コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

三河の小京都、西尾(愛知県)。

2015-08-22 17:08:08 | タウンウォーク
今日は三河の小京都と言われている西尾をさまよっていました。
今日も実家に行った妻に車で名鉄美合駅まで送ってもらいました。西尾まで電車で行った事が無かったので、新安城で乗り換えて名鉄西尾線は初乗です。
新安城から10個目の駅が西尾です。

高架された駅に降り立ち、観光案内所で地図付のパンフレットをもらって出発です。

西口から歩きますが工事中でしたので、東口の写真を掲載します。

 駅前にこんなモニュメントがあります。各所に色々な顔のモニュメントが現れます。

駅前の道を渡ってさらに進むと小さな川が流れています。みどり川という川ですが、川沿いに桜が植えてあります。春は桜を見ながらの散策ができます。
 
みどり川です。散策路に整備されています。

この川を北にさかのぼって行くと伊文神社に着きます。西尾城下の鬼門の方向にあたり天王門の脇を固める神社です。西尾の郷社で城主をはじめ一般の町民の信仰も厚かったようです。


今度は西に向かって歩いて行きます。散策マップはなかなか分かりにくいので苦労します。
妙満寺という古刹に着きます。
永禄8年(1565年)創立、西尾城主本多俊次の乳母の信仰が厚く参拝の便をはかって伊文天王下に移し万治2年(1659年)当時の城主増山正利がこの寺を菩提寺に定め境内の狭い事もあって現在地に移したという事です。


そこをまた西に行って盛巌寺は西尾藩主大給松平乗全とその妻の墓が残っています。
 盛巌寺。小京都ですので寺が多いです。

今度は南に向かい城跡の歴史公園を目指します。
 瓦が立派な建物がありました。

 ここでも案内のモニュメントがあります。今度はオジサン。大手門址です。

そこを進むと西尾市歴史公園に着きます。
江戸時代に西尾藩六万石の城であった西尾城は、鎌倉時代初期に足利義氏が築城した西条城が始まりと伝えられます。
二の丸の表門である鍮石門から入ります。
 鍮石門(ちゅうじゃくもん)

その先に旧近衛邸があります。
摂家筆頭であった近衛家の邸宅の一部を移築したものです。この建物は、江戸時代後期に島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだことが縁で島津家によって建てられたもので、書院と茶室からなっています。


 庭は枯山水の庭です。

 
内部は公開されています。無料で入れますしエアコンが効いていて気持ち良かったです。


本丸丑寅櫓です。登ってみましょう。

 
西尾市街が見渡せます。

下にある歴史資料館も覗いてきました。企画展で古時計が展示されていました。

尚古荘おいう庭園が近くにあります。昭和初期に米穀商・岩崎明三郎によってつくられた京風庭園で、西尾城東の丸の遺構を生かして作庭されています。


 
ちょっとこの価値観分かりませんでした。

さて、このタウンウォークも最終コーナーになってきました。
 康全寺というお寺の前い出ました。門が立派でした。

7月に大名行列が行われる肴町通りを歩いて路地を右に入るとタイムスリップしたかのような路地に入ります。順海町の路地というそうです。
今日初めて風情のある風景に出合いました。

この風景本日一番癒されました。

この後は西尾駅に戻りました。
帰りは未乗の蒲郡までの名鉄蒲郡線で蒲郡に出てJRで浜松に帰りました。

今日の小京都巡りですが、メジャーな小京都ではないので知らないところが多かったですが一度も歩いた事が無い西尾を歩いてみて最後の順海町の路地なんかは人に教えたいような風景でした。
小京都と言われている町はかなりあります。
できるだけ歩いて廻ってみたいですね。