コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

2日といえば箱根駅伝往路です。日体大の根性に感動!!

2013-01-02 18:10:17 | スポーツ
1月2日と言えば箱根駅伝の往路を一生懸命見ています。
前評判では東洋・駒沢・早稲田・青山が優勝候補に挙げられています。東洋は去年までは新山の神の柏原くんが圧倒的な力を発揮して優勝の動力源になっていましたが、卒業した今年も有力な選手が残り優勝を十分狙える力があります。
もっとも駅伝ですので一人のスーパースターで勝てる訳ではないので全選手の頑張りが必要です。

8時に東京大手町の読売新聞社前をスタートしましたが、今日は何と言っても風が強いさらに向かい風です。
1区は東洋の田口くんが区間賞。東洋強しって感じがしました。
花の2区は日大のベンジャミンが13位からのゴボウ抜きでなんと首位まで順位を上げました。しかし抜かれた東洋も僅差で襷リレーでした。
3区ですぐ逆転した東洋が4区もトップを維持し5区の山登りにリレーされます。
5区はドラマが待っていました。東洋は定方が1分49秒の差をつけてスタート2位日体大は3年生ながらキャプテンの服部3位早稲田は去年も5区を走った山本です。
相変わらず強い向かい風に悩まされますが日体大・早稲田が差をジリジリ詰めていき箱根山中で東洋を逆転し、更に最高地点付近で日体大の服部がスパートし早稲田山本を置いていきます。
そのまま服部が1位でゴールし往路優勝を果たしました。2位は2分35秒差で早稲田、3位は最後早稲田を追い詰めた東洋が2分39秒差で入りました。

往路優勝の日体大は去年大学史上最低の19位に沈み更に繰り上げスタートで初めて襷が途絶えてしまいました。
監督も選手も涙の中からの再スタートでしたが、3年生をキャプテンに指名し猛練習で復活を誓った日体大が悔しさをバネに予選会をトップでクリアし今日の往路優勝という素晴らしい復活劇でした。
年齢が優先される体育会の中で3年生がキャプテンを務めるという大改革をした別府監督の決断にも拍手を送りたいと思います。

今日は5区で名門の中大と城西大が低体温症と脱水症状で棄権となってしまいました。それでなくても向かい風の強風に各選手が悩まされ体力を奪われ実力が発揮できない状況でした。
自然との戦いもこのコースは加味されます。

しかし、見ている方としてはレースとして面白くなってきましたので明日も目が離せない展開になりました。
明日の出場選手の健闘を期待したいと思います。