富士山の絶景を求めて久しぶりに薩埵峠に登りました。
朝、沼津は曇っていました。清水と薩埵峠のライブカメラからは完璧ではありませんでしたがまずまずの感じで見えていましたので出かけます。
前回と同じく興津側から登ります。このコースは常に富士山を前に見ながら歩く事ができます。
電車で沼津を出た時は富士山は雲の中にいました。富士付近でやっと頂上部分が見えてきました。
山梨県境付近の山々は雪をかぶっています。昨日の冷たい雨は山に雪の冠をもたらしたんですね。
興津で電車を降りて薩埵に向かいます。
身延道との追分の碑もありました。前回は気が付かなかった事です。
興津川を渡る前に前回少し旧東海道を外れた約500m位を歩き直しました。
興津駅をスタート
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身延道の追分と興津川
少し興津川沿いを歩き左折して山に向かう道に入って行きます。
この辺はみかん農家が多いようで庭先で売っている家もありました。
登り口は墓地の中を通り抜けて行きます。こちら側からはこの先一気に斜度が急になって行きます。
ここで体力を奪われないようにゆっくり進んで行きます。
急な坂を登りつめると一気に視界が開けて駿河湾が見えてきて眼下には国道1号と東海道線が見えてきます。
途中に水仙が咲いていて心を和ませてくれました。
その先に進んで行くと待望の富士山が見えてきました。
少し雲に邪魔されていますが合格点をあげられる位の見え具合です。
駿河湾越しには伊豆方面の山々が見えています。先日行った達磨山や沼津アルプスも見えていました。
ここまで来ると展望台までは至ってフラットな道になります。
展望台に付くと眼下に東名高速道路と国1、東海道本線というお決まりの風景が迎えてくれました。
暫くここの絶景を堪能していました。
この景色を身近に楽しむ事ができる幸せを感じました。
薩埵峠展望台に到着。
伊豆半島の山も見渡せます。
ここからは由比に向かって峠を下って行きます。
暫くは正面に富士山を見ながらみかん畑の中を行きます。ここも風景を見ながらゆっくり歩いて行きました。
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みかん越しの富士山。
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下りきった所に倉沢の集落があります。ここは東海道の間の宿で当時は茶店等が置かれていました。
前回はゆっくりせずに歩いて行ってしまいましたが、今度は道中をゆっくり歩いて行きたいと思います。
倉沢の一里塚の向いに「望嶽亭 藤屋」があります。
ここは脇本陣、茶亭として賑わった所ですが、有名なのは山岡鉄舟が官軍に追われた時に漁師に変装させて脱出させたという場所です。
ここのご主人にゆっくり説明して頂きました。
山岡鉄舟が持っていたフランス製のピストルも展示してありましたし、官軍が剣で刺した跡が残る戸もありました。
鉄舟が逃げる時に降りた隠し階段も実際に降りて見せてくれました。色々な貴重な物を説明していただきました。ご主人どうもありがとうございました。
望嶽亭藤屋さんです。
その内部です。この奥はご主人に丁寧に説明していただきました。
望嶽亭さんのそばに柏屋さん。脇本陣で明治天皇が休憩しました。
倉沢の家並み。
この辺から愛鷹山が綺麗に見えてきました。
東海道線と1号線がすぐ近く。下界に降りてきました。
この倉沢集落は他にも「あかりの博物館」や「名主のやかた 小池邸」等がありなかなか楽しめます。
あかりの博物館。
小池邸。
由比駅方面に向かっていくと旧1号線に合流し、歩道橋で渡ると由比駅がすぐです。
由比駅から蒲原方面にかけて旧東海道は由比桜えび通りという名前が付いています。確かに由比と言えば桜えびですからね。
桜えびが取れるようになったのは歴史的には意外と浅く、明治27年偶然に獲れたのが桜えびだったという事です。
由比駅前の桜えび通りのアーチ。
歩いてすぐの所にある由比漁港に「浜のかきあげ屋」に行ってお昼を食べました。
ここは由比港漁業協同組合がやっています。お手頃価格で桜えびのかき揚げやシラス丼を楽しめます。
今日はスタンダードに桜えびかき揚げ丼とみそ汁にしました。
桜えびの風味が有り難かったです。
由比漁港。桜えび漁の基地です。
浜のかきあげ屋の桜えびかき揚げ丼。
さて、この後は蒲原方面に歩いて行きます。
前回本陣公園で広重博物館を見ましたので今回は入りませんでした。
本陣公園の向かいには「正雪紺屋」があります。由比正雪の生家といわれています。
中には入りませんでしたが由比は歴史にまつわる物が多く、色々な場面に遭遇できます。
明治の郵便局。
本陣公園。
由比正雪紺屋。
蒲原駅で今日の旅路の終了です。
前回の東海道ウォークでは気づかなかったスポットをもう一度復習する旅もいいですね。
