般若心経

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2020-10-13 | Weblog
 包丁研ぎ器交換

 私の父親が被服関係の仕事をしていましたので、家には鋏や裁断鑿を研ぐための砥石がたくさんありました。子どものころからその砥石を使って包丁を研ぐのは私の役目で、いつもよく切れるようになったと褒められていましたので、喜んで研ぎを引き受けていました。
そういうわけで長い間、包丁は砥石で研いでいましたが、二十数年前にデパートの実演販売で売っていた包丁研ぎ器を買いました。



これは中に小さなふたつの丸い砥石が入っていて、この間に刃を入れて数度こするだけです。包丁をこの研ぎ器を通すと、販売員さんの手に持った紙がすっと髭のように切れ、トマトがこれ以上薄くは切れまいと思えるほど薄く切れるのを見て手が出ました。
 この研ぎ器は、その後ずっと砥石に代わっていました。
その研ぎ器が最近急にその機能を果たさなくなったようで、リンゴの皮さえ力を入れなければならないようになりました。
砥石で研げばいいのですが、使い慣れれば研ぎ器の方がはるかに便利です。
ホームセンターに行くと同じメーカの研ぎ器があり、買ってきました。
台所の便利グッズのひとつです。



 今ではよく切れる鋏は百円ショップで買うことができまし、ナイフは折れ刃カッターが便利で、砥石は草刈り鎌専用になっています。