虎に翼
NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」が終わりました。
日本初の女性弁護士、後に裁判官となった三淵嘉子さんがモデルの実話に基づくドラマです。
物語の主人公は猪爪寅子(いのつめともこ)
明律大学穂高先生、女子部の山田よねをはじめとする多くの同級生
寅子の家族
最高裁長官となった桂場など
みな個性あふれる配役でした。
物資のない戦後、やみ食料を拒否して亡くなった裁判官の話
原爆投下が国際法に違反するかどうかが争われた原爆裁判、本物の判決文がドラマの中で読み上げられました。
小さな法律事務所が最高裁判例を覆した尊属殺人の違憲判決
ドラマは「クローズアップ現代」で取り上げられ、「みみより解説」ではドラマの製作にも関わったNHK解説委員が7回にわたり解説を行いました。今までの朝ドラでは見られなかったことです。
見ごたえのあるドラマでした。
日本国憲法第十四条
すべて国民は、法の下に平等であって、
人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、
政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
(ドラマに登場した弁護士事務所の壁に大きく書かれていました)