新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

オウチュウ 瞬膜

2019-01-10 05:34:18 | オウチュウ科
オウチュウ 学名・Dicrurus macrocercus 英名・Black Drongo

 正月から風邪気味です.

 暇に任せて,過去の画像を整理しています.

 その中から,オウチュウの瞬膜を閉じた画像が出てきました.

 珍しいと思われますので,ご紹介します.

 鳥類には,瞼の下にある薄い膜,瞬膜がよく発達しており瞼を閉じる代わりに角膜を覆うことができます.

 瞬膜は,瞼と違って光を通すので,閉じても周りが見えるそうです.

オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


粟島 2016春-2 オウチュウ

2016-05-08 18:46:59 | オウチュウ科
オウチュウ 学名・Dicrurus macrocercus 英名・Black Drongo

 2016年春,日本海の離島・粟島への2度目の渡島で再び女神が微笑んでくれました.初めて観察,撮影できたのはオウチュウでした.

 5月5日午後,牧平に向かいました.風が強く,鳥影もまばらでした.そこで出会ったバーダーさんからオウチュウの出現情報をいただきました.

 オウチュウ! まだ見たことの無い野鳥です.少ない知識を総動員して,出現しそうな場所の見当をつけます.現場に到着,周囲を見回しましたが,それらしい姿はありません.カラスやヒヨドリの飛び回る姿に「もしや」と胸ときめかせながら待機します.自分の直感を信頼するしかないのです.

 待つこと約1時間,木々の間を飛ぶ黒い影を見つけました.女神が微笑んだ瞬間です.

 オウチュウは,畑に生えた草の上を薙ぐように飛んだ後,また,木々の間に姿を消しました.長い尾を引いて、俊敏に飛んでは直ぐに姿を消してしまいます.我慢です.そのうちに,行動パターンが見えてくるでしょう.数回,飛翔を繰り返した後,姿を消した周辺を見渡すと,木にとまったオウチュウの黒い姿を見つけ出すことができたのでした.

 オウチュウは,新潟では迷鳥で,これまでに佐渡島で記録があるそうです.

オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島


オウチュウ
撮影日時 2016.05.05 撮影場所 新潟県・粟島