今朝のNHK朝ドラ「虎に翼」の中で、お手伝いの稲さんが故郷新潟
の懐かしい方言、「じょんのび~ じょんのび」と言っていたのを
聞いて思わず嬉しくなった。
現在放送中の新潟編では、故郷新潟の懐かしい方言がいろいろ聞ける
ので楽しみにしている、特に地元の杉田弁護士役の高橋克実は新潟の
三条出身なので、ネイティブな新潟弁が楽しめる。
「じょんのび」とは、新潟地方の方言で「ゆっくりする」「のんびり
する」「芯から気持ちが良い」などを意味する言葉です。
「じょんのび」すると言う表現が一番しっくりするのは、風呂などに
入って心身ともに心地よく、ゆったりとくつろいだ気分を表すのに、
ぴったりな言葉だと思う。
子供の頃、来客があると、母はよく”じょんのび”していかっしゃれ~
(ゆっくりとくつろいでいってください)と言っていたのを思い出す。
「じょんのび」の語源は、「寿命が伸びる」という説があるが「のび」
は、おそらく「伸び」か「延び」であり「のびのびする」と同じ意味だ
と思う、「じょん」はよく分からない。
故郷、新潟の方言の中でも「じょんのび」は一番好きな言葉である。
庭のマリーゴールドの花びらを食べるおとぼけ顔のオンブバッタ。
蝉の脱け殻Wとメガネツユクサ。
百日草の花。
コスモス。
残された人生「じょんのび」楽しみながら生きて行きたいものだと想う。。