コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

福岡の旅第2日目(7月26日)、門司港から福岡へ

2024-07-31 21:33:42 | 旅行
2日目の朝を迎えました。
部屋から見える関門海峡は穏やかに見えました。しかしテレビの天気予報は今日も猛暑の予報を伝えていました。
朝食はバイキングを楽しみましたが、どうもバイキングって余計に食べてしまうようです。奥ゆかしくないですね。
でもその場で作ってくれるデザート美味しかったです。

朝起きて外を見ますと、関門橋が見えます。良いロケーションですね。


朝食を食べてしばし休憩して出発。プレミアホテル門司港さんありがとうございました。ゆっくり過ごせました。

まずはホテルの真ん前にあります旧大阪商船を見てみます。

港のターミナルとして行き交った大阪商船門司支店の建物です。赤煉瓦のモダンな建物がエキゾチックですね。

次にちょっと離れたところにある「門司電気通信レトロ館」に向かいます。

途中の公園にMOJIKOの文字が浮かび上がっています。


門司電気通信レトロ館。
「北九州ルネッサンス構想」(門司港レトロめぐり海峡めぐり推進事業)に調和した文化的建造物です。
電信電話に関する資料が展示されています。かなり昔の電話からコヤチンが知っている時代の電話等興味ある展示内容でした。

もう一度門司港レトロのメインに戻ってきました。

大連友好記念館。


旧門司税関
明治45年建設から昭和初期まで使用されていました。密輸の手口なども展示されていました。

そして跳ね橋「ブルーウイングもじ」が開く時間になりましたので見ていました。





お見事!!


バナナマンと言うらしいです。


門司区のゆるキャラ「じーも」くんです。


旧大連航路上屋


海峡ミュージアム

かつての門司の町を復元してあります。
これで急ぎ足ではありますが一応門司港レトロの見学は終了します。まだ見たい場所や詳しく見たい所もありましたが、後ろ髪を引かれる思いで福岡に向かいます。

さて時刻を見ますと小倉に出て、乗ってみたかった青いソニックにギリギリで乗れそうでしたのでちょっと急いで行きました。

小森江駅付近から「ニッカウヰスキー門司工場倉庫」が見えました。

小倉駅に着いてから乗り換え時間3分でソニックに乗り換えます。ホームの自由席特急券自販機で慌てて特急券を買いました。
でも何とか間に合って良かったです。

戸畑駅から「若戸大橋」が見えました。


ブラインドにもありますがシートのヘッドレストが変ったデザインになっています。ミッキーマウスの耳みたいな感じです。


博多駅到着の特急「ソニック」隣に特急「MIDORI」が並んでいました。


遂に博多駅を見る事ができました。正面の大時計が印象的です。
朝予定以上に食べてしまいましたのでお昼は軽くそばを食べました。
そして博多名物の明太子を買って配送の手続きをしておきました。

博多駅でこれからお世話になりますHさんと合流。かなりご無沙汰しておりました。よろしくお願いします。

コヤチンの我が儘で「筥崎宮」に寄ってもらいました。
三大八幡宮のひとつと言われています。(宇佐神宮:大分、石清水八幡宮:京都、そしてこちらの筥崎宮または鶴岡八幡宮:神奈川と言われています。)

一之鳥居:国指定重要文化財


楼門:国指定重要文化財


本殿拝殿:国指定重要文化財

鎌倉中期、蒙古(もうこ)襲来(元寇)のおり、俗に云う神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから、厄除・勝運の神としても有名です。
境内にはソフトバンクホークスやアビスパ福岡の戦勝祈願の大きな絵馬が飾られていました。
コヤチンはどうしてもエスパルスのJ2優勝と今後の戦勝をお願いしてきました。

この後志賀島に連れて行ってもらいました。
志賀島というと日本史の教科書には必ず載っている倭奴国王印の金印が発掘されたところという知識しかありませんでした。
志賀島と九州本土は「海の中道」と呼ばれる陸繋砂州を通って行きます。

