午前中は、何だかやる気が出ない。
そんな人は体内時計のリズムが、崩れている可能性が高い。
人間の体内リズムは、本来朝から活発に動ける様に設定されている。
ところが不規則な生活や夜更かしを続けていると、体内時計が狂い、午後や夜にならないと、やる気が出なくなってしまうのだ。
体内リズムを元に戻すには、朝の日差しを浴びるのが効果的だ。
朝起きたら外に出て、出来るだけ日光を浴びる事だ。
これで体内時計は、徐々に正常な状態に戻っていく。
または昼食後に、眠くてやる気が出ない時は、思いきって昼寝をした方がいい。
実際に昼食後に軽く昼寝をした方が、午後の作業効率が良くなると言う、実験結果もある。
但し寝すぎると、逆にその後の作業効率を落としてしまう。
20分程度の仮眠を取って、午後の業務に向かうのがベストだ。
「今すぐ、やる気を出したい」と言う時は、ガムを噛んでみるといい。
脳に与えられる刺戟の50％は、顎から送られてくる。
顎を積極的に動かせば、脳を活性化できるのだ。
コーヒーや紅茶などカフェインの入った飲み物を飲むのも、脳を活性化し、やる気を高める効果がある。
但しこれは普段カフェインを摂りなれていない人の話で、カフェインは常習性が有るので、毎日飲んでいる人にはあまり効果が期待できない。
「ここぞ」と言う時に、カフェインを摂ってやる気を高めたい人は、普段の飲み物をカフェインの入らない麦茶などにしておけばいい。