風邪かな?と思った時、体がゾクゾクして寒気に襲われた時は、温かくして寝るのが一番。
でも仕事が残っているから、もう少し頑張りたいし、薬を飲むと眠たくなってしまうし…。
そんな時には、ツボ療法に頼ってみよう。
と言っても、鍼灸医に行くのではなく、自分で簡単に出来るツボ療法です。
まずはドライヤーの温風を、首の後ろに当てましょう。
うなじの中央に有るくぼみ「盆のくぼ」を温める事で、体全体が温まってきます。
ドライヤーが無い場合は、お辞儀の様に上体を折る動作を20回繰り返してみて下さい。
これはこの動作がお腹に有る動脈を刺戟して、血行を良くする事で、体を温める方法です。
さらに鼻水まで出てきて止まらない方は、鼻を蒸しタオルで温めツボを刺戟します。
鼻水の止まるツボは「清明(せいめい)」と言って、目頭と鼻の付け根の骨との間、疲れ目の時に思わず押さえてしまうポイントです。
この清明を指で押し込む様に刺戟しましょう。
でも風邪っぽい時は、早めに切り上げて、ゆっくり休むのが一番ですね。