先ずは「志賀海神社」に行きました。「海神の総本社」「龍の都」と称えられてきました。



社殿


参道から振向くと福岡市街そして福岡ドームも見えました。

この後グルッと島を回って玄界灘と博多湾の景色を堪能しましたが、地理的感覚がありませんので地図を見ながら回れば良かったです。

金印公園:ここで金印が発見された場所です。



金印のモニュメントもありました。

この後は海鮮料理を頂きました。

いけすに透き通ったイカが泳いでいました。


このイカお刺身で頂きました。
一口食べて何とも言い表せない「旨い!!!!!!!!!!!!!」としか言えませんでした。
新鮮ですのでコリコリ感はあるのですがそれ以上に甘さも感じます。部位によって味が異なるのも面白かったです。
感動の一品です。
そしてHさんのご主人は運転手のためコヤチンだけキンキンに冷えた生ビールを頂きました。申し訳ありませんでしたが遠慮無く頂きました。


こちらの料理もかなりレベル高いです。
美味しい料理を頂きながら昔話に花を咲かせていました。お店の方の配慮で長い時間ここでお話しすることを許して頂きました。ありがとうございました。

福岡市内のHさんのお宅に向かいました。
福岡の夜景を見ながら、「やっぱり福岡って大都市なんだな」って再認識しました。

これで2日目の行程が終わりました。
今日も暑い日でしたが、博多に着いてからは車で移動しましたので昨日の酷暑の中の歩行移動を考えますとだいぶ楽でした。
Hさんあと2日お世話になります。

福岡の旅第1日目(7月25日)その2

2024-07-30 20:23:41 | 旅行
7月25日の続きにまいります。
関門トンネルを抜けて下関に渡った所から続きです。
地上に出たところはみもすそ川公園になっています。
関門海峡に向けたいくつかの大砲が並んでいます。

壇ノ浦砲台跡、幕末には、攘夷戦とも呼ばれる下関戦争で長州藩の砲台が設置されました。レプリカの大砲が並んでいます。


源平合戦最後の合戦地壇ノ浦の戦いは1185年ここで終結しました。


平家の敗戦を覚悟した二位の尼は、わずか8歳の安徳天皇を抱き壇之浦の海へ入水しました。


関門橋の下を通って西に向かいます。
この次に行く「赤間神宮」はそれ程遠くないのですが、この暑さで辛い行程となります。


赤間神宮到着。

わずか8歳で関門海峡に人水された平清盛の孫である安徳天皇を把っています。水天門は鮮やかな竜宮造りで「海の中にも都はある」という二位の尼の願いを映したものといわれます。

拝殿

小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の芳一堂

水天門の後ろから関門海峡を望む事ができます。

赤間神宮から直ぐの所に日清戦争の講和会議が行われた日清講和記念館があります。

中には当時の資料が収められていました。

道路を渡った所に有名な「唐戸市場」があります。



中に大きなふぐの置物がありました。
ここで妻は体力の限界に達したので休憩に入りました。唐戸市場の中の会議室に座るスペースがありましたのでそこで休憩にします。後から聞きましたら片付けに来た方がいらっしゃったようですが寛大な処置でそのまま座って休ませて頂いたようです。ありがとうございました。

この後はコヤチンの単独行動になります。
道路を渡った所にある「亀山八幡宮」に行きました。
「関の氏神」よばれ市内一円に氏子をもつ神社です。


世界一のふくの像



境内に風鈴が飾られていました。少しでも涼しさを運んで頂けました。しかしまだまだ暑い。


拝殿。

暑いので詳しく見ていません。
妻からの宿題の御朱印を頂きました。

旧英国領事館、国指定重要文化財です。
領事館として使用する目的で建てられた建物としてはわが国現存最古のもので、明治39年(1906)の建築です。明治期の領事館の様子を窺い知ることのできる貴重な建造物です。


旧秋田商会ビル。
秋田寅之介により明治38(1905)年に設立された秋田商会は、日清・日露戦争時に大きく飛躍を遂げた総合商社です。


南部郵便局
現存最古の郵便局舎として今なお現役で使われているのが下関南部町郵便局庁舎です。


山口銀行旧本店
山口銀行旧本店は、建築家長野宇平治の設計監督により1920年に三井銀行下関支店として建設されました。


詳しく見たかったのですがゆっくり散策もできずにサラッと見て終わりました。
この後は唐戸市場に戻って妻を迎えに行きました。

ここから関門連絡船で門司港に戻ります。

この船に乗船します。
せっかくですので海峡の景色を堪能したいので屋外の席にしました。
出港してかなり飛沫が飛んできます。かなり塩をかぶりました。


海峡目線で関門橋を真横から捉える事ができました。


5分間の船旅でした。間もなく門司港到着、再び九州上陸しました。

ここでホテルに向かっても良いのですが明日訪問予定の「九州鉄道記念館」を先にまわっておくと明日が楽になるので入場しました。


いきなりSLがお出迎えしてくれます。

キュウロクと呼ばれる名機です。


C59.


