新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

オオメダイチドリ・幼鳥(2016)

2016-08-08 05:22:13 | チドリ科
オオメダイチドリ 学名・Charadrius leschenaultii 英名・Greater Sand Plover

 8月7日の朝,すでに灼熱の太陽が照りつける海辺.アルバトロスさんの指差す先にシロチドリ30数羽の群れ.その中にオオメダイチドリの幼鳥1羽が混じっているとのことでした.シロチドリよりも大きな体,長い嘴と長い足,オオメダイチドリの特徴を頼りに探します.そして,アルバトロスさんのスコープがオオメダイチドリの姿を捉えました.2014年以来の再会でした.

 8月6日の朝,アルバトロスさんから1通のメール,「○○ オオメダイ 幼 1 」.暑さにへたり込んでいた僕は,外へと飛び出す勇気がなく,「明日,早朝に出勤します」と返事したのでした.そして,7日の再会へとつながったのです.

 今期,シギ・チの渡りは,オオメダイチドリではじまりました.これからどのような出逢いがあるのでしょうか.果たして女神は微笑んでくれるでしょうか.

オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


オオメダイチドリ 幼鳥
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市


 付録として同日撮影したメダイチドリの画像を貼ります.識別の参考にしてください.

メダイチドリ
撮影日時 2016.08.07 撮影場所 新潟県新潟市

オオタカの子育て(2016)

2016-08-07 03:53:34 | タカ科
オオタカ 学名・Accipiter gentilis 英名・Northern Goshawk

 残念ながら,今年(2016)のオオタカの繁殖は失敗してしまったようです.

 5月中旬,巣の上に座り込むオオタカ・雌の姿を確認し,今年も抱卵から孵化,育雛と順調に進むものと期待しました.しかし,6月初旬以降,巣にいる親鳥の姿が見られなくなりました.

 今年は,昨年よりも観察の機会が少なく,失敗の直接的な原因は不明です.しかし,2羽の幼鳥が巣立った昨年と比べ,営巣地周辺においてオオタカに対するハシブトガラス,ハシボソガラスの執拗なモビングが目立ちました. 

オオタカ 雌
撮影日時 2016.05.19 撮影場所 新潟県


オオタカ 雄
撮影日時 2016.05.19 撮影場所 新潟県


オオタカ 雌
撮影日時 2016.05.19 撮影場所 新潟県


オオタカ 雌
撮影日時 2016.06.03 撮影場所 新潟県


カラスに追われるオオタカ
撮影日時 2016.06.10 撮影場所 新潟県



サシバ 幼鳥・空高く舞う

2016-08-06 05:37:08 | タカ科
サシバ 学名・Butastur indicus 英名・Grey-faced Buzzard

 谷間の林道を歩いていると,上空を黒い影が横切りました.サシバの幼鳥でした.しばらくすると,3羽の幼鳥が空高く舞いはじめたのでした.

 サシバの幼鳥は,もう親離れをしたのでしょうか? 近くに成鳥の姿は見えず,鳴き声も聞こえませんでした.

 秋,サシバは,日本列島を南下して東南アジアへと渡っていきます.その渡りの群れの中に,この幼鳥たちも加わっていることでしょう.さまざまな困難,危険が待ち構えているはずです.これから出合うすべての経験を糧に,たくましく成長して必ず日本に,この谷間に帰ってきてほしいものです.

サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


サシバ 幼鳥
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市

ヒヨドリ 卵殻

2016-08-02 05:25:32 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 暗い林道を歩いていると,青白く浮かび上がる物が落ちていました.ヒヨドリの卵殻でした.ヒナが孵り,親鳥がここまで運んできたのでしょうか?

 触ってみると,薄く,すぐに壊れそうなほど弱々しいものでした.

ヒヨドリ 卵殻
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


 今日からまた,新潟を留守にします.投稿の再開は,8月6日になる予定です.その後は,時間的な余裕ができそうです.幸運の女神を求めて彷徨い歩くつもりですが,果たして出会うことができるでしょうか.

頭を掻く野鳥たち シメ

2016-08-01 04:28:53 | 頭掻き
シメ 学名・Coccothraustes coccothraustes 英名・Hawfinch

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,スズメ目アトリ科のシメです.シメは,「間接頭掻き」をしています.

 僕は今,神も仏もいない絶不調に陥っています.頼みの綱の幸運の女神からも見放されてしまいました.

 ということで,今日も鳥たちに頭を掻いてもらっています.頭を掻く状態は,まだまだ続きそうな予感です.

シメ
撮影日時 2012.12.23 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