今日十二月二十二日は、七十二候の 乃東生(なつかれくさしょうず)です。
昨日は冬至でした、今年も残りわずかです。 冬至は1年でいちばん昼が短く、夜が長いとき。この日を境に少しずつ日が
伸び、やがて春が近きますが、寒さはここから極まり、植物はそろって枯れてゆきますが、そんな中でも芽を出し始める植物が
あります。 「乃東生」(なつかれくさしょうず)は、真冬にもかかわらずある植物が芽吹く力強い様子をあらわした七十二候
です。「乃東」(なつかれくさ)とは「靫草」(うつぼぐさ)のことです。冬枯れの野の下、靫草だけが芽を出し始めます。
花の形が矢を入れる「靫」(うつぼ)に似ていることから、「うつぼぐさ」と名付けられました。シソ科の多年草である靫草は、
日当たりのよい山野の草地に見られ、6〜8月頃に紫色の花をつけます。夏の盛りにはすっかり枯れて黒ずみ、枯れゆくことから
”なつかれくさ”といわれます。
夏至の頃に「乃東枯」(なつかれくさかるる)という七十二候がありましたが、これは夏に向けて植物がいきいきと生い茂って
いくときに、靫草だけが枯れていく様子を対として表現しています。
昨日は冬至でした、今年も残りわずかです。 冬至は1年でいちばん昼が短く、夜が長いとき。この日を境に少しずつ日が
伸び、やがて春が近きますが、寒さはここから極まり、植物はそろって枯れてゆきますが、そんな中でも芽を出し始める植物が
あります。 「乃東生」(なつかれくさしょうず)は、真冬にもかかわらずある植物が芽吹く力強い様子をあらわした七十二候
です。「乃東」(なつかれくさ)とは「靫草」(うつぼぐさ)のことです。冬枯れの野の下、靫草だけが芽を出し始めます。
花の形が矢を入れる「靫」(うつぼ)に似ていることから、「うつぼぐさ」と名付けられました。シソ科の多年草である靫草は、
日当たりのよい山野の草地に見られ、6〜8月頃に紫色の花をつけます。夏の盛りにはすっかり枯れて黒ずみ、枯れゆくことから
”なつかれくさ”といわれます。
夏至の頃に「乃東枯」(なつかれくさかるる)という七十二候がありましたが、これは夏に向けて植物がいきいきと生い茂って
いくときに、靫草だけが枯れていく様子を対として表現しています。
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