般若心経

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般若心経

2018-05-31 | Weblog
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 「トコトンやさしい地質の本」(日刊工業新聞社)





 産業技術総合研究所地質調査総合センターの研究者の方々によるお話しです。
岩石の多様性、海洋プレート、大陸プレート、日本列島の成り立ちと地質、活断層、日本の鉱床と鉱物資源などMa単位(百万年単位)での話です。
単に百万年前とか聞くとちょっと想像がつきにくいですが、本を読みながら何百万年前という話を聞くとなぜか身近な話に想えます。

コラムから
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 地表に露出した地質を調べて過去の鉱床生成過程を研究し、現在進行中の海底資源の探査・研究に活かす。一見、過去を探る地質学と現在の資源開発とは繋がらないように感じるかもしれませんが、今を理解するためには過去を記録した地質に学ばなければならない。「温故知新」とは、まさに地質学の研究姿勢そのものといえます。現在も過去も、陸上も海底も、地上も地下も、全部をひっくるめて自然から学ぶ。多様な専門分野からなる地質学は、その多様性こそが最も重要な特質だといえるでしょう。
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地質調査総合センターのホームページです。
https://www.gsj.jp/

この中に「シームレス地質図」があります。
日本全国の地質が分かります。
地図の中心を調べたい位置に移動させれば、その地質が表示されます。
因みに私の住んでいる場所は
「後期白亜紀(K2)の珪長質深成岩類(新期領家花崗岩類)
約1億年前~6500万年前にマグマが地下の深いところで冷えて固まった花崗岩質の深成岩(新期領家)」ということでした。