そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★★ 2019年七月七日 能楽講座 3つの気づき 旧三井家下鴨別邸にて

2019-07-16 22:47:56 | 学び
ちょっと時間が経ってしまいましたがメモを3点ほど。能の構成には夢幻能というパターンがあります。その点は誰でも入りやすいです。ただ、これだけでは600年も続かなかったでしょう。舞台装置がシンプルで間接的な表現を用いることも特徴的です。月を表現するのではなく、月を見る人を表現する。なので答えは観る人によって違ってくるようにおもいました。

◯ 能の構成にはパターンがある。
上に書いた通りです。夢幻能という構成パターンが存在します。

◯ 余分なものを削いで削いで削いでいくと本質的なものが残る。
シテのカタは省略して省略してとてもシンプルにしたもので余白を残し想像力をかき立てる。

◯ 狂言がたは当時(室町時代)の喋り言葉、能は文語体。

まだ、現物は見たことがないので観たいと思います。

★★ 京都寺町三条のホームズ 12 望月麻衣 著 双葉文庫

2019-07-16 22:15:55 | 読書
一昨年から望月さんの著書を読み始め、去年から京都に通い始め、現在に至っている自分であります。

◯ 「黙っていて仕事が転がり込んでくるわけでもありません。そもそも種をまかなければ、花は咲かないものです。最初こそ地道な活動をしなくてはならないと思うので、とりあえずビラ配りに行こうと思います。」
(最初は地道ですよね。シンギュラリティとかディッピングポイントというのを超えるとドット流れ出します。)

◯ 清貴はにこりと微笑み、『清水三年坂美術館』という看板の前で足を止めた。
(望月さんの著作の人気の秘密はたぶんガイド的なものがさりげなく織り込まれているところでしょうねぇ。)

◯ 「無理やり出した答えでは、良い結果は生まれません。さまざまなことを観て聴いて学び、・・・・・」
(熟成、ダーウィンのスローハンチみたいなものでしょうか。)