新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

オオバン 蓮根争奪戦 2

2015-02-28 05:20:22 | クイナ科
 オオバン 学名・Fulica atra 英名・Common Coot

 オオバンの蓮根争奪戦の続編です.
 オオバンが水中に潜り,大きな蓮根をくわえて浮き上がります.遠くで見ていたオオバンが蓮根を奪おうと近寄ります.蓮根を持ったオオバンは,奪われないように必死で水面を走って逃げます.しかし,走るのは長く続きません.そこで,追いついたオオバンと蓮根の取り合いが始まります.蓮根を奪い取ったオオバンは,水上を走って逃げ,奪われたほうは追いかけます.このような争奪戦が続き,レンコンは少しづつ小さくなってゆきます.やがて,食欲が満たされたオオバンの戦意が失われ,嘴から離れたレンコンは水中へと戻ってゆきます.

オオバン.レンコンは奪われましたが,嘴には小さな破片が残っています.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.破片を食べ終えたオオバンが奪い取りに戻ります.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.奪い合いが再開されます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.必死で食らいつきます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.首を伸ばして迫ります.
撮影日時 2015.02.17 撮影場祖 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.泳いで逃げます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.立ち上がり,走って逃げ始めます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟



オオバン 蓮根争奪戦 1

2015-02-23 04:22:50 | クイナ科
 オオバン 学名・Fulica atra 英名・Common Coot

 新潟市の佐潟は,夏になると一面が蓮の花で覆われます.今は冬,枯れた葉茎がところどころに見られるだけです.しかし,泥の中には栄養豊富な蓮根が連なっていることでしょう.
 オオバンは,蓮根が大好きなようで,よく大事そうにくわえているのを見ることがあります.

オオバン.大きな蓮根を運んでいます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.蓮根を奪われないために水面を走ります.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.くわえていた蓮根を落としてしまいました.探している間に追いつかれてしまいました.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.蓮根をくわえて浮かび上がると,そこには蓮根を奪おうとする敵が待ち受けていました.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟 


オオバン.また,走って逃げます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.必死に逃げます.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・


オオバン.追いついた敵が蓮根を奪おうと背中に乗りかかります.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


オオバン.大事な蓮根を落としてしまいました.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟



ハヤブサ 若鳥の飛び立ちと飛翔

2015-02-22 08:54:59 | ハヤブサ科
 ハヤブサ 学名・Falco peregrinus 英名・Peregrine Falcon

ハヤブサ 若鳥.飛翔.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


 久しぶりの陽気に誘われて,海辺へ.日本海は,波もなく穏やかな表情を見せていました.雪に彩られた佐渡島も,くっきりとその姿を浮かべていました.砂浜を歩きます.少し汗ばむくらいの暖かさでした.しかし,鳥の姿が見えません.「場所の選定を誤ったか」という思いが頭の中を横切りかけたとき,打ち上げられた木の根っこの上に鳥らしい影が見えました.双眼鏡で覗くと,ハヤブサの若鳥でした.逆光で,顔がよく見えません.慎重に,ゆっくりと順光側に回り込みます.

ハヤブサ 若鳥.こちらを見ています.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.姿勢を変えました.飛び立つかもしれません.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.翼を上げ,飛び立ちの姿勢です.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.翼をさらに上に.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.飛び立つ直前.力強く翼を振り下ろします.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.飛び立ちました.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 若鳥.低く,こちらに向かってきます.そして,冒頭の写真に続きます.ハヤブサの若鳥は,砂浜に沿って低く北へ向かって飛び去りました.
撮影日時 2015.02.21 撮影場所 新潟県新潟市


 


ミコアイサ カモの中の清純派?

2015-02-21 06:48:40 | カモ科
 ミコアイサ 学名・Mergellus albellus 英名・Smew

 ミコアイサは,きれいなカモの仲間です.新潟市の佐潟では,数は多くありませんが比較的よく観察できます.いつもは,遠くで泳いだり,潜ったりする姿を見るだけです.でも,時々,目の前までやって来てその姿をじっくりと見せてくれるときもあります.そのつぶらな瞳を見ることができたら,きっと虜になってしまいますよ.

ミコアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所・新潟県新潟市・佐潟


ミコアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ミコアイサ 雄.ここからは,潜水の連続写真です.最初の写真の頭と比べてみてください.羽毛をぺったりと寝かせています.潜水の準備に入ったのです.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ミコアイサ 雄.頭から水に入ります.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ミコアイサ 雄.水掻きで水を蹴って水中へ.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ミコアイサ 雄.潜水はあっという間です.残念ですが,このときの観察では,魚を捕まえて浮いてくるのを見ることはできませんでした.
撮影日時 2015.02.17 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟

福島潟で探鳥 2015.02.16

2015-02-20 04:18:26 | 新潟の探鳥地
 福島潟で探鳥 2015.02.16

 福島潟で最初に出会ったのは,カワウでした.カワウは,水面から突き出た杭にとまり,のんびりと休息していました.漁業関係者には嫌われ者ですが,よく見るととぼけたような顔がカワイイです.

