電車やタクシーに、現金の入ったバッグや仕事の資料など、大事な物を置き忘れた経験のある人は多いだろう。
せちがらい世の中で忘れ物をすると、出てこない事もある。
しかし、ちょっとしたコツを知っておけば、こうした忘れ物をしないで済むものだ。
まず電車では、カバンを網棚に置かない事。
車内が混んでいて、どうしても置かざるを得ない時は、指にゴムを巻くなど、荷物が棚の上にある事を示すサインを、自分なりに決めておくといい。
また、週刊誌などを読んでいると、ついつい気を取られ、下車時に荷物を取るのを忘れてしまう事も。
大事な物を網棚に載せた時は、本は読まない方がいいが、降車駅の手前で認識を戻しておく方がいい。
いっぽう、タクシーに乗る時は、自分の体の左側にガバンを置く事。
タクシーは必ず左のドアから降車するから、こうすると置き忘れる事はないだろう。
なお、大事な物をタクシーで運ぶ時は、運転席の背後のポケットのチケットを一枚取って、自分のポケットに入れておく事。
これには会社名、車の番号、連絡先などが書かれているから、万が一の時に対応できる。
最後に、手荷物を一つにまとめてしまうのも、置き忘れない為の基本のコツだ。
荷物が一つだけなら、忘れる確率はその分低くなる筈だ。