庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

金盞香(きんせんこうばし)

2016-11-18 09:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、立冬の末候(11/17~11/21)は
金盞香(きんせんこうばし)です。

金盞とは、金色の盃を意味し水仙の別名で、水仙が咲き、
良い香りを放つ頃という意味です。

水仙は、その花姿から「金盞銀台」の別名もあり、内側の黄色
い部分を金の杯に、外側の白い花弁を銀の台に見立てて、
縁起の良い花としても喜ばれていたそうです。

庭先で咲く日本水仙。

冷たい風のなかで、かぐわしい香りを漂わせながら、静かに
花を揺らせて咲く白い清楚な姿は、どこか高貴さを感じます。。 

  真中の 小さき黄色のさかずきに 甘き香もれる水仙の花 
                          ~木下利玄~ 


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