EF10


特急「にちりん」、このタイプの電車は乗車しました。


電車寝台「月光」、中が改造されていましたが電車寝台の構造が分りました


憧れの特急「さくら」、ブルートレインは憧れの的でした


ED721、九州初の交流電気機関車


キハ07、戦前の機械式気動車、重要文化財に指定されました


本館、1891年旧九州鉄道会社の本社として建てられました。
様々な展示物がありました。

駅弁を売る姿が展示されています。そう言えばホームで駅弁売り無くなりましたね。


畳のシート、時代を感じます。


ヘッドマーク、かつての栄光が蘇ってきます。


入口に前面だけの車両展示、手前の関門トンネル用のステンレス車懐かしい。


外に出たところに旧駅名標。

さて今日の行程を済ませました。やっとホテルに向かいました。
今日の宿泊はプレミアホテル門司港です。


部屋に入ってやっとホッとしました。
夕食はステーキハウスを予約してありました。ちょっと気合い入れてオプションで肉質を上げました。



食事を終えるとロビーの窓越に夕陽が落ちていくところでした。


部屋に戻ってもう一度夕陽が見られるかと思いましたがちょっと遅かったですね。


部屋からも関門橋が望めます。

夕食を摂って落ち着いたところで、妻と夜のデートに出ました。

ガス灯がレトロ感を醸し出していました。

お土産店は軒並み閉店してしまいましたのでライトアップされた建物だけが浮かび上がっていました。
門司港レトロ展望台から夜景を見る事にします。この建物展望台の下はマンションになっています。黒川紀章の設計です。

関門橋もライトが付いています


対岸の下関の夜景も望めます。


門司港駅方面


暫く夜景を観賞して降りてきました。


もう一度門司港駅に行きましたがこちらもライトアップされて神秘的雰囲気です


部屋に戻ってもう一度海峡を見ました。

あー、酷暑の中よく歩いた!!
コヤチンも疲労の限界に達しました。

福岡の旅第1日目その1

2024-07-29 23:33:30 | 旅行
昨日までの福岡旅行、ダイジェスト版でお伝えしましたが少し詳しく振り返ってみたいと思います。
尚、短い間に盛りだくさんに回ってきましたので何日かに分けてお伝えします。
先ずは第1日目門司港到着から関門海峡踏破までです。
小倉駅に「さくら545号」で到着、いよいよ九州上陸です。

さくらの乗り心地は抜群です。


小倉から在来線に乗り換え憧れの門司港に向かいます。


門司港駅到着、降り立った瞬間からレトロ感満載です。


ホームの電球にも哀愁を感じます。


0キロポスト碑、鹿児島本線の始まりを示します。腕木式信号機も懐かしさを感じます。


エントランスの照明


出札口、今は使われていませんが往時を偲ばせてくれます。


かつて関門トンネルが無かった頃連絡船乗り場に通ずる地下道の入口。


二階の貴賓室に通ずる階段。


貴賓室。
駅構内を巡っていて外に出るのが遅くなりましたが、ようやく重要文化財の駅舎を見てみます。

いよいよ今回の旅が本格的に始まります。


バナナのたたき売り発祥の地の碑があります。
門司港でのバナナの叩き売りのルーツは、台湾から輸入途中のバナナで黄色くなって痛みそうなものを早く売るために門司港で競りという形でバナナを叩き売りを始めたのが始まりです。


駅前の道路を挟んで日本郵船ビル


こちらも国指定重要文化財の「旧門司三井倶楽部」、あのアインシュタインも宿泊しました。


旧JR九州本社ビル。
駅前を見回しただけでもワクワクしてきました。
今日の行程は門司港レトロめぐりは明日する事にして今日は関門トンネルを経て下関をまわりたいと思います。
その前に腹ごしらえをしていきます。
門司港の随所に「焼きカレー」の看板を見る事ができます。焼きカレーも食べたいのですが「門司港プリン」も食べたかったので両方いっぺんに食べる事ができる「ミルクホール」さんに入りました。

