八月のお盆ですね。
お盆には、先祖の霊が子孫の元に帰ってくると言われますが・・
お盆の頃から急に見かけるようになるトンボは、先祖の霊を背負って
くる「精霊蜻蛉(ショウリョウトンボ)」と呼ばれています。
精霊蜻蛉は、特定のトンボをさす名前ではないそうですが・・
黄色っぽい体に薄い翅で、懐かしそうに同じ所を飛び交う、
この「ウスバキトンボ」を指すことが多いそうです。。
枝先に止まったウスバキトンボを観ると・・
翅がキラキラと陽に虹色に輝いて、とても綺麗です。。
いつもお盆の頃になると姿を現すショウリョウバッタも、
昔から先祖が姿を変えたものと考えられていました。
そのためショウリョウバッタは、「精霊バッタ」と呼ばれ
るようになり、精霊流しの精霊船に似ることからこの名が
ついたと言われています。。
他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をして、体色は
周囲の環境に擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。
茶褐色のショウリョウバッタ。
秋海棠の葉陰から、こちらをジッと見つめるショウリョウバッタ。
あなた様は、帰ってきたご先祖さまでしょうか??
お盆で帰ってきたご先祖さまから見られても・・
恥ずかしくないような生き方をしなくては。。(^_^;)
今日も朝から猛烈な暑さが続いてますが・・
少しでも涼しさを感じていただけるよう、以前大船フラワー
センターで撮ったハスの葉のシャワー を貼っておきます。