新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

サシバの渡り(2016) 幼鳥

2016-08-19 05:08:26 | タカ科
サシバ 学名・Butastur indicus 英名・Grey-faced Buzzard

 海岸松林の上空をサシバが渡っていきました.2羽の幼鳥でした.今年,はじめてのタカの渡りです.

 ゆっくりと旋回しながら,南に向かって消えていきました.

サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.18 撮影場所 新潟県新潟市

ウミネコ 第2回冬羽に換羽中

2016-08-18 05:07:13 | カモメ科
ウミネコ 学名・Larus crassirostris 英名・Black-tailed Gull

 海辺の砂浜に数羽のウミネコが休んでいました.ウミネコは,1年中観察できる最もポピュラーなカモメの仲間です.新潟県では,村上市や粟島の岩礁で繁殖しています.

 人間って身勝手なもので,いつでも見ることができるとなると,つい疎かにしてしまいます.他人には,「普通種ほどよく観察しなければ」などといっていながら,ウミネコもその類でした.反省しなければなりません.

 写真は,3枚とも同一個体です.まだ8月のはじめですが,もう第2回冬羽に換羽中のようです.三列風切の白色の羽縁が目立ちます. 

ウミネコ 第2回冬羽に換羽中
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


ウミネコ 第2回冬羽に換羽中
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


ウミネコ 第2回冬羽に換羽中
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市

シロチドリ 飛翔

2016-08-17 08:06:38 | チドリ科
シロチドリ 学名・Charadrius alexandrius 英名・Kentish Plover

 日本海の波打ち際を飛ぶシロチドリ.白い翼帯が目立ちます.

シロチドリ
撮影日時 2016.08.16 撮影場所 新潟県新潟市


シロチドリ
撮影日時 2016.08.16 撮影場所 新潟県新潟市

チゴモズ(2016総集編-2) 餌探し,そして闘争

2016-08-16 07:58:49 | モズ科
チゴモズ 学名・Lanius tigrinus 英名・Thick-billed Shrike

 雌を確認した翌日(6月5日),定位置にいるチゴモズの雄を確認しました.雄は,見晴らしのよいこの場所が好きなようでした.よく餌を探し,恋敵の侵入を見張っていました.チゴモズの狩りは,見張り場所から飛び下りる方法が多用されていました.

 雄が突然,鳴きながら飛び出し,50メートルほど離れた松の梢にとまり,「ゲッゲッ,ギチギチギチ」と激しく鳴きはじめました.侵入者を見つけたようです.そして,枯れた松の木を舞台に2羽の雄による闘争が開始されました.この闘争は3分ほど続きました.
 
 闘争は,1羽の雄が闘争舞台の枯れた松の木の近くで激しく鳴くことから開始されました.その声を聞いた一方の雄が駆けつけ,枯れた松の木の上で向かいあって鳴き,追い駆けあい,枝にとまった雄に向かって飛びかかるなど,激しいものでした.やがて,一方が鳴きやみ,その場から離れることで争いが終結するのでした.

チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市 


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄 闘争
撮影日時 2016.06.05 撮影場所 新潟県新潟市

チゴモズ(2016総集編-1) 雌がやってきました 

2016-08-14 12:06:00 | モズ科
チゴモズ 学名・Lanius tigrinus 英名・Thick-billed Shrike

 2016年のチゴモズの総集編を数回に分けて投稿します.結果からいうと,残念ながら今年の繁殖は失敗に終わりました.気落ちし,投稿はやめにしようとも考えたのですが,来年に期待し,気を奮い立たせました.

 6月3日,チゴモズ雄の姿を確認,6月10日に「チゴモズ 今年もやってきました」と題して投稿しました.

 翌6月4日,畑に面した松の枝にとまり,餌を探す雄の姿を発見しました.縄張りをここに決めたようです.しばらくすると,雄が「ギチギチギチ」と鳴きながら枝から枝へと移動していました.嘴に餌を持ち,見せ付けるかのように頭を左右に動かしていました.「求愛給餌」が行われると直感し,緊張したのですが,雌は現れませんでした.藪に入った後,姿を現した雄の嘴には餌がありませんでした.

 帰り支度をはじめ,先ほど雄が餌をくわえてとまっていた枝の近くを覗くと,チゴモズのシルエットが.脇に虎斑模様が確認できました.雌がやってきたのでした.

チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.04 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.04 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.04 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雄
撮影日時 2016.06.04 撮影場所 新潟県新潟市


チゴモズ 雌
撮影日時 2016.06.04 撮影場所 新潟県新潟市

トウネン 2016秋の2 成鳥と幼鳥の識別入門編

2016-08-13 13:22:24 | シギ科
トウネン 学名・Calidris ruficollis 英名・Rufous-necked Stint

砂浜に3羽のトウネンがいました.成鳥2羽と幼鳥1羽の小さな群れでした.

 シギ・チは,識別が難しい,区別が付かないという人がいます.そこで,普通種・トウネンの成鳥と幼鳥の識別入門編です.といっても,成鳥と幼鳥の識別点は書きません.よく見て,自分で識別点を探してみてください.成鳥は,夏羽の後期で,だいぶ磨耗が進んでいます.

 よく見ることが最大の上達ポイントです.後の2枚で,成鳥と幼鳥が識別できたら,灼熱の浜辺へと出かけましょう.

トウネン 成鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 幼鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 幼鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 幼鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥と幼鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥と幼鳥
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市

ミユビシギ 2016秋

2016-08-12 16:28:51 | シギ科
ミユビシギ 学名・Calidris alba 英名・Sanderling

 この時期には珍しく日本海に白波が立っていました.その上をミユビシギが南へと渡っていきます.ほんの数ヶ月前,繁殖のために北へと旅立っていったミユビシギですが.極北の地での子育ては無事に成功したのでしょうか.

 日本海の砂浜は,渡り途中のシギたちにとって重要な餌場であり,休息の場です.そして,渡りの確かな道標です.

ミユビシギ (1羽,小さなトウネンが混じっています)
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


ミユビシギ
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市

トウネン 2016秋の1

2016-08-11 05:24:12 | シギ科
トウネン 学名・Calidris ruficollis 英名・Rufous-necked Stint

 砂浜にトウネンの群れ.目の前を駆け抜け,立ち止まり,餌を漁る.可愛いやつら.

 この日の撮影は,軽く一千枚を超えました.その中から約200枚を選別,まだ整理の途中です.さらにふるいをかけますが,シギ・チの渡りの走りということで,後先を省みずに数枚をアップします.

トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市


トウネン 成鳥・夏羽
撮影日時 2016.08.10 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち ウズラシギ

2016-08-10 05:16:55 | 頭掻き
ウズラシギ 学名・Calidris acuminata 英名・Sharp-tailed Sandpiper
 
 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,チドリ目シギ科のウズラシギです.ウズラシギは,「直接頭掻き」をしています.

ウズラシギ
撮影日時 2012.05.16 撮影場所 新潟県新潟市

オオメダイチドリ・幼鳥(2016) 飛翔

2016-08-09 05:26:31 | チドリ科
オオメダイチドリ 学名・Charadrius leschenaultii 英名・Greater Sand Plover

 オオメダイチドリは,出逢う機会の少ないチドリ科の旅鳥です.今回は,幼鳥1羽だけでの渡来でした.

 運よく,その飛翔姿を撮影することができました.翼上面の白い翼帯がくっきりと見え,長い足が尾から突出しているのも観察できました.雨覆部分が淡色に見えるのは幼鳥の特徴と思われます.

オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08・07 撮影場所 新潟県新潟市