新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

コガモ 亜種・アメリカコガモ

2016-02-29 06:10:13 | カモ科
 コガモ 学名・Anas crecca 英名・Teal 
  亜種・アメリカコガモ 学名・Anas crecca carolinensis 

 日本に渡来,越冬するコガモには,ユーラシア大陸北部で繁殖し普通に見られるコガモ(Anas crecca crecca)と北アメリカで繁殖する数の少ないアメリカコガモ(Anas crecca carolinensis)の2亜種があります.

 亜種・アメリカコガモの雄は,胸の脇に縦の白線があり,背と下面との境に白い横線がある亜種・コガモと見分けることができます.

アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市


アメリカコガモ 雄
撮影日時 2016.02.22 撮影場所 新潟県新発田市

カモメ 第1回冬羽・飛翔

2016-02-23 07:25:57 | カモメ科
 カモメ 学名・Larus canus 英名・Mew Gull

 カモメ類.種の見分けもままならないわが身を省みず,年齢の識別に挑戦しています.

 今回は,カモメの第1回冬羽です.カモメは,ウミネコとほぼ同じ大きさかやや小さいですが,飛んでいるときはより細く、スマートに見えます.画像を何度も見返しているのですが,全体が灰褐色で,これといった特徴が見つかりません.嘴が細く,先端が黒いのが最大の特徴でしょうか.日本海の冬は晴れる日が少なく,色彩の微妙な色合いや濃淡が見えにくい傾向があるので注意が必要です.

 カモメ類の年齢識別に興味をお持ちの方は,このようないい加減な説明は読まず,図鑑を引っ張り出して自分で識別に挑戦してください.そして,間違いなどを発見したら,遠慮なくコメントをお願いします.

カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市
 

カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


カモメ 第1回冬羽
撮影日時 2016.02.20 撮影場所 新潟県新潟市

オオセグロカモメ 第3回冬羽・飛翔

2016-02-22 05:06:02 | カモメ科
 オオセグロカモメ 学名・Larus schistisagus 英名・Slaty-backed Gull

 カモメ類.種の見分けもままならないわが身を省みず,年齢の識別に挑戦しています.

 今回は,オオセグロカモメの第3回冬羽です.第3回冬羽には,嘴の先端近くにはっきりとした黒斑があります.上面は,成鳥のように一様に濃い灰色ではなく,雨覆に褐色味があります.尾の先端近くに黒色の帯が見られます.翼の下面では,褐色の羽毛が目立ちます.(2016.02.20 「オオセグロカモメ 第4回冬羽」と比較してみてください)

オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第3回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市

セグロカモメ 第4回冬羽・飛翔

2016-02-21 05:41:21 | カモメ科
 セグロカモメ 学名・Larus argentatus 英名・Herring Gull

 カモメ類.種の見分けもままならないわが身を省みず,年齢の識別に挑戦しています.

 今回は,セグロカモメの第4回冬羽です.飛翔していても嘴に黒斑が見られるので,成鳥でないことが分かります.背面を見ると,小翼羽と雨覆に褐色斑が残り,尾に小さな黒斑があります.第4回冬羽に間違いないようです.(記事中の画像は,全て同一個体です)

 飛翔中のカモメ類は,種を識別するのも難しいのですが,識別ポイントを写真で捉えるのはさらに困難です.これもダメ,あれもダメのゴミ箱行きが山積みになってしまいます.何でこんなことに興味を持ってしまったのだろうと後悔しつつ,昨日も小さな港にトコトコと出かけた僕でした. 

セグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


セグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


セグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


セグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第4回冬羽

2016-02-20 07:32:18 | カモメ科
 オオセグロカモメ 学名・Larus schistisagus 英名・Slaty-backed Gull

 オオセグロカモメの第4回冬羽は,成鳥によく似ています.この個体の嘴は,ほとんど成鳥と変わりませんが,小さな黒点が見られます.背の色は,成鳥よりもやや薄く感じられます.尾の先端付近に小さな黒斑が残っています.

オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2016.02.19 撮影場所 新潟県新潟市


 この記事の画像は,すべて同一個体です.カモメの仲間は,種の識別さえままならないのですが,年齢にまで手を伸ばしています.換羽の状況など個体差がありそうなので,機会があったらできるだけ多くの画像を紹介したいと考えています.間違い,勘違いも多いかと思います.ご指摘,ご意見をお待ちしています.