カワウ.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 ハンノキ林には,コツコツと木をたたく音.後頭部が赤いアカゲラの雄がいました.木と木の隙間を狙ってレンズを向けましたが,結果は次のとおり枝が被ってしまいました.

アカゲラ 雄.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 潟の岸辺の倒れた葦の上に白いものが見えました.双眼鏡で覗くとオオタカの成鳥でした.黄色い目がこっちを見ていました.ほんとに近距離でした.あわててレンズを向けましたが,焦点が合う前に飛び立ってしまいました.よくあることなんです.見ているつもりが,本当は見られているんですよね.残された1枚の画像には,鋭い爪が写っていました.

オオタカ 成鳥.足指の鋭い爪を見てください.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 飛び立ったオオタカは,川を挟んだ向こう岸の潟舟を係留する鉄パイプにとまりました.急ぎ足,しかし慎重に近寄りました.今度は,離れたところからレンズを向けます.数枚撮影して,さらに距離を詰めようとしたところ,飛んでしまいました.戻ってくるかと思いましたが,カラスに見つかってしまいました.もうだめです.カラスがオオタカを追いかけているのでしょう.カラスの鳴き声が遠ざかっていってしまいました.

オオタカ 成鳥.鉄パイプで隠れん坊をしていました.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 キリの木にトビがとまっていました.胸から腹にかけて淡褐色の縦斑が目立ちます.若い個体のようです.

トビ 若鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 遠くをチュウヒが飛んでいました.虹彩が暗色です.

チュウヒ 若鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 曇り空をバックにガン類が飛んできました.マガンより羽ばたきが弱く感じられました.鳴き声もより甲高く聞こえました.やっぱり,シジュウカラガン.18羽の群れでした.福島潟に着水するかと思いましたが,そのまま,北へ飛び去りました.

シジュウカラガン.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 観察された鳥種は,次のとおりでした.今回の福島潟は,ケアシノスリが目的でした.しかし,女神は微笑んでくれませんでした.いや,ハイタカに会えたので,ウィンクぐらいはしてくれたのかな.
 ヒシクイ(亜種・オオヒシクイ),シジュウカラガン,コハクチョウ,マガン,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ(亜種・ダイサギ),オオバン,タゲリ,カモメ,トビ,オジロワシ,チュウヒ,ハイタカ,オオタカ,ノスリ,アカゲラ,ハヤブサ(籠脱けと見られる亜種・オオハヤブサ),モズ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,ベニヒワ

 当ブログを開設したのが2014年11月23日,まもなく3ヶ月になります.開設当初は,はじめてのこともあり右往左往しっぱなしでしたが,ようやく落ち着いてきたようです.
 2月18日,トータル訪問者数が5.000,トータル閲覧数が15.000を超えました.多くの方にご訪問,ご閲覧いただきました.今後ともよろしくお願いいたします.

オジロワシ ノスリの攻撃をかわす

2015-02-19 04:16:08 | タカ科
 オジロワシ 学名・Haliaeetus albicilla 英名・White-tailed Eagle
 ノスリ   学名・Buteo buteo     英名・Common Buzzard

 オジロワシが枯れ木にとまり,獲物を探していた.そのオジロワシにノスリが攻撃を仕掛けた.オジロワシは,口を大きく開けて威嚇,必死にノスリの攻撃から身を避けた.あわや,激突するかと思われたが,ノスリはオジロワシの脇をすり抜けて飛び去っていった.ノスリの足指は握られており,その攻撃は本気ではなかったのだ.
 オジロワシは,同じ枯れ木にとまり獲物探しを続けた.すると今度は,1羽のハシボソガラスが同じようにオジロワシを攻撃した.さすがにハシボソガラスは,ノスリよりもオジロワシに近寄ることはなかった.オジロワシは,ハシボソガラスの攻撃に対して動ずる様子をまったく示さなかった.

 ノスリやハシボソガラスがとった行動は,モビングとよばれています.実際の攻撃が伴わないことから,日本語で擬攻ともいいます.通常は,捕食者の周りで鳴き騒いで終わるのがほとんどです.

オジロワシ 成鳥.ノスリがオジロワシに向かって急降下.オジロワシは,大きく嘴を開いて威嚇.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.あわや衝突か.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.ノスリは,オジロワシの脇をすり抜ける.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.ノスリは滑空して飛び去った.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.オジロワシは,ほっとした表情を見せる.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.今度は,ハシボソガラスが鳴きながらやってきた.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.無視.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.まったく無視.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟



 

ベニヒワ ハイタカに襲われる

2015-02-18 08:33:50 | アトリ科
 ベニヒワ 学名・Carduelis flammea 英名・Common Redpoll
 ハイタカ 学名・Accipiter nisus  英名・Northern Sparrowhawk