朝、沼津は曇っていました。清水と薩埵峠のライブカメラからは完璧ではありませんでしたがまずまずの感じで見えていましたので出かけます。
前回と同じく興津側から登ります。このコースは常に富士山を前に見ながら歩く事ができます。
電車で沼津を出た時は富士山は雲の中にいました。富士付近でやっと頂上部分が見えてきました。
山梨県境付近の山々は雪をかぶっています。昨日の冷たい雨は山に雪の冠をもたらしたんですね。
興津で電車を降りて薩埵に向かいます。
身延道との追分の碑もありました。前回は気が付かなかった事です。
興津川を渡る前に前回少し旧東海道を外れた約500m位を歩き直しました。
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身延道の追分と興津川
少し興津川沿いを歩き左折して山に向かう道に入って行きます。
この辺はみかん農家が多いようで庭先で売っている家もありました。
登り口は墓地の中を通り抜けて行きます。こちら側からはこの先一気に斜度が急になって行きます。
ここで体力を奪われないようにゆっくり進んで行きます。
急な坂を登りつめると一気に視界が開けて駿河湾が見えてきて眼下には国道1号と東海道線が見えてきます。
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その先に進んで行くと待望の富士山が見えてきました。
少し雲に邪魔されていますが合格点をあげられる位の見え具合です。
駿河湾越しには伊豆方面の山々が見えています。先日行った達磨山や沼津アルプスも見えていました。
ここまで来ると展望台までは至ってフラットな道になります。
展望台に付くと眼下に東名高速道路と国1、東海道本線というお決まりの風景が迎えてくれました。
暫くここの絶景を堪能していました。
この景色を身近に楽しむ事ができる幸せを感じました。
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ここからは由比に向かって峠を下って行きます。
暫くは正面に富士山を見ながらみかん畑の中を行きます。ここも風景を見ながらゆっくり歩いて行きました。
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下りきった所に倉沢の集落があります。ここは東海道の間の宿で当時は茶店等が置かれていました。
前回はゆっくりせずに歩いて行ってしまいましたが、今度は道中をゆっくり歩いて行きたいと思います。
倉沢の一里塚の向いに「望嶽亭 藤屋」があります。
ここは脇本陣、茶亭として賑わった所ですが、有名なのは山岡鉄舟が官軍に追われた時に漁師に変装させて脱出させたという場所です。
ここのご主人にゆっくり説明して頂きました。
山岡鉄舟が持っていたフランス製のピストルも展示してありましたし、官軍が剣で刺した跡が残る戸もありました。
鉄舟が逃げる時に降りた隠し階段も実際に降りて見せてくれました。色々な貴重な物を説明していただきました。ご主人どうもありがとうございました。
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この倉沢集落は他にも「あかりの博物館」や「名主のやかた 小池邸」等がありなかなか楽しめます。
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由比駅方面に向かっていくと旧1号線に合流し、歩道橋で渡ると由比駅がすぐです。
由比駅から蒲原方面にかけて旧東海道は由比桜えび通りという名前が付いています。確かに由比と言えば桜えびですからね。
桜えびが取れるようになったのは歴史的には意外と浅く、明治27年偶然に獲れたのが桜えびだったという事です。
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歩いてすぐの所にある由比漁港に「浜のかきあげ屋」に行ってお昼を食べました。
ここは由比港漁業協同組合がやっています。お手頃価格で桜えびのかき揚げやシラス丼を楽しめます。
今日はスタンダードに桜えびかき揚げ丼とみそ汁にしました。
桜えびの風味が有り難かったです。
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さて、この後は蒲原方面に歩いて行きます。
前回本陣公園で広重博物館を見ましたので今回は入りませんでした。
本陣公園の向かいには「正雪紺屋」があります。由比正雪の生家といわれています。
中には入りませんでしたが由比は歴史にまつわる物が多く、色々な場面に遭遇できます。
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前回の東海道ウォークでは気づかなかったスポットをもう一度復習する旅もいいですね。