっふ・・・


山で密閉、森と密集、獣は密接よ

2020-03-27 09:38:50 |  報道の嘘

 

 銀座の街をトボトボと山の筋肉痛を抱えて歩いていると・・・あ~、また太ったでしょ!? ・・・酷いことを言われることも最近は多いが、確かに4年前に退院したときに15キロは痩せた身体に20キロの肉がついている。

 176センチで、78キロになったから、ま~太ったというよりも筋肉がついた。

 おかげで去年に履いていたズボンが太腿まわりの筋肉のおかげで、今年は履けなくなってる。

 ・・・それを、デブというのよ!!

 はっきりモノ申す古い顧客ばかりだが、太腿を触らせてやると頬を紅潮させて興奮してる・・・かた~い!!

 銀座の街で、自営のエステやネイルや睫毛弄りを10年20年~以上もやってる50歳前後の喧しいオバサン連中は、だいたい食べることばかりが趣味になり、体形が太り気味になってしまってる。

 これを俺はコロコロコロナ病と最近では呼ぶようにしてる。

 なのに日常から口が悪いし、性格もみなオヤジみたいなもんだから、ぜんぜん笑って怒りもしない。

 ・・・そこの、あんたのことだよ!!

 

 卒業式を終えた母子がそのまんま、遊びにやってくることもある。

 生まれた時から父親はいなくて、母子二人で頑張って生きて来た笑顔を見ると、なんとも言えない。

 俺の腕の中でスヤスヤ眠ってた幼い頃のことを話してやると、恥ずかしそうに笑ってる。

 そうそう、奥山で見かける可愛いタヌキの親子、そんな感じだな~。

 ちゃんとあなたを見てる爺ィもここにいる訳で・・・困ったらいつでもおいで・・・と言うと一言、うん!

 

 かと思えば、生意気盛りの母子家庭の暴れん坊息子もいる。

 銀座の地元の小学校でも中学校でも、問題児。

 小学校3年の時に父親を癌でなくして、その通夜の日の学校帰りに真っ直ぐ俺の店にやってきて、店先で黙って抱きしめてやったら、我慢していた涙がぜんぶ噴き出して大声を上げて泣いてたこともある。

 ところがそんなことすらキレイに忘れ果てて、いまでは悪ガキ面で街を闊歩して歩いてやがる。

 ・・・おい! おめ~よ! 悪さもほどほどにしろよ!

 ・・・あ~、おとうさん!!

 いつのまにか、俺のことおとうさんと呼ぶようになってる。

 

 いろんな可愛いのが銀座の俺のまわりにはたくさんいるんだよ。

 

 アメリカの失業がドン!と増えていってるのに、株価は政府の救済策を期待して暴騰、これが賭場の現状だ。

 後講釈はナンとでもなる、それなりの肩書の専門家にメディアでやらせておけば、それで済む、そんな感じだ。

 30数年前の不動産バブル崩壊時には、本業は順調で儲かってるな~という店や企業が、ある日に突然倒産・破綻ということをあちこちで目にしたもんだった。

 株価が高いからと言って、それが安心に繋がると考えておったら、痛い目に遭うぜよ。

 

 山や海で遊ぶということは、ゼニカネの使い場所が無い、人も店も無い場所に身を置く、そういうことになる。

 そこへ行く未舗装路で、車がパンクや故障をしたら? 自分で応急処置をして下まで降りてこなければいけない。

 車の構造や仕組みを理解して、修理も自分でやることになる。

 だから俺の山用のアルファードには、街の車の修理屋にあるような道具や緊急対応用のグッズが、いつもイロイロと積んだままになってる。

 チェーンだって、スタッドレスの効かない雪道だけでなく、降雨でぬかるんだ山道で使うこともある。

 登る山や隣接する山の地質や形状も理解して、歩けるだろう道は全方向頭に入れて置く。

 そうやって登る道と降りる道を、その時の気分で変えてみたりする。

 降りてみたら山の反対側に出てしまった・・・そういう失敗もある。

 仕方がないから未舗装路の林道をテクテク歩くのさ。

 登山靴の底が剥がれたら? 自分で応急処置、ザックの肩紐が切れたら? 自分で応急処置、天候の変化にも対応できる装備は常時担いであるし、毒虫やカブレる木や植物に触れてしまった時も、即座に自分で応急処置。

 オストメイトになっても、装備品がちょっと増えてるだけで、行動はナニも変わらない。

 なんでもかんでもすべて自分でやらなければいけない、だから愉しいとも言える。

 アクシデントが起きると、原始人、ターザンになった気分でウキウキしてくる。

 ・・・あ~あ~あ~~! ってなもんだ。

 そうして銀座の店に戻ると、今度は人間界のあらゆる仕事をこなす、街の周旋屋になる。

 男女の仲や親子や人間関係もなんでもあり、なんでもできる、それがよろず相談の元になっている。

 反社会勢力だろうが、政治家だろうが、どんな相手でもキチンと言いたいことは言い放ってる。

 常識や良識や、倫理や道徳なんてことを抜かしてるようじゃ~、まだまだヒヨッコよ。

 あらゆる知識を持ち、経験も豊富、そうして終わることなく死ぬまで地球で遊び惚ける、俺を追い越せるか?

