僕が樺沢塾に入るきっかけになった本です。
僭越ながら、気になったところを3か所上げます。
1)進行形の出来事は、脳の記憶スペースを占拠するが、完了した出来事は、脳の記憶スペースからきれいサッパリ消去されるということです。・・・・雑念が何度も浮かんでくるのは、「未完了課題」なので脳が緊張状態を維持しているからなのです。・・・雑念を紙に書き出せばいいのです。・・・・・12時半、来々軒。
(ワーキングメモリというやつですね。雑念だらけになるとホワイトアウトしやすいですし、そもそも忘れないためのto do リストではなく ワーキングメモリをより働きやすくするためのto do リスト。)
2) 起床後、2〜3時間が脳の「ゴールデンタイム」です。・・・朝の30分は夜の2時間に匹敵するのです。・・・脳のゴールデンタイムをより長く活かすためには、午前中は余計な情報は入れず、あえて「情報遮断」をするのです。まずは、自分に最も大切な「集中仕事」、その一点に集中すべきです。
(学習者にとっては朝活ですね。僕もまた気持ちが盛り上がってきたらやろうと思います。)
3)場所ニューロンが活性化することによって、海馬全体が活性化し、 記憶力が増強します。「歩きながら勉強すると記憶しやすい」というのは脳科学的に正しいのです。・・・・・海馬が活性化すると、記憶力が高まり、仕事や勉強がはかどるのです。場所ニューロンは、行ったことのない場所に行くほど、活性化します。
(小旅行に行くときに電車の中でノートパソコンを打って実験したので実感済みです。帰ってきても頭がグワングワンいっていたので、場所ニューロンという地味な名前ですが、パワフルです。)
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