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1994年の北海道ツーリングを思い出してみる。その7

2016年08月18日 | バイク

1994年8月20日。

浜頓別ユースホステルで朝を迎えました。

雨は前日の夕方には止んだものの、いつまた降り出してもおかしくない様な雲行きでした。

前日に、近くの「モケウニ沼」の見物を進められたので、国道238号線を走ったのですが、看板等が無かったので、見つけられずスルーしてしまいました。

この時は、エサヌカ線の存在を知らなかったので、ずっと国道で宗谷岬まで行ってしまいました。

でも、1994年にエサヌカ線って有ったんでしょうか?当時の地図も失くしてしまった私は、それを調べる事もできません。

宗谷岬に着いた時には、もうカッパを来ていたのを覚えています。

今と違って、岬の駐車場には数十台のバイクが止まっていました。

私たちは岬の最北端のモニュメントで写真を撮って、ノシャップ岬に向かいました。

宗谷丘陵の存在も知らなかったので、ずっと海岸線を走ってしまいました。

当時のノシャップ岬はすごく素朴なところで、イルカのモニュメントがさびしげに佇んでいました。

2009年に再び訪れた時には、近くに大きな土産物屋ができていて、観光地化されていてびっくりしました。

岬の近くの食堂でウニ丼を食べて、日本海沿いに走りました。

これが有名なオロロンラインだった訳ですが、全線に渡ってどんよりした曇り空で、展望と気分はイマイチだったのを覚えています。

でも、この道では、数えきれないくらいのバイクと擦れ違いました。

今年は22年振りに同じルートを走りましたが、バイクは少なかったですね。

私たちは更に南下し、天塩、羽幌、留萌、増毛を通過して、雄冬のとほの宿に辿り着きました。

「ぼちぼちいこか」という、なぜかコテコテの関西弁の宿です。

今は増毛に移転して営業しています。

確かこの宿に着いたのは3時頃だったので、宿の主人に教えてもらった近くの(と言っても30kmくらい先ですが)海水浴場に行って、ひと泳ぎしました。

この日は、バックパッカーの外国人と、バス旅行中の兄ちゃんと、ツーリングライダーが2人、宿泊してました。

晩飯前に宿の主人の車で、近所の温泉まで連れて行って貰い、夕食はジンギスカンでした。

夕食の後はミーティングが始まり、宿の主人のギター弾き語りなどで盛り上がったのを覚えています。

この宿が結構印象に残ったので、15年後の2009年の北海道ツーリングの時に、また宿泊しました。

夕食の後のミーティングはやっぱり面白かったですね。

続く。

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