 あちこちの子供らには胸を張って言い放ってやれる自信がある。

 そうやって八百万の神になってゆくんだよ。

 山の頂の古い奥社では・・・おう! また来たぞ!・・・ってなもんだ。

 神社や寺でも・・・おう! またご縁があったら立ち寄るわい! それで充分。

 隣で礼儀正しく手を合わせ、静かに願いや祈りを捧げてる人たちは、みな怪訝で不愉快そうな顔して怖がってるが、そういう行動の出来ない大人ばかりが、後悔だけの世の中社会を繰り返しているんだぜ。

 幸せの反対語は、不幸せではなくって、本当はね、後悔というモノだ。

 後悔しない生を生きる。

 よく覚えておけよ。


銀座とコロナと、周旋屋のあたし

2020-03-26 10:11:22 | 銀座の周旋屋

 

 銀座にある小綺麗なお稲荷さんには、コロナに罹らないようにと、お賽銭がこの頃は増えておって、団子や酒まで置いてゆくものだから、近所の公園に棲むホームレスには、小遣い受領と栄養補給の場所となってしまってる。

 

 銀座でも座って食べて10万はくだらない店のオーナー料理人は、早朝の犬の散歩コースを変更してる。

 どうも怪しい咳ばかりしているお婆さんが棲んでる家に面した道を避け、わざわざ狭い路地を抜けて犬のお散歩をするようになってる。

 ・・・目立たない格好で、余計に怪しいじゃんか??

 

 銀座の飲食店の厨房は、狭い店が多くって、夏場にはそこでぶっ倒れる料理人もいるくらいで、コロナが騒がれるようになってマスクが義務になり、それが原因となり呼吸困難でまたぶっ倒れている。

 

 この3連休は、皆さん自粛して買い出し買いだめに出掛けるだろうと思い、のんびり鼻歌で山に向かった訳だが、大勢の欲求不満組があちこちで大渋滞を引き起こしておって、驚き桃ノ木山椒の木だった。

 俺は10日ほど前には、東京もオリンピックが延期か中止で一気に感染者の数が増えると読んで、身内の者らには空いてるうちに買い置きしとけと言っておった。

 倉庫にモノはあっても、お馬鹿な単細胞が大勢また血眼の奪い合いを始めるから、巻き込まれずに必要なモノは買っておいて、笑って見ておれば良いように、あらかじめ準備を伝えておいた。

 だから俺のまわりにはモノが溢れている。

 大笑いだ。

 それをアテにしてる身内すらいる。

 のんびり構えておっても、必要なモノがなくなると困って大騒ぎに参加させられる、これが一番に下らない。

 オストメイトの装具品類もまた、俺の使ってるのはイタリア製のモノや外国製のモノばかりだから、すでに3か月分は余裕をもって手元に置いてある。

 そうやってさ、のんびりマイペースで笑って生きるのさ。

 

 世界で高齢者が多い国は、日本が一番だけんども、二番目がイタリアだという。

 今回の新型肺炎コロナの感染死者数が飛びぬけているイタリアは、もともと高齢者が多かったとも言えるが、日本との大きな違いは、病院と医療と保険制度にある。

 国民が皆入れる保険はおなじようなもんだが、公立の病院でしか治療は受けられず、私立になるとその医療費も保険は使えず、高額になっている。

 だから通常でも公立病院はゴッタ返しておって、待ち時間も日本の比ではないくらいに長い。

 そこに今回の感染症が蔓延していったから、たまったもんじゃ~ない。

 アメリカなんかは昔から医療費がバカ高いと言われていたが、そのせいで感染者は一気に増えていってる。

 たいした用も無いのに、すぐに病院に出掛けて薬をもらってくる日本は、そういう意味では稀有な存在だろう。

 私立病院でも健康保険は使えるし、待たされたと言っても、何時間もということはなかなかない。

 その違いが、感染者と死者数の違いとなっているが、それでも日本は検査にはあんまり積極的ではないね。

 俺のまわりでも都に検査を依頼してはみたが、まったく相手にされなかったと言う連中ばかりだ。

 重症患者や一刻を争うような患者の医療を優先するためには、病院病床の確保は大事だが、それならば検査はするが軽症という線決めをして、それらは自宅療養と決めれば良い。

 重症でも電話の応対が下手だと相手にされず、軽症でも相手にされなければ街を徘徊するに決まってる。

 

 さ、俺は今日も出掛けてくる。

 麹町の弁護士事務所から蒲田まで、午後は亀戸へと予定が入ってる。

 戻ったら東銀座で打ち合わせ。

 お土産もたくさん抱えて、出掛けるべ~。