中央高速は空いておった。
先週の丹沢は東名も混んでおったし、エライ見当違いで嫌な思いもしたが、昨日は気分も良かった。
去年の4月みたいな感じで、これ幸いと毎週長野の高い山々に出掛けておった時のように、対向車線もガラガラだった。
景色はイマイチだろうが、雪山を堪能できる、雲を見上げれば天気が崩れる心配もなかった。
おととしの大雨で相模原の中央高速に崩れ落ちた墓地は、まだまだ復旧工事が進んでない。
墓地の意味も、考えさせられる。
去年10月半ばに買い替えた小さな4駆は5000キロを走ってるが、すこぶる調子が良く、山道ばかりを走っても燃費はリッター17キロは走ってる。
どこも荒れ果てた登山口に向かう山道未舗装路だって、娘と彼にやった16万キロ走ってた山用アルファードよりも小回りが効くし、馬力も不足を感じることも無いし、おなじく息子と彼女にやった25万キロ走ってた4駆のCRVと較べても、なんの不足も感じない。
2台だけを合計しても、10年でお月様に届いてるが、他にも車はあったから、往復してるか・・・。
しいて小型車の難点を言うならば、車体が軽いから、よく飛び跳ねるが、これもいつも山で飛び跳ねてる糞ジジイにはなんということもない。
老いて無駄を省いて、どんどん身軽になってゆく。
メーカーのメカニックあがりの所長に話すと・・・まじで??・・・首を傾げているが、おなじく買い替えたスーパーカブの110ccも、燃費は70キロを超えている。
130円で走れる距離だから、凄いもんだ。
レーシングジャガーやらの高級車を銀座の駐車場に並べていた時期もあったが、もう興味すらなくなってる。
省エネならばトコトン良いほうがオモシロイし、結局は車よりもそれを操作する人間しだいということだろうな。
甲府盆地で降りて、高い曇り空を眺めて、今日はどこの山に登るんべ~? か思案しておったが、いつも人がいない山を選んで登ってるから、決めるのも早かった。
そうやって登っておっても、途中や頂で人に会うと、がっかりするし、幻滅するんだが、昨日は誰ひとりとして他には人はいなかった。
登山口に向かう道には雪が残り、滝は凍り付いて、渓流を渡る橋はすでに氷点下だった。
車外で登山靴に履き替えるのは素早く、上着はすでに重ねて着込んであり、とっとと出発した。
登りはアイゼンはいらないだろうと考え、重いザックにぶら下げて登り始めた。
そのガシャガシャ音が、見通しの良い森に響いておった。
冬眠してない獣がおれば、熊よけの鈴なんかよりもよく聴こえる。
ま~ま~、登り始めから息を切らして・・・お~い、こんちくしょう! 馬鹿野郎! くだばりやがれ!!・・・の掛け声の方が森に響いておるから、獣たちもナニゴトか? と、木陰から覗き見ておっただろう。
これがいつもの、俺の山歩きではある。
匂いを覚えているのか、よく後をついてくる狸がいる山を登ったが、昨日は獣たちもいなかった。
そのくらいに冷え込んでおった。
氷点下で10度を超えてくると、鼻水がカリカリになる。
甲府盆地も雲の下、アルプスもうっすらと山の端が見えるくらいだった。
寒い雪山の頂きで食べる山飯は、このごろは中本の辛い飯ばかりになってる。
風もなく、ただただ冷え込んでいた。
静かだった。
胃袋が熱くなり、食後の熱いコーヒーを飲み、そうそうに下山して来た。
下りはアイゼンをつけて降りたが、年寄りの用心ではある。
帰路、恵林寺に寄ってみたが、だ~れもいない境内の池は凍り付いておって、心頭滅すれば火もまた涼し、寒いものは寒いし、ここの神は悪いが、いつもその時の正直で生きることにしておるから、とっとと用を済まして退散した。
帰路は往路とおなじ中央道ではつまらぬから、丹波を抜けて奥多摩まわりの下道で帰ったが、奥多摩ダムの放水口も白く凍り付いておったな。
都内の方が車の量は多かった。
仕事も忙しく、アメリカや世界の状況も気になってるが、こうやって毎週、素敵な山を登り歩いている。
俺の命は、刻々と、終わりに近づいているわけで、無駄な時間をボ~っと過ごしてることは出来ない。
5年もすれば、コロナなんて風邪だったと言うようになり、結局は人間の持つ免疫と自己治癒能力でしか対応できなかったと、そんなことだろう。
アメリカ人の3分の2がトランプに投票していた事実は、銃を持つアメリカ人の個人個人を黙らせるわけにはいかないだろうし、ほとんどが大メディアに洗脳されて奴隷生活に甘んじて浸ってる日本人には、理解などできないだろう。
個性など封殺されて、豚小屋の豚になれと言われても、ぶ〜ぶ〜喜んでるんだろう。
ある意味では、それは短期の国家としては幸せなことだろう。
トランプは画面の中のバーチャルではなく、実際に世界に出掛けてコミュニケーションをとってきたし、そして無益な戦争はせずに、世界から米軍を撤退させた。
少なくとも、世界人類削減計画などというフザケタ連中とは正反対の、大統領だった。
コロナを撒いて、人類を玩具にしてる連中には面白くないオヤジだろう。
素敵で優しいコマーシャルは極悪人が流す、人道支援や難民救済もおなじ、流行りのインターネット企業は歪んだ肉食趣味だと思うべき。
馬鹿タレばかりじゃ、その意味は解らず、子や孫を食ってくれと、酒と麻薬とセックスにあけくれてる暴力集団に熨斗をつけて差し出すのが関の山かな。
ただ、世界中の民衆が、中国の中の主流、中国共産党には我慢しなくなるだろうな。
大規模な停電や通信障害が地球上のあちこちで起こり、酷くなってくる、これは甘ったれた変態メディアお子ちゃまたちへの威嚇でもある。
現代社会は電気が止められると情報は遮断される、人と人のコミュニケーションはコロナ感染で止められて、電気も止められる、どういうことになるか? 大笑いだろう。
神や仏に手を合わせて祈ったって、それこそが飼育された奴隷のガス抜きの儀式だ。
そうしてアメリカの時代は終わる、これは間違いないことだから、次の覇権国からも目を離さないことだろう。
目先の小さな嘘やヤラセや裏表に暴露合戦なんざ、どうでも良い話であって、現実にナニがどうなるのか、そこで日本はどうなるのか? コロナの嘘は解ってる、世界の現実と嘘がどういう解釈になるのか、株価の上下動を見て居れば解ることだが、昨日までの上げの理由が今日からは下げの理由になる、それが群れで動く人類の滑稽な性でもある。
新型コロナはメクラマシだ。
覇権国アメリカを国家破綻させ、世界の金融経済のシステム変更の為だろう。
一帯一路の時代が始まる。
命を持つ、これをただただ愚かな洗脳と煽動で弄ばれるなんて、もったいないことだろうよ。
命を持つ、これをすべて貴方任せにして、自分から動き出すことをしない、哀しいことだろう。