焼きカレーを食べました。洋食文化がいち早く発達したことから、焼きカレーなどのハイカラメニューが誕生して手軽に作ることができたため、家庭料理としても広まっていったということです。


門司港プリン、少し堅めのプリンです。でも食べて何か懐かしい感じがしました。

この後はめかり第2展望台経由で和布刈神社そして関門トンネルというコースです。
暑さがハンパないので人力で山どころか丘も登れそうにありませんのでタクシーを使います。
門司港駅から乗りました。少し門司港の事とか教えてくれました。この旅行で初めてふれあう方言で話してくれました。

めかり第2展望台からの風景。よく写真で見ますが実際見ると気持ちよく関門海峡を見渡せました。
眼下に関門橋が青空に映えていました。


武蔵VS小次郎の決闘地「巌流島」方面


小倉方面


門司港レトロ方面


源平「壇ノ浦の戦い」絵巻の壁画。

暫く景色に見とれていましたが再びタクシーで和布刈神社を目指します。
山を下ったところで到着、関門橋の真下でした。


和布刈神社参拝します。

仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の妃、神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓出兵の折にこの地に立ち寄られて、その時お世話になった神様にお礼の意味で神社を創立して祀られました。「和布刈」とは「ワカメを刈る」という意味で、毎年旧暦元旦に神職の方3名がそれぞれ松明・手桶・鎌を持って海に入り、海岸でワカメを刈り採って、神前に供える「和布刈神事」が行われます。


海中灯籠も関門海峡を見つめています。


和布刈神社本殿。
この旅の安全を祈願して先に進みます。

神社の直ぐ側に関門トンネル人道口があります。



ここから780mのトンネルを歩きます。トンネルですので実感が湧きませんが海底を歩くと考えると不思議な気持ちになりますね。


ここが福岡県・山口県の県境。皆さん記念撮影していました。
県境を跨いで今度は山口県を歩きます。


下関側到着。
この続きは明日にしたいと思います。
しかし今日の暑さ尋常じゃ無いです。体力がかなり奪われてしまいます。
同行の妻もかなり疲れの色が見えてきました。

福岡旅行から帰って来ました。

2024-07-28 22:51:47 | 旅行
福岡旅行4日目は特に行くところは無く、Hさんの家で息子さん家族と娘さんを交えて昔話や近況について話に花を咲かせていました。
コヤチンにとっても妻や息子達にとっても名古屋にいた頃は思い出深い時代でしたので、一気に二十数年間が短絡したような気がしました。
皆さん元気で再会できた事が嬉しかったです。
昼食を摂った後いよいよ福岡を離れるために博多駅まで送ってもらいました。

Hさんにはお世話になりっぱなしで感謝の言葉もありませんでした。
またお会いしたいですね。
ありがとうございました。

数々の思い出をかみしめながら14時36分発の「のぞみ38号」で帰宅の途につきました。
名古屋で「こだま744号」に乗り換えて浜松に18時53分着、ここで現実の世界に引き戻されたような気がしました。

JR東海の新しいチャイムの曲UAさんの「会いに行こう」を地で行くような旅になったと思います。
また新たな再会を願って前を向いて行きたいと思います。



福岡旅行三日目

2024-07-27 20:49:51 | 旅行
福岡の旅も三日目となりました。
三日連続暑さとの戦いとなりました。
今日は福岡から水郷の柳川に行きました。川下りで癒された後名物の鰻せいろを食して満足。
柳川の町を巡った後、太宰府天満宮と太宰府政庁跡も巡って来ました。

今日はHさんの運転でこの行程を行きましたので大変楽をさせていただきました。
暑い中ありがとうございました。

川下りの船頭さん。ユーモア溢れる語り口と、方言を交え歌まで披露してくれました。
ここの川下りはエンジンを使わずに竿だけで舟を操っていました。ご高齢なのに元気に案内していただきました。


名物のうなぎのせいろ蒸しいただきました。
感動の味です。


太宰府天満宮、現在本殿改修中ですので、仮本殿での参拝です。ある意味貴重な風景かもしれませんね。


太宰府政庁跡。礎石しか残っていませんが往時を偲ぶ事ができました。