当地の桜も見ごろを迎えているが、曇りや雨模様の
あいにくのスッキリしない天気が続いている。
桜の咲く頃は空が明るいながらも、うっすら曇って
いることがあります。
このような曇り空の事を、美しく表現したした言葉
が「花曇(はなぐもり)」です。
せっかく見ごろを迎えた桜に、水をさすような花曇
の日は、気分も重くなりがちですが・・
花曇はどこかおぼろで風情を感じさせる言葉で、古来
から古今集などの歌に多く詠まれているそうです。
春は、春雨と言う言葉もあるように、雨の多い季節で
気圧配置が梅雨の頃に似ていて長雨となる場合が多い。
そうしたことから、春の長雨を表す言葉として生まれ
た言葉が「春霖(しゅんりん)」で、柔らかくしとし
と降り続く、春の雨の情感も感じさせる言葉です。
花曇の下、見ごろを迎えた近所の桜。
明るく晴れた青空の下でないと桜も映えず、
やはり、今一つ写欲も湧かない。。
花曇りや春霖も良いけど・・
早くすっきりと晴れ青空が見たいものだ。
ヤマザクラの花を食べに来たタイワンリス。
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