頭を掻く野鳥たち メジロ・ツグミ・アトリ

2016-02-19 07:57:04 | 頭掻き
 頭を掻く野鳥たちを紹介するシリーズの第8回目です.

 今回は,スズメ目のメジロ,ツグミ,アトリです.スズメ目のほとんどは「間接頭掻き」をするといわれており,彼らも翼の上から足を伸ばして頭を掻いています.

 ここで紹介する画像は,すべて2月8日に撮影したものです.運がよければ,一日に3種もの「頭掻き」を観察できるのですね.

メジロ 学名・Zosterops japonicus 英名・Japanese White-eye
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


メジロ 学名・Zosterops japonicus 英名・Japanese White-eye
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ 学名・Turdus naumanni 英名・Dusky Thrush
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ 学名・Turdus naumanni 英名・Dusky Thrush
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 学名・Fringilla montifringilla 英名・Brambling
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 学名・Fringilla montifringilla 英名・Brambling
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


 野鳥の「頭掻き」について興味をお持ちの方は,左側,カテゴリーの「頭掻き」をクリックしてください.これまでに投稿した色々な野鳥たちの「頭掻き」がご覧になれます.

 

アトリ 何食べてるの

2016-02-18 09:07:15 | アトリ科
 アトリ 学名・Fringilla montifringilla 英名・Brambling

 枝に,30羽ほどのアトリが群がっていました.しばらくすると,パラパラと地上に下り,餌を探し始めました.何を食べているのでしょうか? 嘴で啄ばんでいるのは,小さくて丸い形をしていました.マツの種子のようです.一生懸命に探していました.

 アトリが餌を探している間,すぐ側の遊歩道を散歩をする人が頻繁に通り過ぎました.しかし,誰もアトリの群れに気づく人はいません.アトリも,立ち止まったりしない限り採餌を続けていました.地上では,アトリの背の模様が保護色になっているようです.

アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市

アトリ

2016-02-17 09:41:57 | アトリ科
 アトリ 学名・Fringilla montifringilla 英名・Brambling

 公園で,30羽ほどのアトリの群れと出逢いました.「キョキョッ.キョキョッ」という鳴き声を聞き,いるのは分かっていたのですが,なかなか姿を見つけ出すことができませんでした.ところが,あきらめて帰りかけたとき,散歩する人の足元から一斉に飛び立ち,ケヤキの枝に飛び移ったのです.地面に残った雪の反射を受けて,その可愛い姿が浮き上がって見えました.

アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雌
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


アトリ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市

ツグミ 胸を張って逞しく

2016-02-16 05:40:51 | ヒタキ科
 ツグミ 学名・Turdus naumanni 英名・Dusky Thrush

 今年は,ツグミも数が少ないようです.「クワッ.クワッ」という独特の声を聞く機会が少ないのは,本当に寂しい限りです.

 公園の地上で,1羽のツグミを観察しました.翼を下げ,胸を張って辺りを見回しています.チョンチョンと数歩移動すると立ち止まり,また,胸を張って周囲を見回します.時々,地面を嘴で突っつきます.なかなか,餌を探し出すことができない様子です.松の木の切り株に飛び乗り,上空を警戒していましたが,危険を察知したらしくどこかへ飛んでいってしまいました.

 この時期のツグミは,一定の縄張りを持って生活しているようです.しばらく時間を空けてから様子を伺うと,先ほどのツグミが,雪の消え残った草地で餌を探していたのでした.胸を張って逞しく,冬を越してほしいものです.

ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


ツグミ
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市

シメ 雄 

2016-02-15 11:20:08 | アトリ科
 シメ 学名・Coccothraustes coccothraustes 英名・Hawfinch

 公園の遊歩道を歩いていると,「チッ」という鋭い声.シメです.飛び上がって,サクラの枝にとまりましたが,直ぐにどこかへ飛んでいってしまいました.この冬は,シメとの出逢いが少ないのです.この公園でも,出逢えたのは1羽だけでした.しばらくすると,雪が消え残る草地に,薄い茶褐色の頭が見えました.シメは,嘴が太く短く,体は寸詰まりで丸っこい,尾っぽの短い可愛いヤツです.

シメ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


シメ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


シメ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


シメ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市


シメ 雄
撮影日時 2016.02.08 撮影場所 新潟県新潟市