そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

成功が約束される選択の法則 ショーン・エイカー著 その3 うわぁ楽勝じゃんと確信する

2017-12-17 20:29:52 | 読書



マラソンで最後の200mになるとランナーたちは俄然加速するのだそうです。
僕はマラソンはないですが、14㎞くらいのレースには出たことがあってゴールが見えた瞬間ダッシュしました。
目の前に報酬があるとわかると、脳はエネルギーを節約したりせず、その場で使い切らせようとするらしいです。(関係ないかもしれませんが、給料日前になるとお金が乏しくなるとか、お米が無くなるとかないですか?なんだか無意識にやってそうです。なんか、いい方法ないでしょうか?)体力系だけでなく、判断力の明晰さや精神の強靭さも増加します。なので、成功が近いと認識するするほど、早くそこに近づけるというのが今日の理屈です。これを使った戦略、テクニックを3つ取り上げます。

1)ゴールを近く感じるようにする。
同じスタンプ10個でコーヒー1杯無料でも、最初にスタンプを2個押しておいて、スタンプ12個でコーヒー1杯無料にした方がゴールまでずっと近いと主観的に認識した。
例えばやることリストを作るときも既にやったこともリストに入れ、チェックしておくと近づいているという実感を得やすい。
(リレーのスタートとか、ボートレースのスタートみたいですね。)

2)的の大きさ(成功の可能性)を拡大する
いくつかのリソースをリストアップし、チャンピオンの瞬間を思い出し、自分の能力をより大きく認識できるようにする。または、より競争相手が少ないと思うと成功の可能性が高いと感じ、やる気が出る。またはホールランバッターはフェンスを近づけてもよい。だいたい70%くらい。

3)ビジョンボードを使う。
条件として、
a)現実的なゴールを設定する。
b)それらが真の意味マーカーに基づいている。
c)近い将来に達成可能である。

成功が約束される選択の法則 ショーン・エイカー著 その4 ノイズ(不要、無益なもの)を消す、減らす

2017-12-17 20:27:30 | 読書

ショーンのTEDを見た時に最初に感じたのはこの人はアカデミック・ディベート(ある主題について肯定側、否定側に分かれ、制限時間内に議論を行うもの。)をやっていたのではないかということでした。理由は抑揚の少ない口調です。
ディベーターたちは一定時間内に出来るだけ多くの情報を詰め込もうとします。必然的に早口になり、文を読む時の抑揚が少なくなります。

僕の感じていた疑問の答えは正解でした。230ページに書いてあります。

ショーンが定義するノイズとなる4つの基準です。

1)その情報によって自分の行動が変化しないもの。
ワイドショーのゴシップとか噂話。

2)今すぐには不要な話。
10年以内に大地震が来るとか、その類い。

3)憶測によるもの。誰かがそう推測していること。
専門家の予想も含む。ニュース番組のコメント。

4)気を散らせるもの。ゴールを目指すのに妨げになるもの。
音、臭い、(無意識のうちに影響することもある。)不要な人間関係。