新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

カルガモ 11羽のヒナ

2015-06-03 17:27:35 | カモ科
 カルガモ 学名・Anas zonorhyncha 英名・Eastern Spot-billed Duck

 カルガモは,新潟では留鳥です.夏に見られるカモのほとんどが本種で,水辺の草むらなどで繁殖しています.10個から12個の卵を産みますが,その卵はほとんど同時に孵化し,ヒナは孵ってすぐに目が開き,歩くことができます.巣の営まれる地上は,蛇などの外敵が多いため,親鳥はヒナを連れて川や池などに移動します.

 小川にカルガモの親子が浮いていました.ヒナの数は,全部で11羽でした.ヒナたちは,母親のそばを離れようとせず,一塊になっていました.目のクリクリッとした,ふわふわの羽毛に包まれた可愛らしいヒナたちでした。生まれて100日ほどで飛べるようになるそうですが,それまでには沢山の試練が待っていることでしょう.何とか無事に育ってほしいものです.

カルガモ 雌・成鳥とヒナ.
撮影日時 2015.05.28 撮影場所 新潟県新潟市 


カルガモ ヒナ.
撮影日時 2015.05.28 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 雌・成鳥とヒナ.
撮影日時 2015.05.28 撮影場所 新潟県新潟市


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