 ハンノキの林に30羽ほどの小鳥が舞い降りた.ベニヒワの群れだ.ハンノキ林の奥のほうで盛んに餌をついばんでいる.なかなかスッキリとした場所には出てきてくれない.しばらくの間,場所を変えたりしながらベニヒワの動きを追う.ベニヒワは,移動を繰り返しながら,徐々に開けた場所へと出てきた.中には,地上で餌を探すものもいる.もう少しで撮影できる場所にやってきそうだ.
 その時,地上すれすれに飛んで来る影が見えた.ベニヒワは,ぱっと四方に飛び散った.影は,ハンノキ林の中に突っ込み,そのまま姿を消した.ハイタカだった.
 ハイタカの襲撃は,失敗した.鋭い爪は何も握っていなかった.死から逃れたベニヒワは,もう戻って来なかった.しかし,ベニヒワにとってハンノキの実は魅惑的だ.いつかまた,このハンノキの林に群がることだろう.そして,ハイタカもどこかに身を潜めてそのときを待っているのだろう.これが日常なのだ.だからこそ,歌うときには全身全霊,力を振り絞って歌うのだ.

ベニヒワ.ハンノキの林で休息する.羽繕いするものもいた.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ベニヒワ.ようやく全身が見える場所に.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ベニヒワ.地上で餌を探す姿も.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハイタカ.ベニヒワを襲ったが,狩りは失敗した.爪は何も握っていなかった.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハイタカ.ハンノキ林に姿を消した.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ  

2015-02-17 17:40:42 | タカ科
 オジロワシ 学名・Haliaeetus albicilla 英名・White-tailed Eagle

 福島潟の上空が逃げ惑うカモたちで覆いつくされた.鳴き声と羽音で騒然となっている.福島潟の王者,オジロワシが出現したのだ.上空を飛ぶカモたちの中から大きな黒い影を探すが,見つけ出すことができなかった.やがて,カモたちの騒ぎも収まっていった.
 いつもならカワウが休息している枯れ木の天辺に大きな鳥影.こんなところにいた.オジロワシは,雪山をバックに悠然ととまっていた.

オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


オジロワシ 成鳥.
撮影日時 2015.02.16 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

ウミアイサ 荒波に浮く

2015-02-16 05:37:26 | カモ科
 ウミアイサ 学名・Mergus serrator 英名・Red-breasted Merganser

 強風が吹き荒れる日本海.一瞬,青空が広がったかと思うと雪が舞い,吹雪となり,空は黒雲でおおわれます.
 小さな漁港では,荒波を逃れ,突風を避ける数羽のカモたちが浮いていました.風にあおられながら双眼鏡を覗くと,スズガモの小さな群れでした.その中に,ウミアイサの姿が確認できました.写真を撮るには遠すぎます.しばらくの間,風を避けて様子を見ます.海の向こう,佐渡島は雪雲の中です.やがて,この漁港も吹雪に襲われるでしょう.あきらめて帰りかけようとしたとき,ウミアイサの雄がスズガモの群れから離れ,漁港の中心へと泳ぎだしました.風に流されながら,船着場に近寄ってきます.そして,潜水を始めました.
 荒天の悪条件の中での撮影になりました.手持ちのレンズが風にあおられ,ファインダーを覗くのもやっとの状態でした.「荒波に浮く」と題しましたが,この写真で伝えることができたでしょうか.もう少し,光がほしかった.

ウミアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市 


ウミアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.冠羽が風でなびいています.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.潜水の体勢です.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.飛び込みます.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市


ウミアイサ 雄.飛翔.
撮影日時 2015.02.15 撮影場所 新潟県新潟市

ツグミ

2015-02-15 05:03:44 | ヒタキ科
 ツグミ 学名・Turdus naumanni eunomus 英名・Dusky Thrush

 ツグミは,ごく普通に観察される冬鳥です.日本に渡来するツグミは,ここで紹介するツグミ(Turdus naumannni eunomus)とハチジョウツグミ(Turdus naumanni naumanni)という二つの亜種に分類されています.ハチジョウツグミは,ツグミの群れに混じって少数が見られるだけです.ハチジョウツグミが渡って来るのは年によって変動があり,最近では,2008年から2009年にかけての冬,2012年から2013年にかけての冬に比較的に多く見られました.この冬も観察の機会が増えているようです.
 ハチジョウツグミは,目にする機会が少なく,下面がきれいな赤橙色をしていることから,地味な印象のツグミよりも人気があるようです.しかし.ツグミもよく見るとなかなかのものですよ.木の枝にとまったり,餌を探して地上を跳び歩いているときに,時々見せる胸を張った姿は毅然としています.

ツグミ.
撮影日時 2015.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ.上と同一個体です.
撮影日時 2015・02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ.上と同一個体です.瞬膜を閉じたところです.鳥類は,瞼のほかに透明な薄い膜,瞬膜を持っており,時々,瞼を閉じるかわりに瞬膜を閉じます.
撮影日時 2015.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ.上とは別個体です.
撮影日時 2015.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ハチジョウツグミ.以前撮影したものですが,比較のために登場してもらいました.下面の赤橙色は個体により変化があります.この個体は,若い個体かもしれません.
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ハチジョウツグミ.上と同一個体です.
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市