はなたびの3日目、旭山動物園へたどり着きました。札幌からETC付レンタカーに乗り高速で約2時間弱ですが、その間クルマも多くないので、「雨もぱらついているし、今日はすいてるかも」と期待したのですが、上野動物園を越える集客がある人気スポットですからそうは問屋が卸しません。
駐車場にはクルマで満杯。やっとすき間を見つける有り様です。
昼過ぎに入園したので「まずは腹ごしらえ!」と、有名な旭川ラーメンならぬ”旭山ラーメン”を全員で頂きました。
どうでもいいことですが、この動物園が有名になりすぎたため、他に観光スポットがない旭川市を、「”旭山動物園市”にしよう」というジョークがささやかれているそうです。ラーメンも「旭山ラーメン」が主流になる日が近いかも知れません。
さて雨が降っていたので、良心的な値段で販売してあるカッパをチビ用に買って探検開始。園内は拡張し続けていますが、それでも上野や近所にある福岡市動物園の規模には及ばないほどコンパクトで、その上傾斜が結構きつくなっています(元々ヤマですから)。
最初に目にするのはペンギン館。海中トンネルの上を彼らが悠々と泳ぎ回り愛嬌を振りまいてくれます。屋外ではすぐ目の前に、ボーっと(本当は高尚なことを考えているかも知れませんが)突っ立っていて、人混みなどは気にならないようです。これくらいは長崎にも「ペンギン水族館」があるので余りビックリしません。
と思いつつ、TVで何度も出てくる、垂直トンネルをくぐり抜けるアザラシを見に隣のアザラシ館へ。設計上、このトンネルを通らないと、アザラシが回遊できないようになっているため、何度も高速で通り抜けてくれます。・・・しかしこの人の多さ(僕らも含め)ですから、身動きとれません(人間が)。それでもチビ1号は水槽に張り付いて離れないほど、とても興味を持ったようです。(つづく)